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2009/9/13 vol.017　　　　　　　　　　　　　　http://umareru.jp/
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◆◇◆◇出産ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◇◆◇◆
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※ このメールマガジンは、サイトからご登録いただいた方、当映画製作
のスタッフ及び、株式会社インディゴ・フィルムズのクルーが名刺
交換をさせていただいた方にお送りさせていただいております。
ご不要の方は、お手数ですが末尾にございますページより解除を
お願いいたします。ありがとうございます。
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こんにちは！

映画「うまれる」製作スタッフのTOMOと牛山朋子です。

この映画をつくり始めてから、どうしてもスタッフ間での会話の
中で多くなるのが、「精子」や「卵子」、「受精」などなど。

ついつい、ヒートアップしてくると声が大きくなり。。。外で
打ち合わせをしていると、当人たちは、かなり真剣なのですが、
ちょっと微妙な集団になってしまうようです。

大人で真剣にそんな会話をしている人たちを見かけたら、
きっと私たちですので、ぜひ声をかけてください(笑)。

それでは、今日も制作の現場からお届けします！

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TOPICS
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├【１】製作現場から [Part.17：小説「ノーフォールト」に思うこと。]
├【２】今日の発見★がんばれ！精子くん
├【３】おしらせ
├ 配信リストからの削除／メールアドレスの変更

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【１】製作現場から [Part.17：小説「ノーフォールト」に思うこと。]
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今秋から、藤原紀香さん主演で、産婦人科医のお話がドラマに
登場するそうです。（日テレ系：水曜22時～）

番組は、「ギネ～産婦人科の女たち～」というタイトルですが、
原作は「ノーフォールト」という、現役の産婦人科のドクターが
書いた小説。

内容は、患者から慕われ、育児真っ最中の女性医師・柊奈智が、
過労をおして緊急帝王切開に挑戦、なんとか赤ちゃんは一命を
とりとめるが、母親が死亡。。。

医療訴訟のストレスに追いつめられていく女性医師の姿を通じて、
現代の産科医の切実な想いが描かれた医療小説です。

現役のドクターが35年間の臨床経験と医学知識をもとに
描いているだけあって、とてもリアル。。。！

『たらい回し』という言葉に象徴されるように、現在、産科医不足や
長時間勤務、NICUのベッド不足などなど、切実な問題を抱えている
周産期医療ですが、医療側の深刻な状況や先生たちの気持ちが
とてもよく分かります。

日本は、これまで、産婦人科医や助産師さんたちががんばってきて
くれたために、現在では、とても安全なお産ができる国に
なりました。

乳児死亡率は全体の0.3％、母体死亡率は0.006％（WHOの資料より）。

これは、

世界で一番低い数字です。

しかし、出産時の大量出血などで、一時でも「生命に危険がある」
と判断される重篤な状態に陥った妊産婦さんは、実際の死亡者数の
70倍以上、出産約250件に１人の割合に上るらしいのです。
（厚生労働省研究班の全国調査：2007年）

つまり、長く続いてきた誕生の歴史ですが、今も変わらず、
お産にはリスクが伴うということ。

母子ともに、「健康に産まれて当たり前」は、ないんですね。

その反面、産科医が訴えられる数は、最も多く、産婦人科は医療の
中で5%なのにもかかわらず、訴訟されたケースの50%を占めるほど！
10人に１人の先生が訴えられるという話もお聞きします。

しかも、ほとんどが勝てない訴訟なのだそうです。

一生懸命、新しい命とお母さんの命救うために手を尽くしても、
訴えられる確率がこれだけ高いと言われたら、それは、やめたく
なってしまいますよね。。

ある地域の産婦人科医に対して、
「10年後、産婦人科医を続けていますか？」といったアンケートを
とったところ、70％が「分からない」と答えたそうです。

確かに、映画制作者が映画をつくろうとしたときに、訴えられる
可能性が10人に1人あって、裁判ではほぼ負ける、ということが
最初から分かっていたら、映画なんてつくれません。。。

命をかけて命を産む、ということ。
やっぱり、私たちの存在は奇跡です。

そして、その命の誕生をサポートしてくれる産科医の先生や
助産師さんは、「神の使い」ともいえる存在。

私たち産む側も、お産は絶対に安全なものではない、
ということを理解して、もっと「産む」ということを勉強する
ことも重要なのでは？と考えさせられます。

とても面白いので、ぜひご一読を～

◆『ノーフォールト』　岡井崇 (著)
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805h69y01f1o899t7d

