2011/12/20    vol.123              http://umareru.jp/
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◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
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皆さま、こんにちは。
映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです。
お元気ですか?


僕は何を隠そう大のサッカー・ファンなんですが、
妻と友人のTさんの尽力もあり、

一昨日のクラブ・ワールドカップ決勝
バルセロナ(スペイン)対サントス(ブラジル)を観に行くという
栄誉に恵まれました。


バルセロナは僕が最も好きなチームで、
実は毎週WOWOWで見ていたので、生で「そこにいる」という事に
ちょっとコーフンしてしまいました。


僕がバルセロナを好きなのは、強いというだけでなく、
「美しく勝つ」という信念を基にチーム作りをしている点。

これは単にヒット作を作るのではなく、
「良質なヒット作を作る」という点で
映画作りの参考にもさせてもらっています。


バルセロナというチームには
そのために以下のような方法論があります。


・努力を怠らないこと
・決して油断しないこと
・才能のある人間を見極めること
・才能のある人間にチャンスを与えてじっくり育てること
・謙虚であること


これらは、僕らの日々の生活にも活かせるし、
映画作りにもつながると思っています。

これからも謙虚にベストを尽くして
映画作りに励んでいきたいと思います。



さて、映画『うまれる』の中で誕生した伴まなかちゃんが、
12月19日、2歳の誕生日を迎えました! 


まなかちゃん、まどかさん、真和さん、
オメデトウございます! 

うんでくれて、うまれてくれて、ありがとう!



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◆ 目次
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├ 2011年11月度・都道府県別鑑賞者数ベスト20【沖縄が2位に!】
├ 『女性を大切にしたい』と語る高校生 沖縄で『うまれる』の上映
├【お知らせ】首都圏以外での講演会は2012年5月で終了になります
├【自主上映会】のご案内
├ あとがき 映画『ヒバクシャ 〜世界の終わりに〜』


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◆ 2011年11月度・都道府県別鑑賞者数ベスト20【沖縄が2位に!】
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先月度締めの
都道府県別の累計入場者数ベスト20が集計されました。

学校上映の盛んな【沖縄県が何と10位から2位に】ジャンプアップ!
【長野県も9位から6位に】順位を上げています。


1東京 (→)
2沖縄 (↑+8)・・・人口では31位
3神奈川 (↓-1)
4愛知 (→)
5大阪 (↓-2)
6長野 (↑+3)・・・人口では16位
7埼玉 (↓-2)
8新潟 (↓-2)
9千葉 (↓-2)
10北海道 (↓-2)
11福岡 (→)
12兵庫 (↑+2)
13岡山 (→)
14京都 (↓-2)
15秋田 (↑+2)・・・人口では37位
16岐阜 (↑+3)
17山形 (↓-2)・・・人口では33位
18三重 (↓-2)
19鹿児島 (↑+1)
20石川 (↓-2)・・・人口では35位


(→)先月と変わらず
(↑)先月からアップ
(↓)先月からダウン


さて、来月はどうなるでしょう〜?


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◆ 『女性を大切にしたい』と語る高校生 沖縄で『うまれる』の上映
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沖縄県での入場者数で先月一気に増えたのは、
未来人育てプロジェクトによる学校上映が増えたことが要因です。

皆さまの支援金をもとに小〜高校まで無料で上映させていただく
という当プロジェクトですが、おかげさまで今のところ、
200万円近くの支援金をいただいております。
(ご応募も多いので赤字ギリギリですが)


そんな沖縄から、映画『うまれる』を上映してくださった先生より、
こんなメールが届きましたのでシェアさせていただきます。
(許可をいただいております)

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LHR時間と総合的な学習の時間を利用して上映会を実施しました。

