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【MBA講座】苦戦する総合スーパーは、なぜ専門店化に走るのか?

発行部数: 9,941部  発行日:2012年11月27日

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『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』 発行部数:23539部
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こんにちは!『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。


先週末は3連休でしたが、いかがお過ごしでしたか?

東京では土曜日はあいにくの雨となり肌寒い1日でしたが、
日曜日は快晴で行楽日和でしたね。(^^)

私自身は遅々として進まない執筆活動に明け暮れた3連休でしたが、
生みの苦しみを経て次の作品も本当にワクワクするような書籍に
仕上がる予感です。(笑)

編集者の方もこれまで数多くのベストセラー書を手掛けたかなりのやり手
なので、これからのブラッシュアップでどこまで理想に近づけるか、
限られた時間の中で限界まで挑戦したいと思います。

是非ともお楽しみにお待ち下さいね!(笑)


それでは、今回のメルマガも張り切ってお届けしていきますので
最後までお付き合いの程、よろしくお願いします!


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■ コラム:“MBAの視座・視野・視点”
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◇ 苦戦するスーパーは、なぜ専門店化に走るのか?


ここ最近、総合スーパーの業績が冴えません。

大手のセブン&アイ・ホールディングスとイオンは、上半期のそれぞれの
本業の儲けが1,472億円と707億円と前年比マイナス成長を記録。

これまで総合スーパーはモノがあまりなかった時代に何でも安く揃うと多くの
消費者に支持されてきましたが、価値観が多様化した現代では
「何でもあるけど、(欲しいものが)何にもない」ということで、
ネット通販などに押され、どんどん市場が縮小してきたのです。

このような業績が徐々に悪化する中で総合スーパーは危機感を強め、
新たな取り組みを始めています。

それが“専門店化”です。

セブン&アイ・ホールディングスでは、傘下のイトーヨーカ堂の店舗で、
PBのファッション専門店の出店を推進し、従来のスーパーとは一線を画す
きめ細やかな接客で売上増を図っています。

また、イオンは“総合スーパーを概念を変える”という意気込みで様々な
専門店を展開しています。花の専門店からパンの専門店、自転車の専門店、
お酒の専門店に至るまで様々な分野で専門店化を推進。従来のスーパーの中
だけでなく、商店街に個別に出店するなど専門店化事業を加速させています。

これら、総合スーパーの専門店化の背景は、ボストンコンサルティング
グループが考案したアドバンテージマトリクスで説明することができます。

アドバンテージマトリクスとは、「業界の競争要因の数」と「優位性構築の
可能性」によって事業を4つのタイプに分類し、特徴を事業規模と収益性の
関係から説明したフレームワークです。

アドバンテージマトリクスでは、事業規模を大きくできない分散型事業、
規模の拡大が高い収益性に繋がる規模型事業、規模と収益力にはあまり関係性
が見られない特化型事業、すべての企業が収益を上げられない手詰まり型事業
に分類していきます。

そして、戦略的に分散型企業で収益が上げられなくなったら規模型事業へ、
そして規模型事業で収益をを上げられなくなったら特化型事業へと移行する
ことによって高い収益力を維持することが可能になるのです。

たとえば、外食産業において、まずは分散型事業として1店舗でレストランを
スタートさせたとしましょう。シェフの作る料理が評判を呼び連日多くの
お客様が訪れるようになっても、シェフは一人しかいないので、事業を
拡大することはできません。そこで、料理のレシピを作成して標準化し、
誰にでも同じ味が出せるようになれば、ファミリーレストランのような
フランチャイズチェーン展開など、規模型事業に移行することができます。

規模型事業で様々な料理を手頃な価格で提供するファミリーレストランも、
かつての最大手のすかいらーくが今では1店舗もなくなったように
飽きられれば収益力は急減します。

