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                   第293回   
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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 「生命システム」


お早うございます。

●東日本大震災が発生した2011年3月11日の直後の4月開講した
コミュニティカフェ「ドラッカーマネジメント塾」
3年経過し今年1月で第6期終了しました。


今年4月から今までの塾生として参加して頂いた方を
又ドラッカー思想に共鳴する方を中心に
それぞれの専門のテーマをお持ちの方を
ゲスト講師とお呼びしたいと考えています。


有名な大学の教授やコンサルタントから
医師、経営者やサラリーマン、公認会計士、税理士、社労士、
OL,介護専門職、NPO法人理事長など有名無名、多様な職業の方に
ご参加いただきました。

特別依頼しない段階から
すでに数人がゲスト講師引き受けても良いとあり難い
お声を頂いています。

追ってテーマと日程の調整の依頼させて頂きます。


■試行的に
6期最終回の平日1月23日と土曜25日
ゲスト講師お願いしました。

○1月23日は
タイトル「ロルフィングによる身体のイノベーション」
ゲスト講師 米国認定ロルファー 川口舞子さんに
プレゼンした頂きました。


ドラッカーの社会生態学マネジメントを
「人・部門・会社」を
「細胞・器官・身体」のメタファー(比喩)
の原理で説明しました。

アイダ・ロルフという生理学者が東洋思想も取り入れ
独自の解剖学知見にもとづいて20世紀後半
米国で開発発展したロルフィングは
身体の調律を行って生命力復元という身体の統合を行う。

身体の構造を筋膜のネットワーク連鎖でモデル化するのは
僕がテーマにしている企業や産業をサプライチェーンで
モデル化するのと類似しています。

生産システムの統合と同期化がイノベーションになるように
身体システムの統合と同期化も生命力の復元になります。

FBで写真公開

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/d0o59ps06nufnfaiaoApp


○1月25日は
タイトル「米海兵隊とボイド大佐のタイムベース戦略OODA」
ゲスト講師 コンサルタント 有富嘉哲さんに
プレゼンして頂きました。

意思決定のフィードバックサイクルが早いこと
現場現実観察を重視すること
冷静な勇気による自律的決断
戦闘機(設備)と操縦士(作業員)との一体化

現場現実からのフィードバックサイクルを速く回す
階層構造の指揮命令ではなくネットワーク構造の自律判断は
TOCやTPSの生産システムと似ている。

ドラッカーは
「成果を上げるものは時間から入る」
「予測に頼る判断ではなくフィードバックが補完する」
の原理と同じです。


FBで写真公開

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/d0o5aps06nufnfaiaoy4y


上記二つの事例
身体システムもネットワーク自律組織も
生命システムと見ることができます。


■4月以降のゲスト講師の募集。

(上記お二人には再度ゲスト講師お願いします)

約1800人のメルマガ読者やfacebookでご紹介させて
頂きます。

カフェ「ドラッカー塾」にて交流PRの場となります。
毎回10人の参加者を予定しています。

講師料はお支払い出来かねませんが
当日のカフェ塾は無料とさせて頂きます。

ご希望の方
テーマと主旨をお知らせ下さい。

お待ちしています。


さて、
本日のテーマ
===================
1.いのちの体系
2.社会による救済の終わり
3.事例研究:
ハーマンミラー社「多様性を持つ人間」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)

