2011/12/27    vol.124              http://umareru.jp/
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◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
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皆さま、こんにちは。
映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです。
お元気ですか?

いよいよ、2011年も残すところあと僅か、となりました。


今日はビッグ・ニュースです。



12月25日、映画にご出演いただいた
18トリソミーの虎ちゃんが、3歳になりました(^O^)/ 


仮死状態で産まれ、
1歳になる確率が10%と言われていた虎ちゃん。

正に、正に奇跡です! 


僕たちもバースデー・パーティにお邪魔しましたが、
父虎・母虎ともに「まさか、こんな日がくるとは思わなかった」と、
目に涙を溜めながら、虎ちゃんの誕生を祝っていました。



今年もちっちゃな身体で、
虎ちゃんはいろいろなことを経験しました。


2月には危篤状態になってしまったものの、何とか生還。


9月には杉並区の自主上映会に行き、みんなにご挨拶しました。


10月には、初めて飛行機に乗って沖縄に行き、
初めて海に入りました。



最近は、トレードマークだった鼻のチューブが取れました。


映画をご覧いただいた方はお分かりだと思いますが、
生まれた時から、チューブを通して栄養補給をしていた
虎ちゃんですが、いまでは完全に口からご飯を食べられるように
なり、トレードマークが必要なくなりました。


やっぱり虎ちゃんにとって、チューブはちょっと邪魔な物
だったようで、気分は晴れ晴れ。
チューブをしない事によって体調も壊しにくくなっているようです。



週に一度ですが、幼稚園にも通い始めました。


音楽に合わせて踊ったり、シールを貼ったりと
楽しく過ごしているようですが、あまりにも調子が良いため、
先生から「春頃に週に2日にしませんか?」
と言われ、ビックリ。

今日生きてくれているだけでありがたい、という状態だったのに、
半年先の事を考えられるなんて、、、と母虎の直子さんも感慨深げでした。


虎ちゃん、ますます絶好調です。

今年も虎ちゃんは、声にはならないけれど、強い、強い、
メッセージを周りのみんなに伝えてくれました。
ありがとうー!


また来年、4歳の誕生日を皆で祝いましょう☆



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◆ 目次
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├ 「こんないい映画を見せてくれてありがとう!!」と高校生
├ 文字起こしボランティアさん募集中!
├【お知らせ】首都圏以外での講演会は2012年5月で終了になります
├ あとがき 今年は厳しくも素晴らしい年でした!


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◆ 「こんないい映画を見せてくれてありがとう!!」と高校生
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長野県の高校で映画『うまれる』を上映してくださった
先生から以下のようなメールをいただきました。

許可をいただいてシェアさせていただきます。

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普段、映像を使った授業はほとんど見ていない生徒が多いなか、
ほとんどの生徒が食い入るように見ていました。

難しい場面もあったようですが、関根夫妻のお話や、
出産の場面では涙を流しながら見ている生徒もいました。
終わってから


「こんないい映画を見せてくれてありがとう!!」


と言ってくる生徒が何人もいました。

上映後に書かせた感想からも、


親に感謝や、

自分を大切にしよう


と思った生徒がたくさんいたことがわかりました。
他にも、


「親が離婚して母子家庭で、父親なんて必要ないと思っていたが、
自分の存在は父親がいなくてはならないことを実感し、
月に1度は会うようにしようと思った」


というような、家族観に変化があった生徒もいました。

家庭環境が整わない生徒が多い中、自分の家族に対して
前向きに考えることができるようになった生徒が多かったです。

相手はどうであれ、結婚したい、子どもがほしいという気持ちが
先行しがちな生徒たちに、「お互いに想いあうこと」の大切さが伝わり、
よかったと思います。


妊娠・出産は自分には関係ないと思っていたことが、
4組のご夫婦を見て、男も重要だ!と感じた男子生徒も多かったです。

自分の気持ちを言葉で表すことの苦手な生徒が
感想用紙いっぱいに自分の思いを書いており、感動しました。



本校生徒に足りない、自己肯定感。

これをなんとか感じてほしいと思い、上映会を行いましたが、
想像以上に自分や友だちを大切にしようと感じた生徒がおり、
見せてよかったと思っています。


上映は不安ばかりでしたが、
将来の自分について真剣に考え直す機会を得られたと思います。


生徒と一緒に何度も映画を見て、生徒と一緒に何度も泣いて、
自分も早く結婚して愛する旦那様の子どもがほしいなぁと思いました。
ありがとうございました。


長野県北佐久農業高等学校
矢坂真李亜

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当校の上映は皆さまからの支援金をもとに
実現させていただく事が出来ました。

