バックナンバー

  1日3分で身につけるMBA講座 http://www.mbasolution.com/

□ 最新号

  【MBA講座】業績不振に陥った...

□ このメールマガジンを読者登録
   しませんか?

 
メールアドレス

お 名 前

ひとこと欄


解除方法は届いたメルマガ内をご覧下さい
CombzMail コンビーズメールを使って、
メルマガ配信しています。

□ このメールマガジンをRSSリーダーに
   登録しませんか? 
RSSリーダーとは?

      My Yahoo!に追加

□ これまでの発行号

  【MBA講座】業績不振に陥っ...
【MBA講座】過去最悪の赤字...
【MBA講座】なぜステマは効...
【MBA講座】巨額の現金流出...
【MBA講座】18億円の最終...
【MBA講座】タクシー業界に...
【MBA講座】財務分析から垣...
【MBA講座】不振に喘ぐ吉野...
【MBA講座】遂に首位から陥...
【MBA講座】『いい低価格戦...
【MBA講座】なぜローソンは...
【MBA講座】マクドナルドが...
【MBA講座】ほぼ日上場!S...
【MBA講座】アデランスが陥...
【MBA講座】ABCマート1...
【MBA講座】RIZAPがジ...
【MBA講座】アパホテル快進...
【MBA講座】生存率わずか6...
【MBA講座】PDCAはなぜ...
【MBA講座】アマゾンが新サ...
【MBA講座】すき家が100...
【MBA講座】スカイマークが...
【MBA講座】本日締め切りで...
【MBA講座】ミスタードーナ...
【MBA講座】『ポケモンGo...
【MBA講座】大塚久美子社長...
【MBA講座】史上初!285...
【MBA講座】ファーストキッ...
【MBA講座】≪ビジネスモデ...
【MBA講座】≪財務分析編≫...
【MBA講座:号外版】≪特別...
【MBA講座】新企画!<音声...
【MBA講座】マーケティング...
【MBA講座】今年1年お世話...
≪MBA講座 号外版≫転職に...
【MBA講座】マクドナルドの...
【MBA講座】伊藤園から発売...
【MBA講座】不適切会計で揺...
≪MBA講座 号外版≫【必見...
【MBA講座】不適切会計で揺...
【MBA講座】ワタミは本当に...
≪MBA講座 号外版≫【必見...
【MBA講座】4000億円を...
≪MBA講座 号外版≫より大...
【MBA講座】“現金お断り”...
【MBA講座】グーグルを子会...
【MBA講座】“野球の神様”...
【MBA講座】マクドナルドは...
【MBA講座】瀕死のマクドナ...
【MBA講座】大塚家具が骨肉...
【MBA講座】内紛勃発!骨肉...
【MBA講座】マイクロソフト...
【MBA講座】燃料電池車『M...
【MBA講座 号外版】中央大...
【MBA講座】新生VAIOが...
【MBA講座 号外版】明日(...
【MBA講座】コーヒーの次は...
【MBA講座】『楽天市場が振...
【MBA講座】マクドナルドで...
【MBA講座】フランス料理が...
【MBA講座】缶コーヒーの王...
【MBA講座】スペシャルセミ...
【MBA講座】ローソンが成城...
【MBA講座】地盤沈下の進む...
【MBA講座】リーダーは私心...
【MBA講座】安売り競争の行...
【MBA講座】ローソンはどの...
【MBA講座】競争の激化する...
【MBA講座】もはや、マーケ...
【MBA講座 号外版】営業の...
【MBA講座】新コーナー『M...
【MBA講座】なぜソニーが不...
【MBA講座】≪最終回≫戦略...
【MBA講座】ソーシャルビジ...
【MBA講座】強みが一転して...
【MBA講座】売上が急減した...
【MBA講座】CSV戦略を成...
【MBA講座】顧客の“共感”...
【MBA講座】ビッグデータだ...
【MBA講座】失敗半数!コ・...
【MBA講座】テレビ事業分社...
【MBA講座】値下げの落とし...
【MBA講座】『お客様が増え...
【MBA講座】4Pは時代遅れ...
【MBA講座】マクドナルドは...
