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産業革命は知識・情報革命であった
発行部数: 9,773部  発行日: 2025年09月24日
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「産業革命は知識・情報革命であった」



目次
………………………………………………………………………………………………………………………………
〇前書き   「産業革命」
〇本文    「情報革命の本質はハイテクではない」
〇編集後記 「 専門誌 」
………………………………………………………………………………………………………………………………


いつもお読みいただきありがとうございます。


令和7年9月24日水曜日メルマガ配信します。


〇前書き   「産業革命」

■産業革命の本質は
単純な技術革新ではなく
「技能から知識の体系化」による生産性革命であった。


「百科全書」(1751年)で
徒弟にならなくても技術者になれる
知識の体系化がなされた。


■「百科全書」は
職人達が書いたのではなく
ルソーなど論理学者が分析しコンセプト化して総合化した。

経験を知識に、
徒弟制を教科書に、
秘伝を方法論に、
作業を知識に変えて
飛躍的な生産性革命が起った。


■産業革命は
機械の発明や資本では説明できない。


産業革命は「技能の言葉と図による知識化」
暗黙知から形式知への変換であった

つまり
産業革命は知識・情報革命であった。



■さて、
本日のテーマ
==============================
「情報革命の本質はハイテクではない」
(「明日を支配するもの:21世紀のマネジメント革命」
P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)より
==============================

■情報革命の本質はハイテクではなく、
コンピュータやエレクトロニクスによるものではなかった。

本当の情報革命のブームは
昔ながらのノーテク
印刷の世界で起こった。

1950年頃テレビが世界を席巻し始めたころ
印刷本は凋落するものと
誰もが考えた。


■戦後アメリカの人口は70%増えた。

最も本を読み本を買う世代である大学生は
5倍になった。

アメリカの本の発行部数は
20倍となった。

第二次大戦後最も成長した企業は
IBMやマイクロソフトに代表されるハイテク企業ではなく、
印刷媒体の業界であった。


■ドイツのプロテスタントの祈祷書を専門とする出版社、

アメリカのランダムハウスの出版社、
フランスのビジネス誌「カピタル」。

1920年代、30年年代のアメリカを風靡した総合誌
「ライフ」「サタデイ・イブニング・ポスト」は
消えた。

ところが今日、実に3000にのぼる
専門誌が活況を呈している。

■最たるものが経済誌である。

「ビジネスウイーク」
「フォーチュン」
「フォーブス」
「エコノミスト」などが活況を呈している。


経済にかぎらず、
医療、交響楽団、心理学、外交、住宅、コンピュータなど
あらゆる分野の専門誌が発行されている。


専門家による非専門家のための本、
解説本である。

その本質は娯楽性と教育性を
兼ね合わせた情報提供にある。

〇編集後記(専門誌)
=========================
専門誌とは、特定の専門分野や業界に特化した情報を掲載する
雑誌・新聞のことです。一般紙・一般誌とは異なり、
特定のターゲット層に向けて詳細で専門性の高い記事を提供し、
業界関係者にとって最新の動向や経営に役立つ情報源となります。
特定分野への特化:自動車、コンピュータ、歴史、サッカー、法律、
食品業界など、非常に狭い分野に特化して情報を扱います。?
専門的な内容:特定の分野の専門家が読者であるため、
一般の読者には難しい専門的な言葉や概念を用いた深い記事が掲載されます。?
詳細な情報:一般紙では扱われないような技術動向、
有力企業へのインタビュー、業界の法改正、専門的なイベント情報などが網羅されます。?
業界のニーズに応える:業界の発展を促し、
関係者のコミュニケーションの場となることを目指しています。?
=========================

ホームページご覧ください。

https://k.d.mail-magazine.co.jp/t/ce7j/o0j45gp1h5qidoxpz0


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今岡善次郎


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