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【MBA講座】アマゾンが新サービスで目指すのはブルーオーシャンか?

発行部数: 11,664部  発行日:2016年12月12日

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『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』
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こんにちは!『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。


12月も3分の1以上が過ぎ、2016年も残すところ20日もなくなってきましね。

年の瀬が迫ってくると1年を振り返るいろいろな企画が目白押しと
なるわけですが、私がマーケティングガイドを務めるオールアバウトでも
恒例の「国民の決断」イベントが開催されました。

私自身も審査員として受賞のコメントをしています。

お時間ございましたら是非ともチェックしてみて下さいね!(^-^)

http://allabout.co.jp/award/2016_kokumin/consumption/


それでは、今回のメルマガも張り切ってお届けしていきますので
最後までお付き合いの程、よろしくお願いします!


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■ 1日3分で身につけるMBA講座
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さて、今回の『1日3分で身につけるMBA講座』は、アマゾンが新たに発売した
『Dash Button』で切り拓くブルーオーシャン戦略についてお伝えします。


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『マンガでやさしくわかるブルー・オーシャン戦略』をお読み下さいませ。

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≪アマゾンが新サービスで目指すのはブルーオーシャンか?≫
 

■ 日用品がワンプッシュで購入できるボタンの発売を開始したアマゾン


アマゾンジャパンは12月5日、新製品『Dash Button』の発売を
プライム会員向けに開始しました。

『Dash Button』とは、ボタンを押すだけで事前に登録した日用品の注文が
完了し、即座に配送されるサービスを提供する小さな端末です。

(Dash Buttonの詳細はこちら⇒ http://amzn.to/2hjVZar 

しかも、『Dash Button』自体は500円ですが、初回注文時に代金が500円引き
となるため、端末自体は“実質無料で配る”という常識では考えられない
戦略に打って出たのです。

この『Dash Button』はIoT(モノのインターネット化)製品であり、
ここ最近数多く誕生しているIoT技術を取り入れた製品のうちのひとつです。

IoTとは、簡単にいえば従来の製品をインターネットにつなげることによって、
利便性を飛躍的に高める技術です。

たとえば、テレビをインターネットとつなげることによって、
自宅に居ながらにして、好きな時間に好きな映画を見ることのできる
サービスなどもIoT(モノのインターネット化)によって実現可能となった
サービスといえるでしょう。

同じようにアマゾンの『Dash Button』では、顧客はたとえば
『サントリー天然水Dash Button』を購入して冷蔵庫にこのボタンを
張り付けておけば、冷蔵庫を開けてミネラルウォーターが
なくなりそうだと気付いた時にボタンを押すだけで事前に登録しておいた
注文が完了し、最短で当日商品が届くという非常に便利なサービスを
受けることができるようになるのです。

あまりにも簡単に注文できるので、間違ってボタンを押した時の対策として、
連携したスマートフォンに通知が届いて注文を確認できるような仕組みや、
ボタンを1回押すと、注文した商品の配送が完了するまでは何度押しても
注文できない仕組みなどで、誤った大量発注を防ぐ配慮もなされています。

この『Dash Button』は、すでにアメリカでは2015年3月末に導入されており、
当初は18ブランドでスタートしましたが、現在では200を超えるブランドで
展開されていて、『Dash Button』による注文数は1年でおよそ5倍に増えた
とのこと。

また、担当ディレクターの「商品によっては注文の半分以上が『Dash Button』
によるもの」というコメントからもわかるように、すでに導入された
アメリカでは『Dash Button』は消費行動に大きな影響を与える存在にまで
なってきているのです。


■ アマゾンの狙いはどこにあるのか?


日本においても、今後の消費活動に大きな影響を与える可能性を秘めた
『Dash Button』ですが、アマゾンの狙いはどこにあるのでしょうか?

その背景には、激しい価格競争の続くネット販売業界で、ブルーオーシャン、
すなわち競争のない市場を切り拓こうというアマゾンの戦略があります。

ネットショッピングでは、アマゾンを始めとして、楽天やYahoo!ショッピング
など様々なサイトを巡って最も条件のいいところで購入するのが一般的な
消費行動のパターンであり、まさにレッドオーシャンの様相を呈しています。

ただ、家電製品など“買い回り品”と呼ばれる高額な商品であれば、様々な
サイトを比較して最安値で購入する活動は金銭的なメリットがありますが、
単価の安い“最寄品”と呼ばれる日用品は、価格よりもいかに労力をかけずに
購入するかを重視する顧客が多いのも事実でしょう。

これらの顧客は、今は面倒でもスーパーのチラシを比較したり、
インターネットで検索したりして、商品を購入していますが、
より便利な購入方法を提供されれば、雪崩を打ったように
そちらのサービスに流れていく可能性を秘めています。

アマゾンは、まずはこのような現状の消費活動に不便を感じたり、
不満を持ったりしている顧客に対して、『Dash Button』を実質無料で配布し、
取り込んでいく戦略なのでしょう。

ブルーオーシャン戦略では、このような現状の製品やサービスに
不満を持ちながらも渋々利用している顧客を『非顧客第一グループ』と
定義付けています。

また、時間はかかるかもしれませんが、買い物になかなかいけない高齢者や
“買い物難民”と呼ばれている地域に暮らす人々など、『非顧客第二グループ』
、そして『非顧客第三グループ』に属する消費者も、ゆくゆくは取り込むこと
を狙っているかもしれません。