【MBA講座】チャンスを飛躍...
【MBA講座】マクドナルドは...
【MBA講座】最大のピンチは...
【MBA講座】ソフトバンク孫...
【MBA講座】ビジネスの最大...
【MBA講座】長く続かない競...
【MBA講座】一旦確立した競...
【MBA講座】常に成長を志向...
【MBA講座】短期間で「iP...
【MBA講座】ビジネスでは、...
【MBA講座】牛丼業界の新た...
【MBA講座】果たしてソニー...
【MBA講座】早くも600万...
【MBA講座】マクドナルドが...
【MBA講座】マクドナルドは...
【MBA講座】“スイミング”...
【MBA講座】Appleに学...
【MBA講座】なぜSONYは...
【MBA講座】将来にわたる繁...
【MBA講座】ビジネスの難易...
【MBA講座】企業が業績不振...
【MBA講座】なぜマーケティ...
【MBA講座】顧客の導線を読...
【MBA講座】2014年を充...
【MBA講座】マクドナルドが...
【MBA講座】競争の激しい外...
【MBA講座】結果を出すため...
【MBA講座】ビジネス界の賢...
【MBA講座】デリバリー事業...
【MBA講座】戦いのルールが...
【MBA講座】AppleのO...
【MBA講座】3期連続の減益...
【MBA講座】FREE戦略で...
【MBA講座】“飽和”に挑戦...
【MBA講座】卓越した高業績...
【MBA講座】敵は同業だけに...
【MBA講座】果たして、マク...
【MBA講座】プロダクトアウ...
【MBA講座】顧客に聞くべき...
【MBA講座】大きな“マス”...
【MBA講座】世界一を目指す...
【MBA講座】財務で戦略を検...
【MBA講座】どんな小さなビ...
【MBA講座】顧客に感動を与...
【MBA講座】“コト消費”時...
【MBA講座】最高のパフォー...
【MBA講座】ビジネスで無駄...
【MBA講座】規模の劣る企業...
【MBA講座】売上アップを目...
【MBA講座】GEも注目する...
【MBA講座】先の見えないビ...
【MBA講座】適度な競争に意...
【MBA講座】苦戦するヤマダ...
【MBA講座】苦戦する“絶対...
【MBA講座】創発戦略で最大...
【MBA講座】さらなる成長の...
【MBA講座】自分の“破壊的...
【MBA講座】破壊的イノベー...
【MBA講座】売上アップのた...
【MBA講座】何かを一つ加え...
【MBA講座】時価総額任天堂...
【MBA講座】Appleが史...
【MBA講座】ビジネスの目的...
【MBA講座】戦略はライバル...
【MBA講座】業績不振の企業...
【MBA講座】ビジネスで成功...
【MBA講座】陳腐化を避け、...
【MBA講座】企業の思い込み...
【MBA講座】プレイス戦略か...
【MBA講座】失敗のリスクを...
【MBA講座】どんな厳しい環...
【MBA講座】ビジネスの成功...
【MBA講座】ビジネスで成果...
【MBA講座】現場が真の目標...
【MBA講座】カリスマ経営者...
【MBA講座】ビッグデータの...
【MBA講座】トヨタの奥田元...
【MBA講座】ドラッカー教授...
【MBA講座】鈴木敏文氏が語...
【MBA講座】マクドナルドの...
【MBA講座】なぜ、シャープ...
【MBA講座】2013年、目...
【MBA講座】今年1年ご愛読...
【MBA講座】ポーター教授の...
【MBA講座】ビジネスの悪評...
【MBA講座】<号外>ノーベ...
【MBA講座】日本企業の取り...
【MBA講座】激しく変化する...
【MBA講座】苦戦する総合ス...
【MBA講座】
【MBA講座】トクホ・コーラ...
【MBA講座】マクドナルドよ...
【MBA講座】今アメリカで注...
【MBA講座】iPad mi...
【MBA講座】Galaxy ...
【MBA講座】なぜ、ソフトバ...
【MBA講座】ビックカメラ+...
【MBA講座】パナソニックは...
【MBA講座】倒産寸前から世...
【MBA講座】吉野家が“プレ...
≪MBA講座 号外版≫【9月...