1人でも多くの子供たちが、
「生まれて来て良かった」と感じてもらえるように、、、
何卒、支援金のご協力をよろしくお願いいたします。


【振込口座】
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三菱東京UFJ銀行
渋谷支店(普)0309235
うまれるパートナーズ有限責任事業組合
未来人育てプロジェクト
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※ クレジットカードのご用意もございます。

★『未来人育てプロジェクト』(学校上映)支援金制度
http://www.umareru.jp/school.html

★ 『未来人育てプロジェクト』(学校上映)の詳細&申込
お子様が通われている学校などに上映のご提案をお願いします。
http://www.umareru.jp/everycinema-3.html

※ ご支援いただいた方は、お名前が分かる限り、
  Facebookやツイッター、メルマガ等でご紹介させていただきます。


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◆ 文字起こしボランティアさん募集中!
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先日行われた、映画『うまれる』監督・豪田トモと、
『ミツバチの羽音と地球の回転』や『六ヶ所村ラプソディー』などの
鎌仲ひとみ監督、ワダタツヤさんとの三者対談の文字起こしを
していただける方を募集されています。

ご興味ある方は以下までメールくださいませ。

ワダタツヤ
love555@milestonedesign.jp


命から原発まで非常に多岐に渡るお話が展開されています☆


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◆【お知らせ】首都圏以外での講演会は2012年5月で終了になります
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ご好評いただいております、監督・豪田トモの講演会ですが、
次回作の製作が本格化してくることもあり、
首都圏以外の場所での上映会に伴う講演会は、
2012年5月までとさせていただく予定です。 


東京、神奈川、埼玉、千葉以外で、上映会に伴う講演会を
ご希望される場合は、2012年4月までに講演会の企画を
していただきますよう何卒よろしくお願いいたします。


但し、2012年5月以降も、上映会+講演会ではなく、
講演会のみ、上映会のみ、のそれぞれ単独での
お申込みは、場所に関わらず、いつでも、受付させていただきます。


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◆ あとがき 今年は厳しくも素晴らしい年でした!
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今年は大震災や原発事故など厳しい局面は多々ありました。

いまでも東北やその他の地域で苦しんでいる方々は
たくさんいらっしゃると思います。

放射能被ばくの結果が出るのは10年後ですから、
全く安心は出来ませんが。。。

改めて、お見舞いを申し上げるとともに、
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げ、
自分たちに出来ることを継続的に取り組んでいきたいと思います。


娘の詩草(しぐさ)の成長を見届けた1年間は、
刺激的で幸福に満ち溢れた2011年でした。

毎年「今年は素晴らしい年だった」と言っていますが(笑)、
震災を除いて、今年もおかげさまで、本当に素晴らしい一年でした。


・映画『うまれる』を、自主上映会を中心に10万人以上の方に
 ご覧いただく事が出来ました。


・学校上映をする事が出来、50校、約2万人の学生・生徒・児童の
 皆さまに映画『うまれる』をご覧いただく事が出来ました。


・被災地無料上映を行い、約10箇所で開催いただく事が出来ました。


・30箇所以上で講演会を開催させていただく事が出来ました。


・児童養護施設や障がい者施設、小児病棟などでのボランティア
 活動からたくさんの事を学ばせていただく事が出来ました。


・父が大勢の方に惜しまれながら、定年退職する事が出来ました。


・詩草が一年間、大きな病気にもかからず、
 健康で楽しい日々を過ごす事が出来ました。


・詩草が初めて立った時、歩いた時、「パパ」と言った時、
 トマト・ジュースを飲んだ時、レモンを食べた時、
 みーんな立ち会う事が出来ました。


これらは皆さまのご支援あっての事です。
本当にありがとうございます!

映画『うまれる』は来年もさらにパワーアップいたしますので、
今後ともよろしくお願いいたします。


良いお年を!


監督・父
豪田トモ


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