これらの非顧客に対しては、新たな技術に対して抵抗を感じる人も多く、
『Dash Button』の最初の設定を何らかの方法で行う必要があるでしょう。

そうすれば、後はボタンを押すだけという簡単な行動で注文でき、
商品がすぐに配送され、これら非顧客層の悩みを解消することにつながります。

アマゾンは『Dash Button』によって、多くの消費者が買い物の煩わしさから
解放されることを目指すと宣言しています。

そして、その宣言通りに、現状の消費行動に何らかの不便や不満を感じる
数多くの人々が、一度でも『Dash Button』を利用し、その便利さを
実感すれば、なかなか他のサービスに切り替えることは難しくなるでしょう。

つまり、アマゾンが『Dash Button』で狙っているのは、現在日用品の購入に
際して不便を感じている顧客、不満を抱いている顧客を取り込み、
現状激しい価格競争が展開されているネットビジネスの中で、日用品の販売に
おいては競争を意識することのないブルーオーシャンを切り拓くことなのです。


■ 『Dash Button』から学ぶブルーオーシャンの切り拓き方


このブルーオーシャンを切り拓く戦略商品としての『Dash Button』
の開発背景は、『効用マップ』と呼ばれるブルーオーシャン戦略独自の
フレームワークで説明できます。

『効用マップ』とは、顧客の消費体験のプロセスを細分化し、
どのプロセスに問題があるかを浮き彫りにして、ブルーオーシャンにつながる
アイデアを考えていくフレームワークです。

たとえば、日用品のネット注文であれば、次のようなプロセスが
一般的と言えるでしょう。

『日用品が切れたことに気付く』⇒『どこで買うかを比較検討する』
⇒『注文する』⇒『商品が配送される』⇒『届く』⇒『使用する』
⇒『入れ物等を廃棄する』

この効用マップのプロセスの中で、顧客が不便に感じるところがあれば、
それを取り除いてあげるだけで、飛躍的に売上が高まる可能性があります。

つまり、アマゾンは多くの消費者が『どこで買うかを比較検討する』プロセス
に煩わしさを感じていると確信し、その不便を解消すべく『Dash Button』の
投入に踏み切ったのです。

他にもこの効用マップを活用して説明できるヒット商品は数多くあります。

たとえば、『ゴキブリホイホイ』などは、多くの人が知る超有名なヒット商品
ですが、この効用マップでいえば、使用段階で利用者の「ゴキブリを自分で
駆除しなければならない」、「駆除したゴキブリの後片付けはティッシュなど
で自分でやらなければならない」という不満に着目し、粘着シートで捕獲した
ゴキブリを手を汚さずに捨てるだけという手軽さを実現して
大ヒットを記録したのです。

また、コカ・コーラの『いろはす』などは、効用マップの廃棄段階のごみに
着目し、環境にやさしく廃棄しやすいいペットボトルを導入したところ、
大きなヒット商品となりました。

このように、効用マップを活用して顧客の消費体験の各プロセスでの不便や
不満を掘り下げていくことによって、ブルーオーシャンにつながるアイデアが
より鮮明になってくるのです。

たとえば、あなたの会社でも、

検討段階で顧客はどのような不満や不便を感じているか?
購入段階で顧客はどのような不便を感じているか?
使用段階で顧客はどのような不満を抱えているか?
廃棄段階で顧客はどのような不便を感じているか?

・・・など、効用マップを作成し、消費活動の各プロセスを掘り下げていけば、
競争のないブルーオーシャンを切り拓くヒントが見つかることでしょう。


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アマゾンについては、次回も『新たなタイプのコンビニで目指す
ブルーオーシャン』というテーマで取り上げたいと思います。

ちなみにYahoo!も先日ワールドビジネスサテライトの『トレたま』で
ネットショッピングの注文用にファミレスの注文ボタンを開発していると
取り上げられていましたね。

↓下記サイトの『トレンドたまご』参照
http://tvtopic.goo.ne.jp/program/tx/65/1008859/

今後はこのような専用の注文機器の開発競争が激化していくのかも
しれませんね。

ただ、後発は圧倒的に不利になるのでスピードが重要だと思います。(^^)


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■ 編集後記: 
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今回はアマゾンを取り上げてみました。

ここ最近のアマゾンの新サービスのローンチは目覚ましく、
同業の中でも頭一つ抜きん出ている感じですね。

私もプライム会員でプライムビデオやプライムミュージックは毎日のように
利用していますし、電子書籍が読み放題となるKindle Unlimitedや
オーディオブックが聴き放題のオーディブルも利用しています。

今後革新的なサービスを次々に投入してくるのなら業界内で圧倒的シェアを
確保することも決して不可能なことではないでしょうね。

ゆくゆくはネット販売だけでなく、物流やリアルの販売店舗でも存在感を
示すようになるのではないでしょうか。

次回はそんなアマゾンの映画の世界のようなコンビニをオープンする戦略の
裏側に迫っていきたいと思います。

お楽しみにお待ちくださいませ!(^^)


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最後までお読みいただきましてありがとうございました。 m(_ _)m

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それでは、また次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!(^-^)


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『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』(ビジプロ通信)

編集長: 安部 徹也

発行元:
株式会社 MBA Solution - The Best Solution for Your Business! -
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティW22階

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