【MBA講座】世界一わかりや...
【MBA講座】シャープはなぜ...
【MBA講座】世界一わかりや...
【MBA講座】世界一わかりや...
【MBA講座】世界一わかりや...
【MBA講座】世界一わかりや...
【MBA講座】ITによる高度...
【MBA講座】トータルコスト...
【MBA講座 号外版】地域密...
【MBA講座】衰退の原因とな...
【MBA講座】一流教授が指南...
【MBA講座】チャレンジャー...
【MBA講座】価格を下げる前...
【MBA講座 号外版】≪無料...
【MBA講座】アマゾン創業者...
【MBA講座】衰退しつつある...
【MBA講座】現場の力を最大...
【MBA講座】通勤は自分への...
【MBA講座】厳しいビジネス...
【MBA講座】果たしてキリン...
【MBA講座】急変するビジネ...
【MBA講座】BOP市場を切...
【MBA講座】グローバルビジ...
【MBA講座】継続的な成長を...
【MBA講座】新たな時代の発...
【MBA講座】ステルスマーケ...
【MBA講座】世界一流のリー...
【MBA講座】ユニクロ銀座店...
【MBA講座】≪最終回≫戦略...
【MBA講座】新型iPad発...
【MBA講座】特定の市場でリ...
【MBA講座】なぜアップルが...
【MBA講座】業績低迷という...
【MBA講座】優れたリーダー...
【MBA講座】ハーバード流!...
【MBA講座】ライバルのブラ...
【MBA講座】あなたは大丈夫...
【MBA講座】革新的な製品を...
【MBA講座】“ありふれた”...
【MBA講座】コストをかけず...
【MBA講座】2012年を充...
【MBA講座】逆転の発想で成...
【MBA講座】企業やビジネス...
【MBA講座】どんな環境でも...
【MBA講座】日本企業が世界...
【MBA講座】企業に選ばれる...
【MBA講座】世界的に有名な...
【MBA講座】9割のM&Aが...
【MBA講座】サステイナブル...
混沌とするビジネス環境の中で...
【MBA講座】顧客の力を借り...
【MBA講座】我々はスティー...
【MBA講座】アマゾンの『キ...
【MBA講座】コトラー教授が...
【MBA講座】無料ビジネスに...
【MBA講座】実戦で使えるこ...
【MBA講座】ピンチを上手く...
【MBA講座】凡人でも実践で...
【MBA講座】ドラッカー教授...
【MBA講座】“情報革命”に...
【MBA講座】売上をアップさ...
【MBA講座】アメリカで実証...
【MBA講座】なぜ、任天堂は...
【MBA講座】経済危機以降、...
【MBA講座】CSV最終回!...
【MBA講座】マーケティング...
【MBA講座】トレードオフを...
【MBA講座 号外版】営業の...
【MBA講座】スティーブ・ジ...
共通価値創造のために製品や市...
【MBA講座 号外版】ベスト...
【MBA講座】先の見えない複...
【MBA講座】マイケル・ポー...
【MBA講座】どんな環境変化...
【MBA講座】厳しいビジネス...
【MBA講座】失敗から学びイ...
【MBA講座】果たしてAKB...
【MBA講座】AKB48に学...
【MBA講座】AKB総選挙で...
【MBA講座】次世代Wiiは...
【MBA講座】プロテニスプレ...
【MBA講座】短期間でブラン...
【MBA講座】牛丼戦争!値下...
【MBA講座】グローバルに考...
【MBA講座】モノが溢れる時...
【MBA講座】値下げは本当に...
【MBA講座】予期せぬ成功の...
【MBA講座】成田‐那覇間を...
【MBA講座】ドラッカー教授...
【MBA講座】食べるラー油か...
【MBA講座】値下げをして大...
【MBA講座】エコポイント反...
【MBA講座】エコポイント半...
【MBA講座】シャープがGA...
【MBA講座】牛丼戦争!王座...
【MBA講座】牛丼1杯280...
【MBA講座】活用する際に注...
【MBA講座】プロフェッショ...
【MBA講座】成功できないハ...
【MBA講座 号外版】あなた...
【MBA講座】ゲームセンター...

