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[タイプラボ・フォントNEWS]
2004年5月 第5号
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このメールは、WEBサイト「ようこそ!書体の世界へ」でフォントの使用
者登録をしていただいた方、ベクターでタイプラボのフォントを購入してい
ただいた方、このメールNEWSの読者登録をされた方、などに発送いたし
ました。
今回の内容は、【書体デザイナーに聞いてみました】の2回目と、新連載の
【書体の基礎知識】です。
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【書体デザイナーに聞いてみました】 海外でフォント販売 川上一さん
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日本人の生活にいつのまにか溶け込んでしまったアルファベット文字。日本
古来の文字ではないのに、身近なあらゆるモノにたくさん使われています。
そのアルファベット文字をデザインした、いわゆる欧文書体を作る日本人デ
ザイナーもたくさんいるようです。必要な文字数も日本語書体より大幅に少
ないですから、取り組みやすいのでしょう。
しかし、作ったフォントを欧文書体の本場、海外で商品化し販売している日
本人はごく僅かだと思います。
今回紹介する「川上一さん」は、四国徳島在住のデザイナーです。彼がデザ
インしたフォントは、海外のいくつものフォント専門会社から販売されてい
ます。
・川上さんのオリジナルフォント
http://www.type-labo.jp/GIF.IMAGE/HKfonts.gif
http://www.type-labo.jp/GIF.IMAGE/Hiromina03.gif
●川上さんのフォントが、海外の会社から販売された、きっかけは何だった
のでしょうか
欧文書体の見本帳を眺めていて、フォントとサンプルのところにそれぞれの
作者の名前が表示されてました。
それを見て、かっこいいなぁと、自分もこんな風に名前表記してもらえるよ
うな立場になれたらなぁ・・・と漠然と思ったものでした。1996年頃です。
このあたりから僕の文字作りが本格的に始まりました。
未完成に近い自作フォントを海外数社に送ってみたりもしましたが(俗に言
う売り込みです)、いい返事はもらえませんでした。でも、文字制作は楽し
くて没頭していきました。
2000年春、イギリスのレトラセットというタイプ会社に僕のデザインした欧
文作品を数点送りました。
Colin Brignall(欧文の世界ではちょっと知られた人です)というレトラの
デザイナー兼ディレクターが、その中の1つを気に入ってくれたようで、返
信メールが届きました。
驚きましたけどね、まさかって。ものすごく嬉しかったですね。
でも、かなり修正の指示があり、いくつかの文字を直しました。
その後、契約・販売ということになりました。
Dreams Come True・・・。
●それ以前から書体デザインに興味を持っていましたか
1990年にデザインしたロゴタイプを展開して1セットの欧文フォントを作っ
たのが始まりでした。
ロゴタイプ、シンボルマーク制作は好きでしたが、書体を作る・・・なんて
ことはそれまで考えてもみませんでしたねぇ。
で、そのフォントが幸運にも90年のM賞奨励賞をいただいて、「タイプフェ
イス」という世界を知りました。
●現在いくつの会社と契約し、いくつのフォントが販売されていますか
3社と契約しています。書体数は17書体。
4月27日にいちばん新しいものがリリースされる予定です。(それを含めて
17書体)
●それぞれのフォントを、どんなコンセプトでデザインされたのでしょうか
特に深いコンセプトはありません。僕の日常生活の中で思い描き生まれてき
たものです。
一時期、フォント名に日本的な名前をつけるということに固執していたこと
もありました。
あけぼの、まがたま、ばさら、たかさご、ことほぎ、まほろば、ゆうぶえ、
etc・・・。
なにげなく、さりげなく、ひっそりと存在していて、けれど一目で僕のフォ
ントであるとわかるような文字でありたいと思います。そんな文字や記号を
作りたいと思っています。
願望。難しい。
街角のパン屋さんのような存在でありたいな、と。いろいろな種類のパンと
いうフォント。
●ひとつの書体の制作に、どのくらいの時間がかかりましたか
2ヵ月から6ヵ月でしょうか。欧文は1週間もあれば作れるよ・・・なんて言
う人がいますが、アホかいなって思いますねぇ。そんな簡単なものじゃない
ですよ。
で、いつも思っているのですが、書体制作っていうのは終わりがないってこ
とです。エンドレス。
なにかふと、ふいに数ヶ月前に作った文字のある部分が気になってきたりし
て直し始めたりすると、ほかの部分まで関連してきて、結局1セットすべて
修正したりして・・・。
これって結局、制作基本コンセプトがいかにいい加減か・・・ってことです
よね。
欧文制作は陸上競技に例えるならば、僕の感覚では、5000m走とか10000m走、
