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「ソーシャルビジネスと実戦」


おはようございます。

5月6日水曜日、連休も後1日残すのみとなりました。

■3日日曜日、多摩大学大学院ビジネススクールの社会人院生と
OB5人が僕の自宅事務所に集まり
論文ゼミ称する修士論文に向けて相互に支援する
交流会開催しました。

子育て育児が終わって就労することに困難に直面している
女性向けに何が支援できるか、
支援することは「自立して社会とつながる女性」を顧客として
どんなサービスが提供できるか。

女性向けのビジネススクール&交流会が一つのソーシャルビジネスの
ソリューションとして出てきました。


■ソーシャルビジネスを語る評論家はたくさんいるし、
行政サービスは箱もののバラマキと批判しつつ
助成金申請書も書けないビジネススクールの教員が多い。

ゆとり教育受けた女性のキャリアプランは
東大に行き、官僚や倒産しない大企業に就職することで
勝ち組に入ることだという思想が今はふつうだとか。

違和感を超えて怒りのようなもの感じました。

溺れる船、日本社会のTOPにいれば溺れない。

一部の勝ち組に入ることをビジネススクールが助長しているとしたら、
社会の害にしかならない。

悪循環を助長する機関でしかない。

■崩壊する社会をどうしたら良いかではなく
自分が溺れないことで犠牲者を無視することで幸せな人生を
送れるだろうか?

最近、勝ち組の両親を持つ子供のみが勝ち組に残る
階層社会が固定しつつあるという論説が多い。

一方で両親がエリートの勝ち組の子供の自閉症や
事件が報道されています。

ビジネススクールは本来マネジメントスクールであるべきで
マネジメントとは自分や家族、会社組織や社会です。

ビジネススクールはドラッカーを無視していますが、
僕は敢えてドラッカーを教えています。



さて、
本日のテーマ
====================
「実行と実践」
(「森信三全集」致知出版社を参考)
==================

■頭の中で素晴らしいことを考えて良いことを
人に話せたとしても
実践しなかったら夢と同じであり、
知ったことにはならない。


人のため社会のためと言いながら
自分が勝ち組に入ることだけを考える行動していると
社会の「義」とか「誠」を知っていることになはらない。

■「実行しないかぎり真に知ったことにはならない」
は王陽明の「知行合一」論で江戸時代初期に
中江藤樹によって紹介された思想ですが、
現代のビジネススクールのマネジメント論に
欠けている思想ではないか。

この思想は朱子学の「先知後考」
(知ってから考える:まず知ること考えること優先)
の思想では知ったことにはならないと
朱子学を批判したのです。

森信三は30歳少し超えた頃、この思想を知り、
一切の物事がガラガラと音を立てて崩れていくような
はかなさを心の底から味わったそうです。

■書物を読んで得意になっていた自分が
「実行しない限り実は全然知らないのと同じだ」
と悟って一種の精神革命が起こった。

自分が築いて来た建物が崩壊してしまった。

大地震で廃墟になった大都会の片隅に一人立ち
ささやかながら手作りの自分の家を建てかかったという。

■プロジェクトマネジメント論に置き換えると
どんなに知識を得ても
実際に成果を上げる仕事しない限り
プロジェクトマネジメントを知ったことにはならない。

知識のみからスタートするのではなく、
現実に直面して暗黙知を形式化して再度知識化する。

ここのところを野中郁次郎先生のSECIモデルにも
ありますが、
江戸時代初期に王陽明を超える日本学者
山鹿素行がすでに言っていました。


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imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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