そこで、お寿司やステーキ、中華など特化型事業として専門店化することに
より、再び顧客の個別のニーズに応えて成長軌道に乗せることができるのです。

同じように、スーパーも元々は街の酒屋からスタートして、何でも揃う
総合スーパーへと進化を続けてきましたが、規模型事業に陰りが見えれば、
専門店化してきめ細やかに顧客のニーズに対応していくことによって
再度成長軌道に乗ることができるというわけです。

このようなアドバンテージマトリクスは、スーパーや外食産業だけでなく、
幅広い業界で活用することができます。

自社が成長の壁に悩んでいる場合は、現状をブレークスルーするために
アドバンテージマトリクスを利用して現状のステージを把握し、
次のステージに移る戦略を組み立てていけば、再び成長軌道に乗る確率も
高まることでしょう。


━━━━━━━━━━━━━━━
◎ アドバンテージマトリクス
━━━━━━━━━━━━━━━


アドバンテージマトリクスについてもっと知りたい方はオールアバウトの記事
『家電量販店戦争でヤマダ電機が仕掛ける次の一手とは?』をお読み下さい!

⇒ http://allabout.co.jp/gm/gc/313391/2/

(家電量販店にも専門店化の波が押し寄せているということですね・・・)


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■ 最強ビジネスパーソンの本棚:
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日本経済が混迷を脱出できない原因として、政治・経済分野で困難な状況を
切り開くリーダーが不足しているとお感じになられている方も多いのでは
ないでしょうか。

戦後の平等で画一的な教育によって、日本の教育水準は世界でも
最高レベルにまで高まり、奇跡の成長を遂げてきました。

ただ、日本特有の詰込み型の教育は、これまで経験した問題を解くには
驚異的な威力を発揮しますが、答えのない問題の前では全く効力を失うという
課題を抱えているのです。

高度経済成長期のような、黙っていても仕事がどんどん舞い込む時代には、
画一的な高い水準の教育を受けた優秀なマネジャーが仕事を管理して業績を
順調に成長させることができましたが、経済が成熟期に突入して、自ら需要を
創造していかなければいけない時代では、いくらマネジャーが優秀な管理能力
を持っていても管理する仕事がなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。

ビジネス環境が厳しくなった時代には、自ら環境を切り開いていく
リーダータイプの人財が求められているのです。

悲しいかな、日本ではリーダーシップ教育というのが、
ほとんどなされていないために、混沌とした状況を打破するリーダーが
圧倒的に不足しているのが現状でしょう。

ただ、リーダーがいないからといって現状を嘆くだけでは、
何ら解決策になりません。

そこで、今回は特に若手のビジネスパーソンの方にリーダーシップを
身につける最良の1冊をご紹介したいと思います。

その書籍とは『結果を出すリーダーはみな非情である』。

本書はボストンコンサルティンググループを経て産業再生機構で
数々の業績不振に喘ぐ企業の再建を陣頭指揮してきた冨山和彦氏の最新刊。

冨山氏自身、数々の修羅場をくぐり抜けて、自ら道を切り開き続けるリーダー
だけに、本書では具体的な事例も多く、一言一句に納得させられるものばかり
です。

たとえば、本書のタイトルにあるように「リーダーというのは非情でなければ
務まらない」ということ。

一見、リーダーとは、情に厚く誰からも尊敬される存在のように思われがち
ですが、人から“いい人”という評価を受ける者は、結局“どうでもいい人”
と同じことになるのです。

やはり、リーダーたる者、高い目標を掲げたら、その目標を必達するために
非情に徹して組織の力を最大限に発揮することにつなげていかなければ
いけないのです。

小泉元首相イメージすればわかりやすいでしょう。

小泉政権時代は高い国民の支持率を誇りましたが、
それは決して小泉元首相が情に厚い“いい人”だったからではありません。

郵政民営化という自身の公約を果たすために、それまで味方であった者でも、
反対勢力に回れば非情に切り捨て、選挙戦では対立候補に対して刺客まで
送り込んで、完膚なきまでに叩きのめす強い信念に、閉塞感を打ち破る
パワーを感じ、支持が集まったのではないでしょうか。