『本校の生徒は、ちゃんと観てくれるだろうか?』、
『ちゃんと理解してくれるか?』など上映前は不安でしたが、
目立った私語もなく、


ほとんどの生徒が、真面目に映画に見入っている様子でした。


死産を経験した夫婦のシーンではすすり泣く声も聞こえ、
また、終盤の出産シーンも真剣に観ている空気が
会場内にありました。


映画のエンドロールが始まったところで場内から
自然に拍手がわき上がっていました。


翌日に生徒に対して感想とアンケートをとりましたが、
ほとんどの生徒が『うまれる』を観ることができて良かったと
答えており、


自分の親に感謝したい


と答えた生徒も少なくありませんでした。


男子生徒の意見で最も多かったのが、

『女性は強い』
『女性を大切にしたい』

などで、


『もし自分が親になるときは、絶対、立ち会って奥さんをサポートする』


という感想があり、
女子生徒は、


『出産は痛そうだけど、お母さんになって、自分の子どもに逢いたい』


という感想が多く寄せられました。


「昨日、お母さんの誕生日だったから、
"ありがとう"の気持ちで小さいけどケーキを買ってお祝いした」


と報告してきた女子生徒もいました。
学校で上映会ができたことで、
多くの生徒に良い影響を与えることができたと思います。



昨年から、沖縄県内の若者達による排他的行為
(集団レイプ・集団レイプの末の被害者の自殺・集団暴行障害など)が
ニュースで報道され、

現代の子ども達の性や"いのち"に対する意識について
考えさせられることがあり、学校現場でも人権教育という形式で
"いのち"の教育が求められていました。


本当に、すばらしい作品を無料で上映させていただくことができ、
職員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。


沖縄県立豊見城南高等学校
養護教諭: 上原 厚子

鑑賞者: 全校生徒(1〜3)年生計610人および教職員

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1人でも多くの子供たちが、
「生まれて来て良かった」と感じてもらえるように、、、
何卒、支援金のご協力をよろしくお願いいたします。


※ ご支援いただいた方は、お名前が分かる限り、
  Facebookやツイッター、メルマガ等でご紹介させていただきます。


【振込口座】
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三菱東京UFJ銀行
渋谷支店(普)0309235
うまれるパートナーズ有限責任事業組合
未来人育てプロジェクト
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※ クレジットカードのご用意もございます。

★『未来人育てプロジェクト』(学校上映)支援金制度
http://www.umareru.jp/school.html

★ 『未来人育てプロジェクト』(学校上映)の詳細&申込
お子様が通われている学校などに上映のご提案をお願いします。
http://www.umareru.jp/everycinema-3.html



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◆【お知らせ】首都圏以外での講演会は2012年5月で終了になります
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ご好評いただいております、監督・豪田トモの講演会ですが、
次回作の製作が本格化してくることもあり、
首都圏以外の場所での上映会に伴う講演会は、
2012年5月までとさせていただく予定です。 


東京、神奈川、埼玉、千葉以外で、上映会に伴う講演会を
ご希望される場合は、2012年4月までに講演会の企画を
していただきますよう何卒よろしくお願いいたします。


但し、2012年5月以降も、上映会+講演会ではなく、
講演会のみ、上映会のみ、のそれぞれ単独での
お申込みは、場所に関わらず、いつでも、受付させていただきます。



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◆ 【自主上映会】のご案内(12月下旬)
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先週は以下の場所で開催が決定いたしました。
皆さま、ありがとうございます!


神奈川県横浜市(12/01/17)、岩手県山田町(12/01/21)、岩手県盛岡市(12/02/11)
宮城県石巻市(12/02/17)、群馬県渋川市(12/02/17)、大分県中津市(12/02/19) 
兵庫県姫路市(12/02/22)、兵庫県神戸市(12/03/10)、兵庫県加東市(12/03/24)


先週は上映会担当の直器くんの出身地、兵庫県からのお申込を
たくさんいただきました。
ありがとうございます!


