2009/11/29     vol.028              http://umareru.jp/
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◆◇◆◇出産ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◇◆◇◆
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お願いいたします。ありがとうございます。
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こんにちは!

映画「うまれる」の企画・監督を
担当させていただいている豪田トモです。



昨日、NHKの「おはよう日本」で映画「うまれる」が
10分ほど、紹介されました!

公開が一年も先の映画をご紹介いただけるなんて、
本当にありがたいです。

僕は忙しさと照れくささで、ほとんど誰にも知らせて
いなかったのですが、ブログを見た母親は、親戚一同、友人・知人、
たくさんの方たちに「見てみて〜」と触れ回っていたようです(笑)。


そんな母から今日、久々に電話がかかってきました。

僕と似てシャイな母は(“僕が母に似ている”んだよな、うん)、
実は嬉しかったようですが、そんな事はストレートに言わず、


「みんな、感動した〜って言ってたわよ〜!」
「自慢の息子さんね〜なんて言われたわ〜」


と、あくまで「他の人が言っていた」的に話していました(笑)。


僕にとって、とても意外だったのが、

「すっごく優しい眼をしてるって言ってたわよー」

という言葉。


えー、、、優しい眼??
そんなわけないじゃん!?!?


だって、小さい頃から「親から愛されていない」と
勘違いしていた僕は、思春期になるとちょっぴりグレて、
目つきは鋭くなり、いつも

「ガンを飛ばしている」

ような奴だったんです(笑)。


学校に行く満員電車で、会社員のおじさまたちとは、
よ〜く喧嘩してましたし、体育の授業でも、ラグビーでタックル
してきた同級生に、ムカついて殴っちゃったりしていたんです。

大学を出てからは映画の道に進みたかったけど

「俺にそんな才能なんてあるわけないや」

と思って、会社員になったものの、

「自分が何をしたいのか」
「自分は何のために生きているのか」

が分からなくなって、

当時の上司に

「お前の眼は死んだマグロみたいだ」

なんて言われた事もありました。


そんな僕が

「優しい眼をしている」

なんて、、、、


お世辞だとは思いますが、そんな事を
言っていただけるなんて、思ってもみなかった。


そんな事を考えていたら、何だか目頭が熱くなってしまって、
涙がポロポロでてきた。


目つきが悪かった頃は精神的にすごく辛かったけど、
今は、自分のやりたい事に人生を賭けられていて、
素敵な仲間に囲まれ、親とも良い関係を築けるようになり、
挙げ句の果てには「優しい眼をしている」なんて
言ってくれる人がいるなんて。。。

僕は本当に幸せ者です。

これからも毎日を真摯に生きて、ずっと幸せ者で
ありたいと、心から思いました。


来年の公開に向けて、がんばります。

お母さん、お父さん、生んでくれて本当にありがとう!



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■制作の現場から[Part.28:「うまれる」は十人十色]
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さて、以前からお話させていただいていますが、私たちは、
「うまれる」を広く捉えたいと考えています。

奇跡的に精子と卵子が出逢ってトツキトウカを経て、
オギャー、と産まれてくる命もあるし、流産や死産という形で
短い命を全うする赤ちゃんたちもいます。

大人になってからも、自分が何者なのか、どこに向かっているのか
こたえが見つからず、自分探しの旅はずっと続きます。


この「うまれる」ということに関する考え方をテレビで紹介して
いただいたこともあり、この2日間で、応援のメッセージや
体験談をたくさんいただきました。

ボランティアスタッフのご応募もたくさんいただき、
スタッフ一同、とても、感謝しています!


素敵なメッセージや考えさせられるものが
たくさんありますので、いくつかご紹介します!

※ プライバシーの関係上、文章を変更している部分があります。

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◆ ボランティアスタッフに応募してくださった方◆
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別居から離婚して5年、2人の子供は僕が引き取りました。
子供と田舎に残したお袋がいるので、彼らを食べさせるためだけに、
今まで生きてきました。いつも、どうやって死んでいけばいいのか
ばかりを考え、いつ死んでもいいのに、と思ってきました。

でも、今朝のNHKの番組を見て、この映画のボランティアを通して
自分にできる事があるなら、もう一度自分は何故生まれてきたのか、
がわかるような気がしました。

僕に出来る事があるならお手伝いをさせて下さい。
(40代、男性)
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現在、父子家庭は、全国で20万世帯あるそうです。
“児童扶養手当”は、母子家庭にしか支給されず、父子家庭には
提供されない厳しい現実があるのが事実。

パパがいつでも笑っていられるように、「うまれる」も
お手伝いできれば、と思います。

★ ボランティアスタッフ募集
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/80hv60z02fo69ok3vx


※ アドバイザリーボードにも入っていただいている、安藤哲也さんが
 代表をつとめる、ファザーリングジャパンが運営している
「フレンチトースト基金」はそんなシングルパパを
 応援するための基金です。

★フレンチトースト基金
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/80hv70z02fo69ok3vx

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◆ 体験談より◆
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初めてこの映画の存在を知りました。
いろんな悩みを抱えた人が居て、無事出産できることがどんなに
奇跡的なことか、子供が生まれるということがどんなにすばらしいことか
改めて思い知りました。

私も現在妊娠6ヶ月です。
二人目の子供で、待望の男の子です。
その子の出産を待たず、つい先日、主人は交通事故で亡くなって
しまいました。主人がバイクで走っていた道路に、強引に交差点から
入ってきた車が居たのです。

(中略)

息子の存在は私の生きる希望です。
子供2人がいるから、泣き崩れずに、前を向いて生きることができます。
亡くなる命もあれば、生まれる命もある。
そのことに、本当に救われる思いです。
どんなに私と主人が、息子が生まれるのを楽しみにしていたか、
子供が生まれたら話してあげたいと思います。
子供たちが大きくなったときに、一緒にこの映画を見れたら
いいなぁと思っています。

この子が無事、生まれてきますように。
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/80hv80z02fo69ok3vx

(晴美さん)
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どんなにつらい思いをされているだろうと考えると、
胸がしめつけられます。
6ヶ月ということは、来年の春、ベビーちゃんは誕生ですね!
元気な赤ちゃんが誕生することを祈っています。


その他、たくさん、体験談をお寄せいただいています。
ありがとうございます。そして、ハッピーな体験、つらい体験、
自分が生まれ変わった!という体験、いろいろとあると思います。
ぜひ、共有してください!

★ 体験談募集中はコチラから〜
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/80hv90z02fo69ok3vx



いよいよ、12月。
今年も残り1ヶ月になります。

今週も素敵な1週間になりますように。



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映画「うまれる」では下記の方たちを募集しています!

□ 体験談
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□ サポーター
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□ トランスクリプトのボランティアスタッフ
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