===================

 
1.いのちの体系

■森信三が「いのちの体系」と言っているのは

生命システム、有機システムであり、
ドラッカーの社会生態系、
ソーシャル・エコロジー・システムである思います。

この生命システムである宇宙は
無限に大きく無限に小さく
無限に広く又無限に狭く
無数のものからなり立っている。

サンタフェ研究所では
複雑系と言う。

■かって政府系機関からの委託研究で
サンタフェ研究所の研究フォーラムに参加して
研究報告をまとめた経験があります。

その時、
「主体と客体の分離から統合」、すなわち「主客統合」
の意味が完全には理解していませんでしたが
森信三によって理解が深まりました。

主客分離とは身体と精神の分離、
主客統合とは身体と精神の統合である。

心身二元論から心身一元論が主客統合である。

これは「いのちの体系」すなわち
生命システムを理解する手立てであることが
理解できました。


■人間の知性は二元論的分裂、
分別的な宿命を持っている。


キリスト教世界ではアダムとイブが「知恵」という
木の実を食べてしまって楽園から追放されたという
物語が有名です。

知性があると命が理解できない。

命が理解できないと
人間の迷い、人類の不幸の原因になる。

比較・分析・分裂は知性と言う魔物をを人間が
取り入れた結果であると
森信三は言います。

■どうしたら人間は救われるか。

「比較・分析・分割」という知性を捨てることではなく
分割したものを再統合する。

全てがお互いに影響し合っているシステムとして
理解する。

統合(インテグレーション)とは生命システムへの
復元である。

統合された生命システムとはどんな特徴を持つか。

要素間の「呼応」「相照」であると言う。

つまり「呼んだら答える」「照らしたら照り返す」
ともに助け合い共生する関係にあるものの集まりが
生命システムであると。

事例として
花と花粉と虫が植物生態系として生命システム
を創っている。

主体と客体と言う分裂の思想ではないことが
分かります。


2.社会による救済の終わり

近代社会は国民国家が強くなり
国家や社会など全体が個人を救済するという
信仰を拡げた社会だったと
ドラッカーは分析しました。

100年以上にわたり救済を約束する
世俗的世界宗教が栄えた。

それはマルクスのインターナショナルという
共産主義グローバル宗教だった。

■現実には
共産主義は冨を創出する代わりに貧困を、
経済的平等の代わりに経済的特権官僚を
もたらした。

ドラッカーの表現によると
マルクス主義は人間を改造して
地上に楽園を約束する世俗的宗教が
知的武装されたものだった。

■マルクス理論では人間の本性は変わらなかった。

新しい人間を創りだせなかった。

21世紀の現代でも生き残っている中国共産党を、
もしドラッカーが生きていたらなんというか?


伝え聞くところによると
共産党特権階級の腐敗、貧欲、権力欲、不信、圧政、
秘密主義、威嚇・・・
ドラッカーがソ連崩壊前に見たものと同じです。

■人間とは悪も善も愚も賢も煩悩に満ちている。

人間とは救いようのないものだから
宗教や理論で人間を改造するか
さもなくば社会は存続できないと考える
二元論的思考が近代社会であった。

そして脱近代の今、多大なる犠牲者を生む実験によって
経済を含めて全体最適のシステムによる社会の救済
と言う信仰はあり得ないことが分かった。

人間の本質という現実に立脚した社会、
個々の人間が重視される社会になる。


3.事例研究:
ハーマンミラー社「多様性を持つ人間」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)


■ハーマンミラーの創業者が若いころに
人間とは何かについて
ある有能な職人の死に際して学んだという。

弔問に訪れてみ未亡人がすばらしい詩を朗読した。

「すばらしい詩ありがとう。作者は誰ですか?」
と聞いた。

その答えは無くなった職人である夫だと答えた。

■職人のかたわら詩を書いていたのか、
詩を書くかたわら職人として仕事していたのか
どちらが本職だったのかと長い間考えたそうです。

人は多様な能力を持っているが
職場での能力は一面に過ぎない。

人は職人であり詩人であり、
親であり子であり、
先生であり生徒である。

■リーダーは組織にいる人間の個性を認めなければならない。

人々の才能、力量、スキル、生き方の
多様性を認めなければならない。

一部分のみではなく
全体を理解しなければならない。

■人は多様であるから皆それぞれの方法で
組織に貢献できるのです。

職場がこのような個性や多様性を認めることで
人は仕事に意味を持たせ充実感を持ち
目的を見出すことができるのです。

仕事の中に美や喜びや愛も得られるのだと
ハーマンミラーの元CEOのマックスデブリ―は
言います。

職人の死をきっかけに人間を理解した
お話でした。

●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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個別にお礼メール差し控えますが
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一口月500円(ワンコイン)を
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多摩大学大学院客員教授
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。