もしくはハーフマラソン。
和文制作は、42.195kmフルマラソン、あるいはトライアスロン競技。
欧文を軽んじているわけではないですよ、決して。
あえていえば絶対的な量の問題でしょうか。
●デザインするときの手順、使用しているソフトなどを簡単に教えて下さい
▼ぼんやりと(欧文)書体のイメージが浮かぶ。
▼いくつかの文字を思いつくままにメモ的にスケッチ。(サムネール)
▼Adobe Illustrator 5.5J で作成します。8.0も9.0も10も購入しています
が、シンプルな機能の5.5が大好きでずっと使っています。
僕は Illustrator 上に直接描いていきます。スキャニングはほとんどしま
せん。
基本的に図形としての展開で作成していくので、
(ハンドライティングは苦手=稚拙な文字しか書けないから)
Xハイト、アセンダー、ディセンダーを設定して、
文字のフォルムを数字から割り出して構築していきます。
工業製品の図面を描くような感じです。
この部分はかなり神経質に取り組んでます。頭がふらっとするくらい。
▼とりあえず総ての文字種ができあがる。数にして250文字前後。
▼1文字ずつ、Fontgrapher4.1J のそれぞれの文字スロットへ入れていく。
Illustrator から Fontgrapher へ、コピー、ペーストしていくわけです。
▼250文字それぞれの場所にそれぞれの文字が入る。
▼Fontgrapher4.1J で、フォント化する。
ここで単なる図形から文字としてキーボードを打つと入力出来るように変身
させるわけです。
▼とりあえず出来たフォントを試しに使ってみる。車の試乗会のようなもの。
細部をチェック、気が付いた部分を修正など、何度もくりかえして、
いちおう気分的には完成ということに。ほっとする瞬間・・・まで約2ヵ月
から6ヵ月。
***Fontgrapher で、フォント化する前に、
厳密な作業工程として「カーニングデータ」を作ります。
僕の場合、カーニングデータまで作成した欧文フォントは6書体ほどです。
僕にとっては文字作り以上に辛いハードな作業です。単調作業ではあります
が、かなり重要。
作成するデータ量が息が詰まるほどありますからね。
メジャーなタイプファウンドリーではカーニングデータは作成してくれます。
中途半端なデータを作るくらいならプロに任せるのがベストだと思ってます。
●制作中・海外の会社と交渉中に、悩んだこと、難しかったことなど教えて
いただけますか
なんといっても、言葉ですね。僕は欧文のフォルムは大好きなんですが、語
学はまったくだめで、そんな僕がよくこうやって海外とのやりとりができて
いるなと不思議です。
最初の頃は、友人知人に頼りっぱなしで、翻訳をしてもらいました。
現在もほとんど進歩はしてないのですが、人間って生物は「慣れる」という
特技が潜在的にあるようで、ま、なんとかごまかしながら適当にやっていま
す。
・・・先方も、こいつは英語はだめなんだなってわかっているはずですから
ね。
また、電子メールってものが出現して提出とか交渉は格段にスピード化され
ましたね。
以前は郵送で1週間から10日、返信はそれからまた1〜2週間後っていう感じ
でしたからね。
あと、欧文制作といっても大文字・小文字52文字だけを作ればいいというわ
けでもなく、数字、分数、約物だとか発音記号であるとか、普段は日本人が
使わないような文字種まで作成しなければならないわけです。
馴染みのないものはよくわかりませんねぇ。
●反応はどうですか そしてご自分の心の内は…
反応=売れ行き。
僕が理想として思い描いたものとは少々異なり、あまり芳しくありません。
しかし僅かながらも、僕のフォントを購入してくれた見知らぬ国の見知らぬ
人、どんな人たちなんだろう、そしてどんな風に使ってくれているんだろう、
僕のこの部屋で生まれた文字たちが、どんな所で、どんな表情をしてるんだ
ろう、・・・と考えると、とても嬉しく切ない、感謝したいような気持ちに
なります。
文字を作る、文字を売る。ほんとに地味な作業ですよね。
でも僕自身はいい気分なんです。好きでやってることですから。
そしてこれに収入が比例してくれると言うことはないんですけどね。
●川上さんがデザインしたフォントを購入する場合、どうすればいいですか
以下のサイトでクレジット購入ができます。
http://www.myfonts.com/person/kawakami/hajime/
http://www.p22.com/ihof/listings.html
*Akebono(3書体)、*Basala(1書体)、
*Hiromina03(3書体・ひらがな・カタカナ・欧文)、*Ching Mang(1書体)、
*Rakugaki(3書体・ひらがな・カタカナ・欧文)、*Relax(2書体)、*Vidro(1書体)
http://www.letraset.com/row/default.asp
http://www.letraset.com/row/template1a.asp?catid=60&id=747
*Letraset Magatama(1書体)
http://www.bitstream.com/