中国の故事に「泣いて馬謖を切る」という諺があるように非常に徹することに
よって、組織としての緊張感を維持し、危機感を高めて厳しい環境を
乗り切っていくことができるようになるのです。

今、経済はグローバル化が急速に進展し、台頭する新興国に押されて
日本は世界の中でその存在感が急速に失われつつあります。

そんな厳しい環境を乗り越えて、これから新たな時代の日本を築くためにも、
是非とも30代以上の次世代リーダーを目指す方にお読みいただきたい1冊です。


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>

◎ 結果を出すリーダーはみな非情である
【対象者】 厳しい環境を勝ち残る本物のリーダーシップを身につけたい方
【難易度】 わかりやすいです
【必読度】 ★★★★★(5)

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↑アマゾンでは売れ過ぎてすぐに手に入らないようなので、
是非ともお近くの書店で手に取ってお確かめ下さい!(^^)


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12月のベーシックMBA講座はマイケル・ポーター教授の最新の経営戦略を
中心にお届けしていきます!

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現代の企業にとって、業績を伸ばしていくために顧客の支持は欠かせません。

利益を追求するだけでなく、法律を遵守し、社会に対して大きな貢献を果たす
ことによって、顧客から愛される企業となることができます。

ただ、法律遵守や社会貢献には大きな費用がかかることは否めません。

多くの企業が利益を犠牲にしてまで、顧客の支持を集めようと
躍起になっているのです。

一般的には社会貢献と利益追求は相容れないものとされていますが、
実は同時に実現する経営戦略も研究されています。

それが競争戦略の大家マイケル・ポーター教授による“CSV”と呼ばれる
最新の経営戦略です。


「果たして、これまでコストと考えられていたコンプライアンスやCSRを、
ポーター教授はどのようにしてプロフィットに変えていくのか?」


実際にコンプライアンスやCSRを戦略的に実践できるようになれば、
社会貢献を果たしながら高い収益を実現できるという圧倒的な競争優位を
築くことも可能になります。

講座ではグループワークを通して実際に戦略を考えることによって、
厳しいビジネス環境の中で一歩抜きんでる最新の経営戦略をマスター
していただきます。

ご興味のある方はお席がなくなる前にお早目にお申込み下さい!


■ できる!MBAベーシック講座 戦略的コンプライアンス&CSR

開講日程: 2012年12月9日(日) PM 1:10〜PM 4:30(休憩20分含む)
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳細・お申込みはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/39x.html

↑来月は講座終了後に懇親会も予定しています!


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■ 編集後記: 
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11月も月末週になり、今週が終わると2012年も残りわずか1ヶ月と
なるんですね・・・

今年もいろいろと新たなチャレンジがありましたが、最近は何だか守りに
入っているとご指摘いただくことも多いので、来年はアグレッシブに成長を
追求するために、この12月は計画の時期に充てたいなと思っています。(笑)

今後益々ビジネス環境は厳しくなると思いますが、ビジネス知識や理論を
身につけていれば、どんな環境の中でも生き残っていけることは、私自身、
身を持って体験していますので、引き続きビジネスの成果を上げるための
知識や理論をフィードバックしていきたいと思います。

もし、ご意見やご希望等がございましたら、FacebookやTwitterなどで
ご連絡いただければ嬉しいです!


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それでは、月末のお忙しい日々が続くと思いますが、
くれぐれもお体にはお気を付け下さいませ!

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最後までお読みいただきましてありがとうございました。 m(_ _)m

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それでは、また次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!(^-^)


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『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』(ビジプロ通信)

編集長: 安部 徹也

発行元:
株式会社 MBA Solution - The Best Solution for Your Business! -
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティW22階

URL : http://www.mbasolution.com

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