【MBA講座】≪財務分析編≫大塚家具はニトリを抜き去り、業界のリーディングカンパニーになれるか?

発行部数: 11,623部  発行日:2016年05月11日

このバックナンバーをメールで受け取る
メールアドレスを入力してください。

ここで入力したメールアドレスは
このバックナンバーを送信するためだけに利用され
メールマガジンの読者登録などは行われません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』 受講者数:25,610名 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


こんにちは!『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。


またまた、大分ご無沙汰してしまいました。

4月は連日の新入社員研修でヘトヘトになっていました。(^^;

今年はおよそ1000人の新入社員のみなさんにこれから仕事に取り組むに
あたって、プロフェッショナルとして結果を残すための秘訣について
お伝えしてきました。

やはり4月から社会人の仲間入りしたばかりとあって、新入社員のみなさんは
フレッシュで、目を輝かせながら私の話しに真剣に聞き入ってくれたので、
これからどんどん活躍してくれるものと期待しています。(^^)

いつもこの新入社員研修の時期に思い直しますが、私も初心を忘れることなく、
新鮮な気持ちで毎日の仕事に取り組んでいきたいと思います。


それでは、今回のメルマガも張り切ってお届けしていきますので、
最後までお付き合いの程、よろしくお願いします!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Bizコンパスでもビジネスに役立つ記事を連載しています!】


Bizコンパスの『経営者が知っておきたいビジネス理論入門』では、
以下の4つの記事を更新しています。

よろしかったらメルマガと併せてお読み下さい!(^^)


■ 不振に喘ぐマクドナルドの“潮目”は変わったか?

http://www.bizcompass.jp/original/re-management-005-53.html


■ 任天堂はスマホアプリ『Miitomo』で復活できるか?

http://www.bizcompass.jp/original/re-management-005-54.html


■ なぜ、吉野家は豚丼を復活させたのか?

http://www.bizcompass.jp/original/re-management-005-55.html


■ 退任、統合…混沌としてきたコンビニ業界の勝者は?

http://www.bizcompass.jp/original/re-management-005-56.html

(初めての方は全部を読むのに無料の会員登録が必要になります。)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1日3分で身につけるMBA講座
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、今回は財務分析シリーズをお送りしていきます。

図表を挿入してわかりやすくした記事を別途ブログにアップしていますので、
分析部分が理解しにくい場合は是非ともブログをご訪問下さい。

http://ameblo.jp/mbasolution/entry-12159036882.html

それでは、ここから本編スタートです!


【大塚家具はニトリを抜き去り、業界のリーディングカンパニーになることが
できるのか?〜両社の財務諸表を比較して検証】


■ “第二の大塚家具”誕生!父娘の争いが再燃か?

4月22日、大塚家具の創業者で前会長の大塚勝久氏が新たな家具販売店を
オープンさせました。

その名も『匠大塚』。

東京日本橋にオープンした一号店では、世界の熟練した家具職人が手作りで
製作した高級家具が所狭しと並び、価格帯はその多くが100万円以上と
かつての大塚家具のショールームを彷彿とさせます。

この一号店では、ホテルなどの内装業者をターゲットとして事業を展開して
いきますが、今夏には一般消費者向けの大規模店を大塚家具の創業の地である
埼玉県春日部市にオープンする予定も明らかになりました。

娘と経営権を巡って骨肉の争いを繰り広げ、プロキシファイトで敗れた結果、
大塚家具を追い出された父勝久氏ですが、新たな『匠大塚』では、
かつてのように高級家具を丁寧な接客で販売し、自らが理想とする
家具販売店を目指して、古巣の大塚家具と争っていくことになります。


■ 大塚家具は騒動後、どうなったか?

一方、経営権を巡る騒動後、株主の支持を得て、反対派を一掃した久美子社長
は、明確なビジョンを掲げ“新生大塚家具”をスタートさせます。
これまでの徹底した接客で高級家具を販売するビジネスモデルから、
気軽に入りやすい中価格帯の家具を販売するスタイルに転換を図ったのです。

そして、経営権争いが終息した昨年の4月には矢継ぎ早に“お詫びセール”と
銘打って、大幅な値引きセールを実施。親子間の経営権争いを多くのメディア
がこぞって報道した影響で、このセールの注目度も高まり、久美子社長が
先着100名にガーベラの花を直接手渡した新宿店では初日だけで1万257人が
来店するなどかつてない賑わいを見せ、期待を大きく上回る結果となりました。

“怪我の功名”で、これまで大塚家具を知らなかった顧客も、連日報道される
父娘の経営権争いを契機に大塚家具の存在を知ることとなり、
図らずも知名度がアップして、売り上げ増につながっていったのです。

月次の売り上げを見ても、経営権争いが激化した2015年3月は前年同月比62.2%
と月商が前年に比べて38%も落ち込むという危機的な状況に陥りましたが、
娘の勝利で新生大塚家具が新たな船出を迎えると、5月には感謝セールが
大盛況に終わったことから前年同月比170%という驚異的な売り上げを記録。

終わってみてれば、2015年12月期は売上高が前期比4.5%増の580億円、
経常利益は前期が2億4千万円の赤字に対して6億3千万円の黒字に転換するなど、
2015年の前半は経営のゴタゴタが続きましたが、4月以降久美子社長の下で
順調な回復を遂げた1年だったといえるでしょう。