http://www.bitstream.com/categories/products/nfc/index.html
*Bitstream Wavy (2004.4.27よりリリース予定, 2書体)
http://www.veer.com/results.asp?image=LFT2353900
●書体デザイン以外には、どんなお仕事をされていますか
グラフィックデザイン全般です。
ロゴマーク、ポスター、パンフレット、編集レイアウト、サインボード、
チラシなど主に平面物の制作です。
●自分がデザインした書体以外で、好きな欧文書体は何ですか
特に嫌いな書体はありません。で、特に大好きな書体もないのです。
欧文書体はこれしか使わない、と決めつけずに用途とか内容の雰囲気に合わ
せてその都度、書体選びをしています(和文もです)。
で、その時使っている書体がその時いちばんの好みの書体になっています。
その時々。
●書体をデザインするには、どんな勉強とか才能が必要でしょうか
見たり聞いたり感じたり、ぼんやりしたり、考えたり、悩んだり、
心ゆったりと試行錯誤してみたらいいのではないでしょうか。
才能=継続は力なり。好きこそものの上手なれ。
●どうもありがとうございました、これからもがんばってくださいね。
●川上一(かわかみはじめ)さんの略歴
1953年、徳島市生まれ。
インダストリアルデザイナーを2年半ほど経験し
1975年、グラフィックデザインに転向し、
1977年11月から川上一デザイン室を。
1990年国際タイプフェイスコンテスト・モリサワ賞 欧文部門奨励賞。
2001年10月、欧文タイプデザイナー有志のFont Aid September Eleven参加。
活動分野はグラフィックデザイン全般とタイプフェイスデザインです。
メールアドレス
ha-jime@xb3.so-net.ne.jp
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【書体の基礎知識】明朝体(Ming-style type) 今田欣一(寄稿)
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明朝体は、中国の明代(1368―1644)の木版印刷にあらわれた書体である。
はじめは宋朝体の覆刻(かぶせ彫り)だったが、しだいに印刷書体としての
読みやすさが高められた。そして明朝後期にはさらに様式化されて今日のよ
うな明朝体になった。
宋朝体から明朝体への移り変わりは、欧字書体におけるベネチアン・ロー
マンからモダン・ローマンへ至る移り変わりに似ている。東洋も西洋も、発
達の経緯は同じなのかもしれない。
近代明朝体活字は19世紀前半に上海や香港にあったロンドン伝道会と北米
長老会によって製作された。ロンドン伝道会の印刷所である上海・墨海書館
と香港・英華書院で使用された活字は、ヨーロッパで活字母型が製造された
ものである。さらには北米長老会の印刷所であった上海・美華書館において
木製種字と電鋳母型という活字製造法が考案された。この種字の彫刻はもち
ろん中国人が行っている。
これらの明朝体活字が長崎の崎陽新塾活字製造所にもたらされたのである。
この活字をコピーして活字母型を製造したのがわが国の明朝体活字のはじま
りで、これは東京築地活版製造所や正院印刷局(現在の国立印刷局)などに
引き継がれた。のちに東京築地活版製造所では理想的な本文用明朝体を求め
て、上海の中国人種字彫刻師に依頼している。すなわち東京築地活版製造所
の明朝体活字は中国で制作された種字によって築かれたものだ。
わが国の明朝体活字はほとんどが東京築地活版製造所のものを源としてい
るといってよいだろう。写真植字の石井明朝体(写研)においても東京築地
活版製造所の活字清刷をベースに設計したものなのである。制作者の石井茂
吉(1887―1963)は雑誌『プリント』(1962年3月号)で次のように語って
いる。
築地活版の一二ポイントの活字を4倍に引き伸して、四八ポイントに
して、それに墨入れをするという方針で出発した。勿論、4倍に拡大す
ると文字はボロボロ、ハネの先は丸くなっている。それを縮小する場合
はいいのですが拡大する場合にも、きれいな文字でなければならないと
いう所から、青写真で拡大したものに墨入れをして、きれいな文字を作
る事に決めました。(以下省略)
現在のデジタル・タイプの明朝体も東京築地活版製造所を起点とする金属
活字の系譜を引き継いだものが少なくない。モリサワ・リュウミンは森川龍
文堂4号活字を、リョービ・本明朝は晃文堂5号活字をベースにしている。写
研・本蘭明朝もまた岩田母型の明朝体活字を参照したものなのである。
*
明朝体の美しさは、楷書の筆法の単純化にあると思う。起筆や終筆など楷
書からのいわば歴史的遺産を受け継ぎながら肉筆性を排除し、水平垂直を基
本とする抽象性を帯びた幾何学的な線に融合することに成功している。さら
に、横画を細くしたことで自己主張しないスタイルになった。それが自然で、
当たり前のように思えてしまう。
横画の細い線と縦画の太い線、ウロコの三角形と点の円形…。対照的な要
素が実に見事に融合された、絶妙なバランス感覚が感じられる。違った要素
