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【MBA講座】果たしてAKB48は国民的なヒットを記録しているのか?

発行部数: 8,420部  発行日:2011年06月24日

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こんにちは!『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。


昨日、TBSラジオの「森本毅朗スタン・バイ!」という番組に出演させて
いただいたのですがお聴きになった方はいらっしゃるでしょうか?

火曜日出演依頼があり、水曜日収録という急なスケジュールでしたが、
過去に自分自身が取材したネーミングライツに関するテーマだったので
無難にこなすことができました。

これまでラジオは生で電話出演というパターンが多く、進行役の方のアドリブ
に相当なプレッシャーを感じていたのですが、今回は事前に収録したものを
編集するパターンだったので、気楽に収録に臨むことができました。

オンエアもチェックしましたが、率なく無難にこなしていたと思います。(笑)

番組の中で森本毅朗さんにご同意いただいたのがとても嬉しかったです。
(^^)v


それでは、今回も張り切ってメルマガをお届けしていきますので、
最後までお付き合いの程よろしくお願いします。

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【『最強の「ビジネス理論」集中講義』のオンライン販売状況について】

新刊本『最強の「ビジネス理論」集中講義』ですが、多くの書評メルマガや
ブログ、Twitterなどでご紹介いただいている影響で、只今大手オンライン
書店でご購入いただけない状況になっています。

アマゾンでは2週間から4週間からのお届けとなっていますが、
出版社に確認したところ現状ではお届けできる時期は未定とのことです。

お急ぎの方は、リアルの書店では平積みされているところも
まだまだございますので、是非ともお近くの書店で
お手に取ってお確かめいただければ幸いです。 

ご予約いただいている多くの方に大変ご迷惑をお掛けして
誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

http://www.mbajp.org/i/s/dream.html

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【今号のコンテンツ】

1.コラム:MBAの“視点”
2.最強ビジネスパーソンの本棚
3.MBA Solution Business Collegeからのご案内

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今回は『コラム:MBAの“視点”』からスタートしていきます!


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【1.コラム:MBAの“視点”】  


■ 果たしてAKB48はキャズムを越えたヒットを記録しているのか?


さて、これまで2回にわたってなぜAKB48が大ヒットしたのかを分析して
きましたが、今回は最終回としていくつかの要因をお届けしていきましょう。

昨日もAKB48に関して、オリコン2011上半期ランキングで“アーティスト別
トータルセールス”と“シングルセールス”の2部門で1位に輝き、CDの売上高
は上半期だけで66.6億円に達したというニュースが流れました。

ここ最近の不況にあえぐ音楽業界にあってAKB効果の影響は凄まじく、
過去3年下落し続けていた上半期のシングル総売り上げを、前年比12.1%増の
254.2億円まで押し上げる立役者となっているそうです。

これほどまでに売れない時代に売りまくるAKB48の一つの要因は、
コ・クリエーション戦略にあります。“コ・クリエーション”とは
共に創造するという意味であり、顧客自身が企業が提供する製品や
サービスの製作過程に共に加わることにより、強力な差別化が実現して、
売上をアップさせることができるのです。

たとえば、AKB48は完成されたアイドルではなく、いわばこれからアイドルを
目指す“アイドルの卵”の集まりですが、ファンが一緒になってこの“卵”を
育てる過程に参加することによって、強力な一体感が生まれ、それが売上に
つながっていくというわけです。

また、ここ最近AKB48はその露出度を飛躍的にアップさせています。

たとえば、先日は江崎グリコや集英社などとタイアップして、CGアイドルを
登場させて、大きな話題を振りまいたのも記憶に新しいところです。

このような露出度のアップが、そのまま認知度アップにつながり、
今後益々ヒットを記録していくに違いありません。

・・・と話がうまくいけばいいのですが、このマスメディアを活用した
プロモーションはAKB48にとって大きな賭けと言わざるを得ません。

テレビや雑誌などを活用した大々的な露出はAKB48のビジネスモデルを
根底から覆すような危険性を孕んでいるのです。

というのも、そもそもAKB48は「会いに行けるアイドル」をコンセプトに
秋葉原にある専用劇場でほぼ毎日公演を行うというビジネスモデルで
熱狂的なファンを獲得してきました。

つまり、現在AKB48の快進撃を支えているのは専用劇場に昔から応援に
駆け付けているファン客なのです。

これらのファン客は握手会など“身近に触れられるアイドル”だったからこそ、
AKB48を応援してきたのです。

ビジネスにおいては“大”に戦力で見劣りする“小”は接近戦に持ち込むこと
によって勝つ確率を高めることができるというランチェスター戦略があります。

つまり、すでに完成されたアイドルには歯が立たないAKB48でも接近戦で
ファンとの距離を縮め、たとえファンの数は少なくても、一人あたりの
購入額を高めたり、リピート購入回数を高めたりすることで、ビジネス的に
成功を収めることもできるのです。

