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「年頭にあたり:習慣は「断つ」こと「継続する」こと新規に「取り入れる」こと」

令和2年あけましておめでとうございます。


目次
…………………………………………………
〇前書き  「今更ながらの「禁煙」の決意」
〇本文  「需要の変動に対して在庫ではなく能力の弾力性で対応する」
〇編集後記「継続は力なり」
………………………………………………………

令和2年1月1日元旦水曜日のメルマガ配信します。

大晦日31日ひとり高尾山に登りました。

妻の在宅介護の時代はふたりで頻繁に登りましたが
昨年20年近い介護の末看取り
改めてひとり独居ジジイの身を実感したくその日に思いつきました。



〇前書き「今更ながらの「禁煙」の決意」


■改めて
令和2年あけましておめでとうございます。

新年にあたり今更ながらの「禁煙」の決意をしました。

実は自分流の解釈があって喫煙の効用を信じていましたが、
生命体にとって「害」というより「ムダ」であると
思いいたりました。

ライフワークに2つのテーマ
・回転摩擦による動力エネルギーのムダを取る
・在庫による資源のムダを取る

世の中でムダとは美しく無いものであり
人が生き生きと楽しく健康で生きるために
不必要なムダをとる必要があります。

一方に人間は必要なムダもあることは
分かっています。


■マネジメントをテーマにする本メルマガの3つの柱

生命健康マネジメント
ドラッカー社会生態マネジメント
オペレーションマネジメント

はモノゴトを成し遂げるツールを読者に提案しつつ
自分でことを進める自身の習熟も目的にしております。

習慣は「断つ」こと「継続する」こと
新規に「取り入れる」ことが必要です。



■未だに産業界では「在庫は無駄であるか」
「在庫は必要であるか」
の論争の決着が着いていません。

むしろ相矛盾する考えが両立していると言っていい。


在庫がムダであるとする考えは
トヨタ式生産方式であり

在庫は必要であるとする考えは
近代的管理会計を基礎とする
科学的管理方式である。



■さて喫煙が「害」であることは
医学的にも証明されていると言われている。

医学に関わらず「科学的」と言われるものは
実験や現象を説明する理論が正しいとする。

ところがその理論で説明できない現象が現れると
習慣は軌道修正する必要があります。


しかし
自分は科学的合理的人間だと信じている人も
自分の理解している知識でしか観ないので
新しい現象をスルーする。

だから大事なことは
習慣は「断つ」こと「継続する」こと新規に「取り入れる」ことだと
新年にあたり肝に銘じております。




〇本文
■さて、
本日のテーマ
===========================
「需要の変動に対して在庫ではなく能力の弾力性で対応する」
「トヨタ生産方式のIE的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年)」より
===========================

■一般的には需要は予想はできないし、
変動は不可避である。

そのためには製品や資材、中間仕掛品のストック、
すなわち在庫によって需要の変動に対応するのが
生産管理の常識である。

■ところがトヨタ生産方式ではこの常識を否定する。

在庫に頼ると需要変動への注意が疎かになり
作り過ぎのムダ、在庫のムダが発生し、
改善へのマインドが鈍感になる。

とことん見込生産を否定して受注生産を指向する
需要追従型生産のパラダイムへのシフトである。

需要変動には在庫をバッファとする
従来のオペレーションマネジメントから
能力をバッファとするイノベーションである。

■需要が2倍に増加する場合、生産設備をそのままにして
臨時工を2倍に増やして生産能力を2倍にする。

通常の生産設備の稼働率は50%でも良いとする。

1人で10台の機械を操作する状態から
1人で5台の機械を操作することで2倍の生産能力を実現する。

需要が半減する場合は人数を半減させて
1人が20台受け持つことで
生産能力を半減させる。

能力の調整は人数だけではない。

2直から3直へ、2直から1直へなど直数の調整や
直から直への切り替え時間の短縮や延長、
短期の需要変動には休憩時間の調整など柔軟な対応も考える。

タクトタイムという生産速度の調整など自在に能力を
調整することで需要変動に対応する。


■従来の部分効率優先のオペレーションマネジメントでは
人や設備の稼働率を重視するあまり
不必要な在庫を増やす。

新しいパラダイムでは不必要な在庫を増やすよりは
人を遊ばせておくのを是とする。

あるいは需要が減っているときに在庫を作らないで
設備の修理や保全、段取り替えの練習、治工具の工夫など
データ分析などの機会とする。

「最小に人数でカバーしよう」と考えるのであって
「最小の機械台数でカバーしよう」とは考えない。

機械中心のパラダイムから人中心のパラダイムへの
シフトである。



〇編集後記(継続は力なり)
===========================
「継続は力である」とは多くの人が座右の銘としているほど
重要でありながら実は難しいことかもしれません。
出典は実は明らかではないが日本だけではなく全世界に共通する
ことわざである。ドラッカーも「成果を上げる要因は才能でも
性格でも年齢でも性別でも国籍でもない、習慣である」
と言いました。
===========================


「SCMセミナー:スマートファクトリー実現のための生産マネジメントと利益体質改善策ご案内」

JTC日本テクノセンター主催
日時2020年1月7日(火)10:30〜17:30


申し込みは以下のURLよりお願いします。
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/j0dv5ap03xwggccl7ru8Q

本メルマガ読者の申し込みの方は
受講料の本体価格の1割(4500円)を講師割引としますので
本メルマガ返信にて以下のフォームにてお申込み下さい。


> セミナー申込
> セミナー名: スマートファクトリー実現のための生産マネジメントと利益体質改善策
> 会社名:
> 〒:        所在地:
> 正式所属:
> お名前 :       TEL:            FAX:
> E―mail:




〜 稼げる工場の生産システムモデル 、TOC(制約理論)とTPS(トヨタ生産方式)、生産システム最適化と利益体質つくり 〜

・利益を生み出す生産システムモデルを学び、スマートファクトリーを実現するための講座
・AIやビッグデータを効果的に活用し、利益を出せる生産システムを構築しよう!


