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製品やサービスのデザインに感情や情緒を考慮する
発行部数: 9,821部  発行日: 2025年06月18日
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「製品やサービスのデザインに感情や情緒を考慮する」



目次
………………………………………………………………………………………………………………………………
〇前書き   「感情と情緒」
〇本文    「機能的な価値より感情的な価値」
〇編集後記 「機能と情緒」
………………………………………………………………………………………………………………………………


いつもお読みいただきありがとうございます。


令和7年6月18日水曜日メルマガ配信します。


〇前書き   「感情と情緒」

■感情とは、外部からの刺激や出来事に対する
私たちの内的な反応を指します。 

例えば、突然の驚き、激しい怒り、深い悲しみなど、
私たちの心に直接影響を与えるものです。
感情は瞬間的で、時には激しい波として表れます。

■一方、情緒は、
感情が時間をかけて持続し、深まった状態や、
感情の集合体を指すことがあります。 

情緒は、
感情の一部でありながらも、より長期間にわたり、
持続的な感情の状態や全体的な雰囲気を表します。

例えば、「情緒豊か」という言葉は、
その人が多彩で深い感情を持ち、
それを豊かに表現する能力を意味します。

■感情と情緒の違いを理解することは、
自分自身や他者との関係を深く理解し、
より適切なコミュニケーションをとるために不可欠です。 

感情は一時的であり、
特定の出来事に対する直接的な反応ですが、
情緒はその感情が持続し、長期的な影響を与えるものです。



■具体的な例を通して、
感情と情緒の違いをさらに深く理解していきます。

映画を観た後に「感動」することがあります。
この感動は瞬間的な感情ですが、
その映画のテーマやメッセージが心に深く響き、

長い間心に残り続けるならば、それは「情緒的な影響」として解釈できます。

感情は一時的で瞬間的な反応であるのに対し、
情緒は感情が深く根付き、持続することで、
私たちの性格や行動に影響を与えるものです。






〇本文
■さて、
本日のテーマ
===========================
「機能的な価値より感情的な価値」

「デザイン思考が世界を変える」(テイム・ブラウン、千葉敏生訳早川書房、2019年)」より
===========================

■イノベーションには
優れたアイデイアだけでは成功しない。

優れたアイデイアでも
「実行がお粗末」という理由で
市場で失敗する事例は多い。

■ムラのある品質、
独創性に欠けるマーケテイング、
信頼できない流通、
常識外れの価格設定。

あらゆるビジネス指標やシステムが万全でも
実行がお粗末。

製品の物理的な問題、
販売方法、
ソフトウエアなどを含めた
デザインの失敗は多い。


■製品の様々な要素が一体となって
優れた経験を生み出さなければならない。

基本的なニーズが満たされると
我々は有意義で感情的に満足できる経験を
求めるようになる。


■製品からサービス、
サービスから経験へ。

私たちのの経験が
主に機能的なものから感情的なものへと
根本的な変化を遂げている。

機能的なメリットだけでは
顧客の心を捉えたり
ブランドを差別化して顧客を維持したりするには
もはや十分ではない。

〇編集後記(機能と情緒)
===========================
機能と情緒は、製品やサービスに対する顧客の価値認識を構成する
二つの主要な要素です。機能的価値は、製品の性能や実用性など、
客観的に評価できる価値を指します。
一方、情緒的価値は、製品の使用体験から得られる感情的な満足感や、
ブランドに対する愛着など、主観的な価値を指します。?

機能的価値 (Functional Value)?
機能的価値は、製品やサービスの物理的な側面や性能に関する価値です。
例えば、冷蔵庫の容量、エアコンの冷房能力、スマートフォンの処理速度などが挙げられます。
これらの価値は、数値で表したり、客観的に比較したりすることが可能です。?

情緒的価値 (Emotional Value)
情緒的価値は、製品やサービスに対する感情的な反応や体験に関する価値です。
例えば、高級車を所有することによるステータス感、使い慣れたブランドへの愛着、
新製品を試すワクワク感などが挙げられます。
これらの価値は、個人の主観や感情に左右されるため、
数値化が難しく、人によって異なる場合があります。
?=========================

ホームページご覧ください。

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今岡善次郎


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