そこで、“これからアイドルを目指す”というコンセプトで生まれたAKB48は
いかにファン客に密着したサービスを提供できるかが成功の鍵を握ります。

ただここ最近、AKB48は接近戦から空中戦へと戦略の舵取りを大きく
転換してきています。空中戦ではこれまでのAKB48の独自の強みが
発揮されなくなる可能性も高くなるのが気になるところです

今週発売の週刊ダイヤモンドに非常に興味深いアンケート結果が
掲載されています。

記事によれば、さすがにAKB48を知らない人はほとんどいませんが、
AKB48を知っている人のうち、AKB48を「好き」と答えたのは16.7%で、
「どちらでもない」が70.1%でした。さらにAKB48のコンサートに行ったことが
「ある」のはわずか0.8%で、関連グッズを一つでも「持っている」のは4.9%に
過ぎなかったのです。

このアンケート結果は巷のAKB48フィーバーからすると意外なものであり、
AKB48人気は一部のコアなファンに支えられていることを示しています。

ロジャーズ教授のイノベーター理論によれば、製品はまず消費者の2.5%に
相当するイノベーターから始まり、13.5%のアーリーアドプター、そして34%の
アーリーマジョリティが消費を始めることによって爆発的なヒットを記録する
ようになると言われています。

そして、イノベーター理論を発展させたムーア氏のキャズム理論では、
アーリーアドプターとアーリーマジョリティには簡単に越えられない大きな溝、
すなわち“キャズム”が存在し、いかなる製品でもこのキャズムを
越えなければ短命に終わるとされています。

AKB48の主要顧客は現状イノベーターやアーリーアドプターなどのマニア層
であり、アーリーマジョリティといった一般層にはまだまだ広がりを
見せていません。

ここ最近のAKB48の“空中戦”は、このキャズムを越えるための布石なのか?

結果が出るのはそう遠い未来ではなさそうです。

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このコーナーのバックナンバーは『MBA Media Online』で公開しています。

動画や音声によるMBA講座などあなたのMBA能力をアップさせるコンテンツが
豊富に掲載されていますので是非ともご訪問下さい!

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それでは続いて良質なビジネス書を紹介する『最強ビジネスパーソンの本棚』
をお届けします。


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【2.最強ビジネスパーソンの本棚】


ビジネスを成功させる上で一つ重要なキーワードがあります。

それは“差別化”。

マイケル・ポーター教授は、競争を優位に展開するためには“差別化”
“コストリーダーシップ”“集中”のいずれかの戦略を採用しなければ
ならないと3つの基本戦略を提唱していますが、突き詰めてみれば企業の
競争優位を築く戦略というのは“差別化”一つに集約することができるのです。

たとえば、コストリーダーシップというのはバリューチェーンを見直すなど
コストにおいて差別化を実施することです。

また、集中というのは製品や市場をライバル企業と差別化して競争を優位に
戦う戦略と言えます。

やはり、消費者から支持され商品やサービスを購入してもらうということは、
そこに何らかの理由があるのです。消費者は理由もなく購入することはまず
ありえません。価格が安かったからとか、おいしそうだったから、またはこの
商品といえばここの会社の製品に決まっているからなど、必ず意識的にしろ、
無意識的にしろ、企業の提案する差別化要因に納得した上で購入に至るという
わけです。

そこで、企業にとって重要になってくるのは、いかに独自性を発揮して
ライバル企業と差別化していくかということ。

今回は、そんな独自性を発揮してビジネスを優位に展開するための戦略を
身につけたい方にぴったりの書籍をご紹介します。

その書籍とは『独自性の発見』。

本書はマーケティングに携わるものにとっては知らない者がいないと言われる
くらい有名な“ポジショニング理論”を提唱したジャック・トラウト氏の
不朽の名作を翻訳したものであり、マーケティングの本質が余すところなく
語られた良書です。

企業にとって独自の強みを持つことはまず最優先に取り組む命題ですが、
独自の強みだけではビジネスを成功に導くことはできません。やはり、
その独自の強みを適切に消費者に伝えて共感してもらうことも負けず劣らず
重要なポイントになってきます。

本書ではそのような独自の強みの作り方から、適切に消費者と
コミュニケーションを図って心を捉えていくマーケティング戦略まで、事例を
豊富に非常にわかりやすくマーケティングの本質を私達に伝えてくれます。

モノや情報が氾濫する現代社会において、顧客の心を動かし、競争に
巻き込まれることなく独自性を維持してビジネスを展開する戦略を
身につけたい方には是非ともお読みいただきたい1冊です。


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎ドラッカーが教える 問題解決のセオリー
【対象者】 システマティックに問題を解決するスキルを身につけたい方
【難易度】 普通
【必読度】 ★★★★★(5)

