新年あけましておめでとうございます。
旧年中は一方ならぬご支援を賜り、誠にありがとうございました。

昨年はCOVID19により人類史に残る一年になりました。
ワクチン開発はされたものの、依然として予断を許さない状況が続いていること
から、この場をお借りして医療従事者の方を中心としたエッセンシャルワーカー
の皆様に心からの感謝とエールを送らせていただきます。

昨年ほど、VUCAワールドという言葉の意味を思い知らされた年はなかったのでは
ないでしょうか。「変動が激しく、不確実で、複雑で、曖昧な世界」という、
この特徴が意味するところは、「見通しもつかなければ、追い付く暇もなく、
少しでも積み上げたと思った矢先に根本から積み木崩しにされてしまう」という
残酷なまでの現実を突き付けているように思います。

そんな情け容赦のない時代の流れの中で、私たち一人一人に突き付けられている
ことは、もはや「自分らしく生きよう」という耳障りのいい言葉で表される以上
のものであるように感じています。

「自分らしく生きる」ことは大前提としながらも、「強く、しなやかに生きる」
ことが問われているのだとしたら、それはどんな言葉で表されるのかを、
昨年3月以降考え続けてまいりました。

たどり着いた言葉は、
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立ち位置を見つける、つくる。を『いつか』ではなく『今、ここ』に。
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でした。

上も下も、右も左もわからなくなるほどに、時代によって揺るがされているのだ
としたら、その状況がどうであるにしろ、「ここが私の立ち位置だ」と見出し、
つくること、決めることが問われているような気がします。

それは、コンパスで円を描く際に、軸で中心を定めるように、その「基点」を
決めることなのではないかと思います。

そして、円を描いている最中に、そのすべてがご破算にされたとしても、また
その「基点」を定め、円を描き始める。

その強さとしなやかさが、VUCAワールドを生きる私たちに問われていくこと
になる姿なのではないでしょうか。

私はこれからの活動コンセプトをこの言葉として掲げ、これからますます
リーダーシッププロデュースに努めてまいる所存です。

本年は、その活動の一環として、英治出版より
「ビジョン・プロセシング〜人と組織の「未来と向き合う力」をどう育むか〜」
（仮）を出版させていただくことになっております。

それ以外にも活動コンセプトに一貫させる形で、視座変革人材創成プロジェクト、
Voicyの開局、クラウドファンディングの挑戦など様々な取り組みもチャレンジ
してまいりたいと考えております。

本年も、「私たちにできる大切なこと」に一つ一つ取り組んでまいりますので、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


オーセンティックワークス株式会社
代表取締役　中土井 僚



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組織進化"刺激"マガジン『未来からの問い』
●発行責任者：下山 久美子
●発行元：オーセンティックワークス株式会社
●事業内容：組織進化コンサルティング
　オーセンティックワークスは、社会変容テクノロジー「U理論」を活用した
　プロセスコンサルテーションによって「ソーシャルフィールド(社会的な場)」
　を転換し、他責・対立・迷走等、閉塞感のある組織を創発的な組織へと進化
　させます。
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