のものは何とか統一しようと考えるのが一般的だが、そうしないで調和を図
ってしまったことに驚かされる。
明朝体は、他の書体よりも整然としていて読みやすいとよく言われている。
本文用書体としての完成度が高いとされている。明朝体は金属活字の時代か
ら現在のデジタル・タイプに至るまで、活字書体の中心であるということは
認めざるをえない。
●いろいろな会社のさまざまな明朝体(和文フォント大図鑑より)
http://ohkadesign.cool.ne.jp/wabunfont/category/min.html
●この原稿の元になった書籍は、ネットから購入できます
タイプフェイス・デザイン事始 2,100円
http://www.rakuten.co.jp/book-ing/397878/
●今田欣一さんのサイト
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kinkido/
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【Windowsのフォントトラブルで困っていませんか】
2号目に掲載した情報ですが、トラブル体験者が多いので毎回掲載します
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以下のフォントトラブルを解消します。
・ウィンドウ右上の最大化や最小化ボタンが数字などになってしまう
・ドロップダウンリストの▼や、スクロールバーの矢印が、
数字やおかしな文字になってしまう
・アプリケーションで選択できるフォントが減ってしまう
・フォントをインストールできない
・フォントをインストールしても、アプリケーションのフォントリストに
反映されない
・フォントが横向きになってしまう
●rmttfcache.vbs
http://homepage2.nifty.com/winfaq/fontstrouble.html
●rm_ttfCache
http://www.asahi-net.or.jp/~nh4t-ymmt/FreeSoft/rm_ttfCache/index.html
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【以下はタイプラボからのお知らせです】
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★日本に住んでいながら、海外の会社と契約し世界中の人たちにフォントを
販売している例として、川上さんを紹介いたしました。
私自身20数年前に、Paper Clipという書体をアメリカの会社と契約して発売
した経験があります。きちんと契約するために、翻訳事務所を通して何度も
何度も郵便のやりとり。電子メールというものは存在しない時代でした。ま
た、相手の要求するフォント仕様に合わせて原図を再制作したり…、とても
大変な経験をしました。いまは、デジタルフォントですので、データも簡単
にメール添付で送れます。すばらしい時代ですね。若い人たちは、もっと
もっとこういうことにチャレンジするべきだと思います。
★今田さんにお願いして「書体の基礎知識」を連載してもらうことになりま
した。毎号読み続けることで、あなたも書体博士になれるかも。次回は宋朝
体の予定です。
★フォントNEWSバックナンバーは↓こちら…
http://backnumber.combzmail.jp/mmz/backnumber/e0wy_backnumber.htm
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◎ベクターから販売されているタイプラボのフォントは、
ご購入日から5年間、合計5回まで同じ商品をダウンロードできます。
↓ご購入はこちらから。
http://shop.vector.co.jp/service/servlet/Catalogue.List.Maker.Top?MAKER_ID=SA008106
ご近所のコンビニエンス・ストアを利用して、現金で支払う方法も用意され
ています。
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◆このメールが届いた方は、読者登録されております。
今後このようなメールが必要でなく、登録を解除されたい方は、
↓こちらのページで解除してください。
http://www.type-labo.jp/
登録解除された方には、当社で頒布しているフォントのサポート情報なども
お伝えできなくなります。
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■ ■ タイプラボ・フォントNEWS
〜〜 創刊日 2004年1月
―◯◯― 発行者 有限会社タイプラボ 佐藤 豊
…… MAIL
typelabo@type-labo.jp
■ ■ WEB http://www.type-labo.jp/
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