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◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第497号
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
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よろしくお願いします。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


「ドラッカーは通常の認識とは違うイノベーション」



平成30年1月17日水曜日のメルマガ配信します。


今日もお読みいただき
ありがとうございます。


■年が明けて2週間いろんなイベントに参加したり
昨年来のイノベーションのためのアクションを
一歩づつ進めています。

閉じこもって資料を読んだり、
実験したり、データ分析したりする時期も必要ですが、
人に会って意見を求めたりパートナーを探したり
行動を再開しました。


ややおおげざに表現すると
回転軸振れ抑制技術の開発と
シンクロ・オペレーションマネジメントの
サプライチェーンマネジメント・システム開発
の2つは、

現状観察からシステムダイナミックスのモデル化を
コアコンピタンスにしている僕にとっての
ライフワークとなる使命だとに考えています。

ドラッカーの「企業家精神とイノベーション」は
マインドセットの熟練に大いに役立っています。

本メルマガや「ドラッカー塾」でドラッカーを僕になりに
紹介していますが、
いろんな人のドラッカー感を聞くのも楽しいものです。


■13日土曜日はドラッカー学会の上野周雄さんが主催している
「英語でドラッカーを学ぶ」
10周年記念シンポジウムに誘われ参加しました
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0ke1gq0st95zxdboiW0X

「もしドラ」のベストセラー作家の岩崎夏海さんを始めとする
ドラッカーに直接会って記事を書いたり翻訳している方々の講演を聞き
又懇親会で多くの人と知り合いました。

イノベーションは通常の認識とは違う視点からの
新規な発想から来る。


出来上がったと思われる科学技術体系でさえ
疑う認識が必要になることもある。

日本的な思想を見下して
ドラッカーを含め外来もの信仰する認識も
疑うことも必要です。





さて、
本日のテーマ
====================
「確率統計論の限界」
「トヨタ生産方式のIE的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年)」より
==================

■品質検査において全数検査と抜き取り検査の2つがある。

確率統計という学問的裏付けがあるというので
科学的管理手法として一般化している。

しかし、日本のものづくりの追求において
不良を0にするマインドがあった。

シックスシグマという統計用語をシンボルにした
品質管理が日本のTQCに対抗して米国で確立された。

百万個に1個という確率で不良を容認する思想であるが
日本ではデフェクト0、すなわち
百万個に1個の不良を許さないという
改善魂があった。


■統計的品質管理論ではデフェクト0は実現できない。

どんなに頻度が低くても品質不良を容認する管理と
品質不良を0にする管理手法は全く異なる。

新郷氏は品質管理に確率統計を導入するのは
検査の改善であり品質の改善ではないと見抜いた。

その結果、不良を作らない検査方式、
加工工程で検査を同時にする自主検査
前工程から渡されたモノの検査と加工を同時にする順次点検方式
品質の原因となる条件を管理する源流管理方式
などが次々開発された。


■在庫を0にするという
カンバンシステムもマインドは同じである。

確率統計論では在庫は欠品を避けるために容認する。

在庫を削減すると欠品する確率が増える。

欠品しないようにするためには在庫が増える。

確率統計論のモデルで在庫管理をすれば
在庫問題と欠品問題は相いれないトレードオフ(相互矛盾)の
関係にしかならない。


確立統計論は不確定性をモデル化する数学的手法である。

ある意味で
現実の現象間の根本問題にさかのぼる観察を
科学的方法論の陰に隠れて放棄する手法である。


■確率統計論で不確定性をモデル化する前に
品質に影響する根本原因を「何故を5回」問うことや
需要の不確定性の中で供給の手法(サプライチェーンマネジメント)を
高度化することを問うことが
かっての日本のものづくりのイノベーションであった。


確率統計論という一見科学的マネジメントに頼ることは
実は科学的認識とはかけ離れている。


改善やイノベーションに終わりはないという
マインドが必要である。



●ご質問ご意見は気軽に
返信で意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。