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住みよい社会づくり
専門家とドラッカー
創刊号 再刊 『妻が気づかせ...

どう生きるかの根源的な問い

  発行日:2013年11月13日

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 「どう生きるかの根源的な問い」


●10日日曜日若年認知症家族会5夫婦が
ある催しの後居酒屋に集い、
皆で楽しく交流している場に僕もお誘いがあり、
遅れて参加しました。

50歳代60歳代でこの病気になって
不都合な失敗しても家族会は
同じ体験しているから許しあえる。

健常人に比べて老化が3倍早いだけで
みな同じである。

●だれしも人生に限りがある。

「今」を楽しく生きることがすべてだと
今までの人生での失敗を打ち明けて
笑い飛ばします。

今はアルツハイマーを病んでしまったご主人が昔、
浮気をした。

罪を滅ぼすために一生懸命働いて
会社の役員になったと。

本人は弁明できないが事実かどうかは
問題ではありません。

普段は隠すような話が
家族会では盛り上がります。

●病気自体を世間から隠し、孤立して生きる家族は
病気を社会に打ち明けた途端に
何も隠さなくなってオープンに生きる
度胸ができる。

人に見られたくない、見せたくない表面的なことよりも
自分がどう生きて何のために生きるのかが
重要になるのです。

修羅場を経験すると
どう生きるかという根源的な問い、
哲学になります。


■コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」第3回は
「なんのためのマネジメントか?」
がテーマでした。

週末コースは11月2日週末コース、
11月7日平日コース無事終了しました。

先週ご案内したように
参加できなかった方向けに特別補講開催します。


<3回テーマ>統一テーマ
「なんのためのマネジメントか?」

・事例研究「アイリスオーヤマ」

社員にとって良い会社と会社にとって良い社員を両立。

メ―カ―ベンダーというサプライチェーン統合モデル。

生活者視点の顧客創造。

・テーマ1「ドラッカーの目標によるマネジメント」

・テーマ2「リーダーシップとコミュニケーション 
社会生態学視点」


■第4回統一テーマは
「心を中核とする心頭体の三位一体のマネジメント」
です。

平日コース11月28日木曜日18:30〜
週末コース11月30日土曜日15:00〜

・事例研究1「コマツの赤字脱却の構造改革」
・事例研究2「東京通信工業(ソニー)設立趣意書 
       井深大」

・テーマ1「精神・戦略・実践の三位一体のマネジメント力」
・テーマ2「精神の領域 人と人のつながり」  


11月2日のFBイベント

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0e0trw0olw61pm2d5DKd


ホームページ

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0e0urw0olw61pm2d5buF

チラシ更新

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0e0vrw0olw61pm2d59vd


スポット参加大歓迎!



スポット料金参加費4000円
(1期〜5期フルコース参加者は
スポット参加料金半額の2000円です)


申し込みお待ちしています。

このメール返信でお申込下さい。

・お名前
・所属
のみで結構です。



さて、
本日のテーマ
===================
1.いのちがいのちを生む
2.現実からスタートせよ
3.事例研究:伊那食品工業「二宮尊徳の言葉」
===================

 
1.いのちがいのちを生む


■森信三の哲学は生態系のいのち(命)とは何か
について語ります。

いのちの本質は、自らのいのちを割いていのちを生む
ことでなければならない。

「愛」の基本原型は自己分割であり、
自己犠牲である。

いのちを割くのは苦痛であるが
苦痛を苦痛と思わぬのは「愛」があるからである。

■愛とは自らを割いて相手に与える単細胞生物に
見ることができる。

単細胞生物は分割して新しい生命を生む。

昆虫類のある種のものは
父親は母体に喰われ、母体はその子に喰われる。

子に先だって親が死に
子に尽くして果てに親が死ぬ。

これが親の愛の原型であるとする。


■我々は自己を割いていのちを生む。

愛のはたらきによっていのちの真に触れる。

いのちの自覚による愛の実践によって
他の自覚者を生むことことも自己を割くことである。

教育も
人々の魂(たましい)に対して
自覚の火を点ずることである。

いのちを育てる努力である。


■いのちの目覚めには時が必要である。

自覚の目覚めを与える努力こそ「教育」であると言う。

人間的営為として教育とは
実業のスキルを身につけることではなく
いのちがいのちを生む愛の行為だと
森信三は語るのです。




2.現実からスタートせよ


■ルソーからヒトラーまでの西洋の社会革命は
絶対主義理想主義、計画からスタートした。

最終的な解決策への道があると信じた。

手にしたいもの、正しい方法を発明したと
思いこんだ。


■しかし、ドラッカーは反論します。

「最終的な解決策への道があるかどうか分からない」
という前提からスタートしなければならない。

計画屋、理論家の絶対主義からもたらされるものは
専制しかない。

これしかないという独善に陥る。

トヨタ自動車が戦前、豊田喜一郎氏によって
「ジャストインタイム」の理想を語った時、

実現するのは極めて難しいが
可能性はゼロではないという前提でスタートした。

戦後、大野耐一氏が夢を実現させようと試行錯誤して
カンバン方式が開発されました。

■未来を語る前に「今」の現実を知らなければならない。

常に現実からスタートすることが不可欠である。

不安定、不統一、多様性、妥協、矛盾からなる
現実を受け入れなければならない。

あらゆる可能性に対して心を開かなければならない。


起こり得る無数の事態、お互いに矛盾する事態について
まで可能な限り準備する。



■予期せぬことへの対応に必要な能力を
手に入れなければならないと、
「産業人の未来」でドラッカーはマネジメントの原理を
語っています。

分析において革新的に
理念において理想的に
方法において保守的に

そして
行動において現実的
でなければならない。


3.事例研究:伊那食品工業「二宮尊徳の言葉」
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0e0wrw0olw61pm2d5UEC

■社是
「遠くをはかり、進歩軸に沿う研究開発に基づく種蒔き」
は二宮尊徳翁のことばから来ています。


伊那食品の考え方の基本になっている言葉であり、
20年以上会社案内に掲載しているそうです。

江戸時代末期の篤農家で実践的な思想家であった二宮尊徳翁
は言っています。
 
■遠きをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す。

それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。

まして春まきて秋実る物においてをや。

故に富有なり。


■近くをはかるものは
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず。

唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。 
故に貧窮す。
 
■この言葉はいつの時代でも正しく、
そしてすべての会社に当てはまる。
そして、
二宮尊徳翁はこんな言葉も残しています。
 
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」

経済と道徳の両輪が大事だと言い、
ドラッカーが賛美している「論語と算盤」を書いた
渋沢栄一の思想の元が
二宮尊徳にあったと思われます・


●ご質問ご意見は気軽に
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今岡善次郎


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多摩大学大学院客員教授
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。