詳しくはこちらからどうぞ!⇒ http://www.mbajp.org/i/s/33l.html


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最後にMBA Solution Business Collegeからのご案内です。


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【3.MBA Solution Business College からのお知らせ】


7月のベーシックMBA講座はファイナンシャルアカウンティング講座を
開催します。

今やすべてのビジネスパーソンにとって企業の数字に強くなることは競争を
勝ち抜く上で必要不可欠な能力といっても過言ではないでしょう。

あの大前研一氏も著書の中で現代のビジネスで通用するためには「語学力」
「財務力」「問題解決能力」という3種の神器を磨くしかないと述べています。

やはり、企業が厳しいビジネス環境の中で存続していくためには結果的に利益
を上げ続けなければいけませんが、そのために重要になってくるのが「財務力」
すなわち企業の数字に強くなる力なのです。

ところが、この企業の財務会計関連の知識は専門的な要素が多く、
入り口からとっつきにくいと感じている方も多いのが事実です。

そこで、7月開催のファイナンシャルアカウンティング講座ではメガバンクの
銀行員として数々の企業の財務諸表を分析してきた講師が、実際の事例を豊富
に交えて初心者でもわかりやすく財務会計のエッセンスをお伝えしていきます。

初心者の受講生の方からも、「実践的でとてもわかりやすかった」とご好評を
いただいている講座になりますので、数字に強いビジネスパーソンとなって、
ビジネス能力を磨きたい方は是非ともご参加をご検討下さい。


■ できる!MBAベーシック講座ファイナンシャルアカウンティング

開講日程: 2011年7月10日(日) PM 1:10〜PM 4:30(休憩20分含む)
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳細・お申込みはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/33i.html


多くの方のご参加をお待ちしています!


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【編集後記】


4月から担当していた丸の内朝大学の『ニュースを活かす!日経 思考力養成
クラス』も水曜日が最終講義となりました。

2ヵ月以上にわたるクラスで、女性が9割程度と普段とは180度違う環境の中で
楽しく講義を進めることができました。(^^)

最後のクラスでは、ほとんどの方がこの講座を通して日経新聞の読み方が
変わったと答えていただいたんですが、これなどは講師冥利に尽きますね。

これからも是非とも日経新聞を読み続けて、どんどんビジネスに活用して
いただきたいと思います。

今日は丸の内朝大学の全クラス共通の卒業式が開催されますが、
私もみなさんの“晴れの門出”を祝いに駆けつける予定です。

アメリカでは卒業式のことを“Commencement”と言います。

“Commencement”とは終了ではなく、始まりという意味なんですね。

今回卒業される51名のみなさんにも、これからがスタートだと思って、
益々ご活躍いただけることを心から期待しています。(^^)


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最後までお読みいただきましてありがとうございました。

メルマガと合わせて発行者の著書もよろしくお願いしますm(_ _)m
ビジネスに役立つ知識が満載です!

☆『メガヒットの「からくり」』
http://www.mbajp.org/i/s/21v.html
↑まだまだメガヒット発売中です!

☆『トップMBA直伝!7日でできる目標達成』
http://www.mbajp.org/i/s/w8.html
↑お陰様で11刷のベストセラーとなっています!

☆『ファイナンスがスラスラわかる本』
http://www.mbajp.org/i/s/w9.html
↑今やビジネスパーソンに必須のファイナンス理論をわかりやすく!


それではまた次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!

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発行責任者: 安部 徹也

略歴:
九州大学経済学部経営学科卒業後、現三井住友銀行入行。銀行退職後、
グローバルビジネスでの起業を目指し、インターナショナルビジネスで世界
トップクラスのビジネススクールであるThunderbirdに留学し、MBAを取得。
トップMBAのみ加入が許されるΒΓΣ(ベータ・ガンマ・シグマ)会員。

卒業後、米国人パートナーと共に経営コンサルティング事業を開始。MBA 
Solutionの代表に就任し、現在に至る。著書に『メガヒットのからくり』、
『ファイナンスがスラスラわかる本』、『トップMBA直伝!7日でできる目標達
成』などがあり、テレビやラジオ、雑誌、新聞など数多くのマスメディアでも
活躍。

発行者からひとこと:
このメルマガは“MBA理論をマスターしてビジネスを楽しく!”をコンセプト
にお届けしています。『100万人のビジネスパーソンに役に立つMBA理論を
学んでいただく』ことをビジョンとして一歩一歩目標達成に向けて地道に努力
していますので、よろしかったらお友達にこのメルマガを紹介するなどご協力
いただけると嬉しいです!⇒ http://mbasolution.com/magtop.htm

発行元:株式会社 MBA Solution
- The Best Solution for Your Business
URL : http://www.mbasolution.com

MBA Solution Business College
URL : http://www.mbajp.org

ご意見・ご要望はとってもウェルカムです!以下のホームページから
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