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「日本発の世紀の発明」


2016年6月1日水曜日6月に月変りしました。


■このメルマガで何度も触れて協力者を求めていた
オートバランサーと称する回転体の芯ブレ振動低減技術ですが、
いろんな人のお蔭で原理解明できました。

運動方程式からシミュレーションモデルを作り
PCで模擬実験して
エンジニアリング手法もわかりました。

ここまでくると企業秘密の世界ですから
これからあまり触れないようにします。

特許出願してからパートナー探ししますので
その時はよろしくお願いします。


■TOC(制約理論)からサプライチェーンマネジメントという
マネジメント論を展開している僕ですが、
もともと京都大学機械工学系大学院修士課程で
米国宇宙開発で生まれた現代制御理論の考え方に触れたのが
仕事人生に影響しました。

ニュートン力学をベースにしながら
自然現象をどうモデル化するかという問題解決手法
を学びました。


力学は好きで力学演習で色んな問題を定式化して解くのは得意でした。

現代制御理論の論文も読みましたが
現実の物理現象より数式の羅列になって興味を失い、
この考え方が経営に使えるのではないかと
キャリアプランを考え直しました。

■プラントメーカー東洋エンジニアリングに入社し
先ず初仕事はバグだらけの
MITで開発された構造解析ソフトウエアを使えるようにすることでした。

そのでの成果はバグをとり日本の設計基準に合わせてシステムを作り変えました。
それはミュンヘンでの世界のユーザー会で発表する機会(29歳の時)を得ました。

その後、原因不明の構造物のトラブルを有限要素法でモデル化し
現象を説明して顧客と製作会社の間の交渉に貢献しました。

その時の教訓は理論よりも現実の現象にどう迫るかということでした。

この時も大学時代の力学と制御理論は役立ちました。

■その後マッキンゼーや大塚製薬で経営改善の仕事をして
最終的にサラリーマンとして勤務したのはPDAエンジニリングという
NASA退官の技術者が作ったNASTRANのプレポストで有名だった
PATRANの日本での市場開拓のために立ち上げた日本法人の代表の仕事でした。

このときトヨタやホンダの技術者とも話し合う機会があり、
セミナーなどで講演しました。

このとき、コンカレントエンジニリングという言葉がはやり、
CAEと経営との統合を宣伝に使う目的で初めての著作「経営力学」を
上梓しました。

■日本PDAエンジニリングが新バージョンの
ソフトウエアのメンテナンスに失敗しNASTRANのMSCに買収され
失職した僕はやむを得ず
コンサルタントとして47歳で独立せざるを得ませんでした。

その中で知ったのが物理学者でトヨタ式経営からTOC(制約理論)を開発した
ゴールドラットの著作でした。

これがきっかけとなりサプライチェーンマネジメントがヒットし
古川先生に東京農工大MOTの客員教授に採用されました。

ある講演でトヨタの技術者が僕のマネジメント論を読んで
技術論だと評価したことがあります。

コンサルタントとしての習性でいつも現場観察しながら
役立つ知識を求めて膨大な資料、書籍を含めて目を通します。

■今回も発明者とは2年間密着して彼の思考方法を観察しました。

そして振動論、ニュートン力学、テンソル数学、回転体力学、オートバランサ理
論、運動シミュレーション技法、切削工学、工作機械設計論、三角幾何学、
軸受け論、相対性理論・・・目を通しました。

しかし、
以下の2つの動画は従来の理論では説明できませんが驚くべき現象です。

1.タイヤに取り付けて回転表面の振れが小さいこと(有りと無し比較)
2.穴あけドリルにおいて加工時点で即時に振動抑制が働いていること(有りと
無し比較)

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/f0c6x1t0kqwk606d8azZh


■個人で経営コンサルタントとしてお金をもらって仕事をすると
何とか納得のいく答えを必死で考えます。

その習性で誰もやっていないなら自分でやってみようと
衝動的な決断をして東京農工大大学院博士課程に入学し、
先生方を引き込んでMN21を設立しました。

妻がアルツハイマーで長期入院し
これからの人生、介護とひとり暮らしの人生で終わるより
ワクワクドキドキするテーマで時間と財産を使うのもいいかと
かってながら個人的な理由もありました。



■上記発明者の動画ご覧になりこの技術は
外力に対して瞬時に振動を抑制していることを観察してください。

変形が起こってから抑制する剛性でもなく
速度に抗して抵抗抑制するダンパーでもなく
外力に即反抗して振動を抑制する世の中にない新規の技術です。

三菱自動車で問題になった転がし抵抗燃費ロスデータ問題も
工作機械メーカーの新しい革新も期待でき
世の中を変える技術です。


日本のため世界のために、日本発の技術として
世の中に貢献できると考えています。

日本発の世紀の発明だと信じています。


さて、
本日のテーマ
====================
「何のための専門知識か知らなければならない」
「ポスト資本主義社会」(P・F・ドラッカー、ダイヤモンド社)より
==================

■現代社会はそれぞれの専門家の仕事で成り立っている。

企業では営業マン、生産担当者、技術者、経理、法務、
社会生活では弁護士、医者、介護士、教師など
実業の専門家が社会の役割を担っている。

しかし、19世紀まで
西洋では生計を立てるための専門家は社会的尊敬を得られていなかった。

仕事や職業は「生計の手段」ではあっても
「生活そのもの」ではなかったとドラッカーは言う。

■職場を離れれば仕事はもとより
専門分野についても話はしなかった。

ドイツでは「仕事の虫」として鼻で笑った。

フランスでは上流社会で仕事の話しをするものは礼儀知らずか、
野暮な奴と見られた、

現在リベラルアートと言われる教養は専門とは違う。

そして教養は社会の役に立たないどころか
分裂の原因となっている、

人間社会の世界を作り出すことに失敗している。


■日本はどうか?

明治以前でも教養とは儒教や仏教や古事記や日本書記の神話であった。

江戸時代の三河武士出身の僧侶鈴木正三は
「四民日用」という士農工商の仕事の思想を説いた。

二宮尊徳はその思想が仕事に直結していた。

明治時代には「論語と算盤」を書いた渋沢栄一は
日本の資本主義の思想的基盤を作った。

それは
ドラッカーに影響を与えた。


教養と専門知識とが統合されていた。


■それぞれの専門の仕事が社会にとってどんな意味があるのか。


それを考えることなしに
専門性を深めることは社会の分裂につながる。

博識であることは必要ではない。

我々が真に必要とするのは多様な知識を理解する能力だ。


専門知識はそれぞれ何についてのものか、
何をしようとするのか
中心的な関心事はなにか
どのような洞察を与えてくれるか

知られていないことは何か
問題や課題は何かを
知らなければならない。

ドラッカーの洞察である。

日本のリベラルアート信奉主義者はドラッカーも
日本の古典思想も古いと切り捨てるが
僕はそうは思いません。


●ご質問ご意見は気軽に
返信で意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
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一口月500円(ワンコイン)を
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半年(3000円)
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。