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「危機に立ち向かう精神と脅えて拒絶する精神」


おはようございます。

9月23日水曜日、今年も半分過ぎてしまいました。
無常、常ならず、絶えず時は流れる。
人も自然も変化する。

先週末、自宅マンション近くの公園では
神輿が出て秋祭りで盛り上がっていました。

秋祭り夏の終わりの無常観

■1人ひとりの人生が無常であるように
戦後70年経過して世界のパワーポリテックスも
終戦当時とは大きく変貌している中で
集団的自衛権行使の法案が可決されました。

敗戦時の米国の軍事力と現在の経済力
又当時の混乱状態にあった中国と現在の世界第2の経済力
平和国家として米国のパワ―の元で
日本は国際的地政学に無頓着で生きてこれました。

今回の法制化は多くの日本人の潜在的な危機感の
表れといえる。


■危機に対して身を挺して立ち向かう精神と
一方で恐怖心から身を守り脅えの拒絶反応を持つ精神と
相対立する精神を日本人は持っている。


合体はしないで日本人は一夜にして
精神が入れ替わる。

鎖国・開国・鬼畜米英から新米英への戦後日本


■世界を観る視点が変化することからくる対立かもしれません。

外国からの影響を日常的に受けない家族や
地域職場で国際的軍事脅威など実感がない。

森の中で木をみて虫や鳥の生態系を観る視点と
川や空や天候の中で森全体を観る視点では
森の持つ意味が異なる。


さて、
本日のテーマ
====================
「森を見て木を観る」
(「ポスト資本主義社会」P・F・ドラッカー、ダイヤモンド社)より
==================


■ドラッカーは知識の生産性を上げることは
個人にとっても組織にとっても社会にとっても
重要だと言った。

知識は道具であり材料である。


道具や材料を使って人間社会が持続できる
価値を提供できなければならない。

そのために成果を上げなければならない。

■知識の生産性を上げるのは「結合」である。

結合力はいい仕事をする
小説家も芸術家も科学者の特徴である。

近年の日本の思想家、松岡正剛氏は「編集工学」という
概念で、日本の感性を道具として使う。


芸術家は創作といい
技術者は設計といいいその道具となる
知識の体系を工学という。

また一時システムエンジニアリングという
概念が流行したが本質は同じである。

■ドラッカーは成果を上げる能力は
個と全体を観る感性にあるという。

森を見て木を観ないのは欠陥である。
木と見て森を観ないのも欠陥である。

観ることは観察であり、知ることである。

通常知っていることより知らないことが
多いと考えて謙虚に「観察」しなければならない。

そして
森と木の両方を観て
成果に結びつける「結合」(松岡正剛氏の言葉では編集)
する力を学ばなければならない。


■ドラッカーによると
専門知識が特化されて膨大な知識が蓄積され
膨大な可能性が与えられたと言った。

果たしてそうだろうか?

森を観て木を観ることが需要だが
GPSで木をいっぽん一本観察できビッグデータは取れるが
それを成果に結びつけるには
必要なデータの抽象化が必要であり、
単なる結合能力ではない。

結合というのは一つの行為であり
能力ではないのではないか。

訓練する必要があるのは
木と森全体を俯瞰して
結合するコンテンツを観察する
感性なのではないだろうか?



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返信で意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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