◆ 「うまれる」のブログから：「神の代理」と「神の使い」の競演
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805h79y01f1o899t7d

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【２】今日の発見★がんばれ！精子くん
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以前、「ミッションインポッシブルな生命の旅」ということで、
受精までたどりつける精子くんたちの壮絶な旅をご紹介しましたが、
卵子ちゃんにたどりつける精子くんは、たったの１つです。

ところが、実際、1回の射精で卵子ちゃんまでたどり着こうと
がんばる精子くんは、約30,000個。

残念ながらたどり着けなかった29,999個の精子くんたちの試練を
探ってみるたところ、数々の試練をくぐり抜けていく訳ですが、
大きな分かれ目は、卵子ちゃんの気まぐれ(笑)にありました。

女性の卵巣は2つあるのですが、毎月、左右どちらの卵巣から
排卵がおきるかは、分からないのです。

もちろん精子くんたちも、分かりませんから、右か左か！？

「よし、僕は右にいく！」
「いや、オレは左にいく！」

と決めて、いかないといけないんですね。

でも、当然、排卵される卵子ちゃんは毎月1つ。

この時点で、排卵されない方の卵巣方向にがんばって泳いでいって
しまった精子くんは、誰とも出逢えずに、力尽きてしまうのですね。

そして、無事排卵された卵巣方向に泳いでいった精子くんの
中から、様々な試練を乗り越えた1つがやっと卵子ちゃんに
出逢えるのです。

女性の気まぐれに負けず(笑)、がんばれ！精子くん。

◆ ミッションインポッシブルな旅
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805h89y01f1o899t7d

お┃知┃ら┃せ┃★┃
━┛━┛━┛━┛━┛

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（１）恵比寿の隠れ家バーにて「うまれる」の写真展が開かれます！
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おいしいワインを飲みながら、誕生の神秘について語り合いませんか？

【期間】2009年9月28日（月）～10月11日（日）
【場所】ダイニングバー vinsanto
　　東京都渋谷区恵比寿西2-1-7（恵比寿駅西口より徒歩3分）
　　HP：http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805h99y01f1o899t7d
【OPEN】18：00～翌4：00

ぜひ、のぞいてみてください！

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（２）取材／撮影した方からのメッセージをYouTubeにあげました。
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映画「うまれる」では、様々な妊婦さんたちを取材させていただいて
いますが、実際に出産の撮影をさせていただいたカップルに感想を
いただきました！

◆ 妊婦さんからの感想
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805ha9y01f1o899t7d

◆ だんな様からの感想
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805hb9y01f1o899t7d

今後も、様々な映像をアップしていきますので、お楽しみに★

◆ 映画「うまれる」 YouTube チャンネルページ
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805hc9y01f1o899t7d

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（３）熱意のある方のみご応募ください！＜AP／エディター募集＞
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805hd9y01f1o899t7d
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楽しくてやりがいのある仕事、やってみませんか？

映画「うまれる」の主要クルーも続々と決まってきましたが、
この映画製作をお手伝いいただける最後の2席、

● アシスタント・プロデューサー
● オフライン・エディター

を募集しています。

歴史に残るドキュメンタリー映画の製作をぜひ一緒に！

◇募集内容はこちらから
アシスタント・プロデューサー
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805he9y01f1o899t7d
オフライン・エディター
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805hf9y01f1o899t7d

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引き続き、トランスクリプト業務をお手伝いいただける
ボランティア・スタッフの方も、募集しております。

募集を開始して、あっという間に20名ほどの方にご協力をいただける
ことになりました。応募していただいている方々、本当にありがとう
ございます！！！！

みなさんと一緒に歴史に残る映画をつくれることを、嬉しく、
そして誇りに思っております。

ちょっとあいたお時間にご協力ください！
映画のクレジットにお名前を掲載させていただきます。

◇募集内容はこちらから
http://k.d.combzmail.jp/t/ld83/805hg9y01f1o899t7d

最後までお読みいただき、ありがとうございました！

また来週～。

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映画「うまれる」ではこんな方たちを募集しています！
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□ 体験談
　　http://www.umareru.jp/experience/
□ サポーター
　　http://www.umareru.jp/supporter/
□ 出産ドキュメンタリー出演者
　　http://www.umareru.jp/wanted/
□ 出産を撮影してほしい方。貴重な瞬間をぜひ記念に！
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