ただ、新生大塚家具の将来は順風満帆かというと、そうでもないようです。

2016年に入って、マスメディアの注目度も低くなると、
売り上げも低空飛行を続けます。

1月は前年同月比89.3%、2月は96.3%、3月は前年62.2%と大きく落ち込んでいた
にもかかわらず、その売り上げを超えることはできずに前年比88.2%に
終わってしまいます。つまり、2年前に比べれば45%もの売上減に
見舞われたことになるのです。

4月は前年同期比102.1%と、前年の18%ほど落ち込んだ売り上げ水準は
超えることができましたが、このままでいけば、昨年の5月以降は驚異的な
売り上げを記録した月も多いだけに、2016年は大幅な減収減益も現実味を
帯びてくるといえそうです。


■ 果たして、大塚家具は業界のリーディングカンパニーになれるのか?

新生大塚家具は、勝久元会長の高級家具路線から決別し、『長く使える
耐久消費財としての家具をリーズナブルな価格で、最適なソリューション提案
とともに提供し、個人のみならず企業も含めた幅広い消費者ニーズに
満足度高く対応することで、家具・インテリア業界における
リーディングカンパニーを目指す』という新たな経営方針を掲げています。

つまり、よりマーケット規模の大きい中価格帯の家具に軸足を移して、
新たな顧客をどんどん獲得して、マーケットシェアトップを狙うという
ビジョンを描いているのです。

家具・インテリア業界のリーディングカンパニーといえば、
圧倒的なシェアを誇るニトリです。

新生大塚家具は、果たして家具・インテリア業界の“ガリバー”ともいえる
ニトリを本当に抜き去って、リーディングカンパニーになれるのでしょうか?

最後に、両社の財務諸表を比較しながら、
その可能性を探っていくことにしましょう。

まずは売上高で見ていくと、直近の決算では大塚家具の580億円に対して
ニトリは4581億円と8倍近い差が開いています。これはひとえに店舗数の差と
いえるでしょう。

大塚家具は全国に16店舗しかありませんが、ニトリは383店舗を展開して
います。一店舗当たりの売上を単純計算すれば、大塚家具の36億円に対して
ニトリの12億円と大塚家具に軍配が上がりますが、店舗数には15倍近い開きが
あり、これが売上の差となって表れてきているのです。

また、大塚家具は直近5年間の売上高はほとんど成長していません。
一方でニトリは毎年5%から11%の間で堅調な成長を達成しています。
この売上高の成長の背景にもやはり新たな出店のない大塚家具に対して、
毎年30店前後を新規出店しているニトリという構図が
大きく関係してきているのではないでしょうか。

続いて、本業の儲けを示す営業利益面から両社を比較してみましょう。

直近の決算では、大塚家具の営業利益が4億円に留まっているのに対して
、ニトリは730億円という非常に高い営業利益をたたき出しています。

注目すべきはその利益率で、直近5年間の大塚家具の売上高営業利益率が最高
でも2.2%なのに対して、ニトリは17%前後と驚異的な利益率を実現しています。

この違いの背景には両社のビジネスモデルの違いがあります。

大塚家具はメーカーから家具を仕入れて販売するという流通業としては
一般的な仕組みでビジネスを展開しています。このような場合、メーカーと
消費者の仲介という意味で付加価値は低く、高い利益率を実現することは
難しくなります。一方でニトリは自社で企画・デザインから生産、販売まで、
すべてのプロセスを自社のみで完結させるSPA(製造小売業)という
ビジネスモデルを採用しています。

このSPAは、アパレルでいえばユニクロを展開するファーストリテイリングも
取り入れていて、成功すれば非常に利益率が高くなるビジネスモデルと
いえます。

ニトリはこのようなSPAというビジネスモデルで高い利益率を実現し、
大塚家具の年間売上をも大きく上回る営業利益を出し続けているのです。

このように財務諸表を比較してみると、大塚家具が家具・インテリア業界で
ニトリを抜き去り、リーディングカンパニーとなることは、
果てしなく難しいと結論付けることができるかもしれません。

店舗数で15倍、売上で8倍の差が開いており、営業利益が自社の売上を
大きく超える企業を抜き去ることは常識的に考えても、不可能といっても
過言ではないでしょう。

ライバル企業が年々拡大を続ける中で追い抜くためには
それを上回るペースで成長を続けなければいけません。

仮に大塚家具がニトリを抜き去るためには、短期間で400店舗程度の出店と
SPAといった商品の安定供給を図るためのビジネスモデルを確立させなければ
ならないといえるでしょう。

ただ、可能性としては決してゼロではありません。

たとえば、アップルがじり貧の状態から並み居るライバル企業を抜き去り
世界一の企業に上り詰めたように、製品やビジネスモデルのイノベーションに
成功すれば、奇跡を起こすこともできるというわけです。

常識的に戦略のセオリーを駆使して正面から戦っても勝ち目がないことは、
久美子社長も十分に理解しているはずです。

そのうえで、どのような革新的な戦略を考えているのか?