赤ちゃんと一緒に観れる上映会は「※ママ」、
無料上映は「※無料」と書かれています。



◆【12/23(金) 10:00〜 福島県いわき市】 ※ ママ ※ 無料
伊藤ゆきえ/0246-65-7442(みそら保育園 伊藤ゆきえまで)/iwakimama@gmail.com


◆【12/23(金) 詳細は主催者まで 岩手県盛岡市】 ※ ママ ※ 無料
主催:あそびma・senka西里 真澄/019-626-1181/
asobi-ma-senka@y4.dion.ne.jp/ボランティアスタッフ募集中


◆【12/23(金) 10:30〜 3回上映 愛知県豊橋市】 ※ ママ
主催:きらきらぼし/http://ameblo.jp/umareruumareru-1223/
及部 富子/0532-26-8484/h7k4it@bma.biglobe.ne.jp


◆【12/25(日) 10:00〜 大阪府大阪市】 ※ ママ
http://www.mammys-creator.com/ivent.html/中山 富士子/
090-5895-9356/info.mail@mammys-creator.com/無料託児あり

※産科医・池川明先生と胎話士・未来見基さんのトークディナーショーあり


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詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。

★上映会スケジュール一覧はコチラ★
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html


★上映会開催ご希望者はコチラから詳細を御確認ください★
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html


★自主上映会を開催した事のない方のために「はじめての上映会」
というページもあります★
http://www.umareru.jp/everycinema-first-time.html


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◆ あとがき 映画『ヒバクシャ 〜世界の終わりに〜』
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先日、『ヒバクシャ 〜世界の終わりに〜』を監督された
鎌仲ひとみさんと対談させていただきました。


鎌仲さんは放射能汚染や原発についてのドキュメンタリー映画を
作られて来た、僕が敬愛している監督さんでしたので、
お話を聞かせていただけたのは非常に光栄でした。


映画『ヒバクシャ』は傑作中の傑作です。


アメリカ軍の空爆で落とされた劣化ウラン弾から出る放射能で
次々と白血病になるイラクの子どもたちの話から始まり、

現在でも放射能被爆で苦しむ広島の方々、

そして核施設からの放射能漏れによって
住人が次々と死んで行くアメリカの田舎町の話。。。

(例によって、「科学的には証明されない」そうですが)



福島原発事故の低濃度汚染の影響によって、
10年後にほぼ確実にやってくるであろう、
大量の白血病、流産、不妊、障害の数々、、、

そして「関係性が認められない」とされるであろう事を考えると、


これはある種、ホラー映画です。


2003年のドキュメンタリー映画ですが、
いま見ても全く褪せるところはなく、逆に原発事故後の
今見ても「手遅れにならない」と思います。

本作と、核再処理工場が建てられた青森県六ヶ所村の人々を中心に、
10年後、もしくは隔世遺伝でやってくる放射能の恐怖を描いた
『六ヶ所村ラプソディー』はDVDになっています。


『ヒバクシャ〜世界の終わりに〜』
http://tinyurl.com/7q9j9q8


『六ヶ所村ラプソディー』
http://tinyurl.com/83jwtfu


購入すると4,000円弱ですが、
これを観た事でもしかしたら命が助かるかもしれないと思うと、
激安だと思います。


昨年公開された最新作『ミツバチの羽音と地球の回転』は、
環境大国スウェーデンの人々の暮らしから
日本が歩むべき道を示しており、
こちらは全国で自主上映会が開催されています。

http://888earth.net/top.html


スタイルは映画『うまれる』と全く異なりますが、
命の尊さ、命を守る、というメッセージには、
共通点が多々あるのかなと思います。


未来人のためにも、ぜひ見ていただき、
そして行動していただけると嬉しいです。



また、鎌仲監督と僕、当対談の主催であり、
映画『うまれる』のアドバイザーにもなっていただいている
ワダタツヤさんとの三者対談は、インタビュー・サイト
「スピリチュアル・ボイジャーズ」に近々、音声のみ掲載されるようです。
http://www.spiritualvoyagers.jp/


ただ、非常に内容が濃く、ぜひ文字でもアップしたいという意向を
ワダさんがお持ちで、このインタビューの文字起こしをしていただける
ボランティアさんを募集されています。

ご興味ある方は以下までメールくださいませ。

ワダタツヤ
love555@milestonedesign.jp


命から原発まで非常に多岐に渡るお話が展開されています☆



監督・父
豪田トモ


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