■講師の言葉

 利益体質改善のための手法としてTOC(制約理論)やその源流であるTPS(トヨタ生産方式)の本質を理解し
SCM(サプライチェーンマネジメント)を体系化した講師の知見から
最近のICT、AI、ビッグデータというスマートファクトリーのコンセプトを実現する方法論を提案します。

 ものづくりにおいて部分ではなく全体システムの構造と因果関係をモデル化する
システムダイナミックスをSCMに応用するとICTインフラが稼げる工場づくりに有効なツールとなります。

 すなわち利益速度をKPIとしたシミュレーションを通して同期化の意味、在庫変動と欠品現象、
生産能力と時間などが利益に与える影響が分かります。

 利益速度という管理会計指標を入れたシステムモデルで設備や人の経営資源の時間変動データを、
センサーとネットワーク、クラウドなどインフラの上でどのように活用して利益を生む政策に繋ぐか、
シミュレーションを通してスマートファクトリー設計の方法論を提案します。



■講師略歴
京都大学大学院修了(機械系制御工学)
東洋エンジニアリング(構造解析技術者、業務システム設計SE)
マッキンゼー(戦略コンサルタント)
大塚製薬(経営企画、社内コンサルタント)
日本PDAエンジニアリング(代表としてCAEマーケテイング)
独立自営コンサルタント(1994年〜SCM)


■おもな専門分野・研究分野
<技術と経営の教育>
日経ビジネススクール(サプライチェーンマネジメント)、
富士通ラーニングメデイア、日本能率協会、東京農工大MOT(技術経営)、
法政大学経営システム工学、多摩大学MBAなど日本における技術と経営の両面を特徴とする
サプライチェーンマネジメントの草分けとしてマネジメント教育の豊富な実績を持つ。

在庫削減と欠品防止のジレンマを解決する永続的課題について
現在も将来も普遍的なテーマをさらに追及します。

<力学的手法(TOC)でサプライチェーンマネジメントの体系化>
TOC(制約理論)の開発者である故ゴールドラット博士は物理学者であったが、
今岡善次郎は、手法が類似しているが、
より実践的な制御工学の方法論である時間軸の状態変化をモデル化する
動力学(ダイナミックス)の概念でサプライチェーンマネジメントを体系化しました。

元MITのフォレスター教授のシステムダイナミックスの考え方と同じだと考えています。

著作がきっかけで企業の利益体質改善の生産革新支援や
ビジネススクールの講師の体験が生産や物流、販売を統合する
サプライチェーンマネジメントの体系化につながりました。

さらに、もの創りのイノベーションマネジメントに俯瞰的なシステム革新の原理を
ドラッカーやクリステンセンの歴史的事例の帰納法的方法論で追及し続けています。

<現場志向と理論の豊富なサプライチェーンマネジメントのコンサルテイング>
幾つかの異なる業種でそれぞれの課題を持つ顧客に対して、
まず現場を見て原価、在庫、損益データから収益構造分析して、
ITを前提とする場合もIT以前の利益体質を狙う経営システムの提案を行いました。

<力学手法で回転主軸の振動抑制技術で特許取得>
制御工学の方法論である時間軸の状態変化をモデル化する動力学(ダイナミックス)の概念で
サプライチェーンマネジメントを体系化したように、

回転機械の動力学(ダイナミックス)はニュートン力学の
時間微分方程式である運動方程式からモデル化でき、

そのシミュレーションと実験から振動抑制の原理を導きました。

サプライチェーンマネジメントも振動制御の両方を包含する手法として
システムダイナミックスのモデルで説明できます。

■所属学会
日本機械学会

■書籍名、発行元等
・サプライチェーン18の法則(日経文庫トヨタ式経営18の法則)
・サプライチェーンマネジメント(工業調査会)
・図解セル生産がわかる70のポイント(工業調査会)
・利益速度でものをつくれ:TOCとJITの融合(日本プラントメンテナンス協会)
・時間をキャッシュに変えるモノづくり(日刊工業新聞)他多数

■マネジメント教育歴
・日経ビジネススクール(サプライチェーンマネジメント)
・富士通ラーニングメデイア(サプライチェーンマネジメント)
・日本能率協会(利益速度経営、TOC,JIT)
・東京農工大MOT(技術経営)サプライチェーンマネジメント
・法政大学経営システム工学(ドラッカーと日本的経営)
・多摩大学MBA(サプライチェーンマネジメント、ドラッカー)


■ホームページご案内

SCM(サプライチェーンマネジメント)とは
供給連鎖において在庫削減と欠品防止のジレンマを解消して
利益体質を改善する手法です。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/j0dv6ap03xwggccl7rSQa


■以下の動画は回転摩擦抵抗の多いミニ四駆で走行速度が
10%程度向上しました。




今岡テクノロジー『制振装置R2O』ミニ四駆実験
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/j0dv7ap03xwggccl7rbmG


2つのイノベーション
「在庫削減と欠品防止の両立」
「負荷運転でもアイドリングに近い軸振動抑制」


そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。


ホームページご覧ください。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/j0dv8ap03xwggccl7re83


●ご質問ご意見は気軽に
本メールの返信でよろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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いつもご寄付ありがとうございます。

何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。

これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
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金額やお名義は問いません。

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一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。

年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。

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三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 アイエスデイアイ


■ホームページ
ISDI今岡システムダイナミックス研究所
運営 株式会社21世紀ものづくり日本
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/j0dv9ap03xwggccl7rs47



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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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