新生大塚家具の次の一手に注目したいと思います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 編集後記: 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


最近は本の次回作の執筆も段々と忙しくなってきています。(^^;

今年は今のところ2冊の出版予定がありますが、1冊目のスケジュールが
大幅に遅れてしまっています。

それでも、夏か、遅くとも秋までには、店頭に並ぶと思いますので、
楽しみにお待ちいただければと思います。

次作はマンガ本になります。(^^)

お〜、それから本といえば、4月は以下の2冊が増刷になりました!

■ マンガでやさしくわかるコトラー
http://www.mbajp.org/i/s/46e.html

■ 超入門 コトラーの『マーケティング・マネジメント』
http://www.mbajp.org/i/s/kotler.html

2冊ともロングセラーを続けている書籍です。

「本が売れない時代に長く売れる本を執筆していただきありがとうございます」
と出版社の編集長から身に余るお言葉も頂戴しました。

これもひとえに読者の皆様のお蔭と感謝しております。

引き続き応援いただけると嬉しいです。m(_ _)m


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後までお読みいただきましてありがとうございました。 m(_ _)m

今回のメルマガはいかがだったでしょうか?

ご意見やご要望があれば下記のフォームからお気軽にお寄せ下さいね!
(このメルマガへ返信しても私の元には届きませんのでご注意!)

→ http://www.mbasolution.com/contact.htm


━━━━━━━━━━━
◇お薦め著書コーナー
━━━━━━━━━━━

メルマガと合わせて読めば効果が倍増するビジネス書はいかがですか?
わかりやすくビジネスにすぐに役立つと大変ご好評をいただいています!


☆マンガでやさしくわかるコトラー
http://www.mbajp.org/i/s/46e.html
↑コトラーのマーケティングをマンガでわかりやすく!

☆「やられたらやり返す」はなぜ最強の戦略なのか
http://amzn.to/1wgPOC3
↑ストーリーとゲーム理論がコラボした話題の本です!

☆超入門 コトラーの「マーケティング・マネジメント」
http://www.mbajp.org/i/s/kotler.html
↑マーケティングのバイブルのエッセンスが詰まった1冊です!

☆ストーリーでわかる!ブルーオーシャン戦略実践入門
http://www.mbajp.org/i/s/36j.html
↑ブルーオーシャン戦略をストーリー形式で解説した話題の書です!

☆これだけ!4P
http://amzn.to/KYUbgD
↑アマゾンでMBA部門No.1を獲得しました!

☆どんな逆境でもダントツの成果を出す 6つの「自分戦略」
http://www.mbajp.org/i/s/35x.html
↑厳しい環境を乗り切るノウハウ満載です!

☆『最強の「ビジネス理論」集中講義』
http://www.mbajp.org/i/s/dream.html
↑発売即重版!シリーズ化が決定した話題のベストセラーです!

☆『メガヒットの「からくり」』
http://www.mbajp.org/i/s/21v.html
↑まだまだメガヒット発売中です!

☆『トップMBA直伝!7日でできる目標達成』
http://www.mbajp.org/i/s/w8.html
↑お陰様で11刷のベストセラーとなりました!

☆『ファイナンスがスラスラわかる本』
http://www.mbajp.org/i/s/w9.html
↑今やビジネスパーソンに必須のファイナンス理論をわかりやすく!


それでは、また次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!(^-^)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』(ビジプロ通信)

編集長: 安部 徹也

発行元:
株式会社 MBA Solution - The Best Solution for Your Business! -
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティW22階

URL : http://www.mbasolution.com

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【メルマガの登録解除・アドレス変更について】

メルマガの配信解除やアドレス変更につきましては
以下のサイトで簡単に行うことができます。

 手続きはお手数ですが、ご自身でお願い致します。m(_ _)m

 ⇒ https://regssl.combzmail.jp/web/?t=cf27&m=ybal

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━