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躁(そう)と鬱(うつ)
躁(そう)と鬱(うつ)
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全体の関係の中での存在
閉じた世界からの解放
武術と仕事術
コミュニテイカフェ
生の意識の強化
家族の絆
明けましておめでとうございま...
介護とマネジメント
感動と共感の泣き笑い
住みよい社会づくり
専門家とドラッカー
創刊号 再刊 『妻が気づかせ...

明治以前の日本思想のリバイバル

  発行日:2013年03月06日

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『明治以前の日本思想のリバイバル』 
   
●2月28日
大手製造企業で研究、設計、技師長など
典型的な技術者だったYSさんの講演と
懇親会に参加しました。

YSさんは定年退職後に自分の子供より若い人に交じって
私も奉職していた東京農工大学の
MOT(技術経営)修士課程を修了しました。

歴史や社会科学分野への関心も強く
「日本の戦略的思考〜歴史から学ぶそのミクロ性とマクロ性〜」
というすばらしい本を書きました。

●材料技術など現場のミクロに強い日本が
戦略や思想レベルのマクロに弱いのはなぜか。

東日本大震災で見せた現場の人々は
世界が驚くほど整然と行動したが
マクロのマネジメントである
政治行政はお粗末だった。

東電の福島の現場は命がけで
事態に取り組んだが
東電本社と官邸は混乱していた。

日本の現場は素晴らしいが
トップや政治などマクロの思想や戦略が弱い。

日本人は戦略思想が欧米人より弱いのかと
日本人は自虐的に考えて自信を失っています。

●理論や思想などは現場体験から作られるものだが
明治以降の日本人は欧米から理論や思想を導入し
現場は日本人の感性がそのまま残り
現場と理論のギャップが未だに存在している。

今でも欧米からの借りものの思想と理論で政治や
大企業のマネジメントが行われている。

だから地に足のついた理論に弱い。
マネジメントも現場と乖離した理論が
会社を苦境に立たせる。

●しかし石川さんによると
明治維新から日露戦争までは江戸時代人の仕事の成果だったが、
昭和の時代の国のマネジメントは
明治以降の欧米からの導入教育されたリーダーだった。

現場のミクロと借りもののマクロが
整合しないから欧米から学ぶリーダーは機嫌が悪かったし
間違いばかりした。

ミクロの現場から観察、発想することで
強靭なマクロが集約されるのだが、
欧米からの借り物理論で現場をマネジメントする試みが
現代日本の不振に見られます。

日本が再生し、さらに国際社会に貢献するには
明治以前の日本の思想のリバイバルが欠かせない。

●第5期コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」
4月開講します。

東洋哲学に造詣が深く日本の明治維新など日本人の
本来持っている能力を高く評価したドラッカーを
枠組みに使います。

ドラッカーを呼び水にして
明治以前の人間学や脳科学を取り入れます。

フェースブックで「ドラッカーマネジメント塾」の
グループ作りました。
是非ご参加ください。

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c08w5wt0jlsy94t3j5Js2


ビジダインホームページです。
チラシ作り直しました。

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c08w6wt0jlsy94t3j50sH

さて、
本日のテーマ
===================
1.罪深い人間も救われる
2.政府はなぜ必要か
3.一夜にして変わる日本
===================
 
1.罪深い人間も救われる

■人間は本来、罪深く不完全な存在である。

法然はそんな人間の本性を前提にして
すべての人間は救われると教えました。

人間は怒りや恨み、悲しみに満ちている。

ひどい仕打ちに遇うこともあり
罪深い言動をしてしまうこともある。

■法然は誰も恨まない修業をしていたようです。

都から土佐へ流されても
辺地の人に教えが説けると朝廷に感謝した。

念仏を唱えて寝てしまう聴聞者には
怒らないで目が覚めたら念仏なさいと言った。

疑っている人には
疑いながら念仏しても救われると言った。

■生あるものを殺すことは仏教では
罪深い行為です。

動物も草木も自然にあるものは人間と同じ
自然の一部としての生命と考えます。

しかし法然は、
生き物である魚を食うか食わないかで悩んでいる
人に大事なのは念仏するかしないかだと
言いました。

罪深い自分を恥じている遊女にも
念仏で救われると教えました。

■過ぎ去った過去を悔いても救われない。

人間は本来積み深い
不完全な存在であることと基礎にして
修業することで救われるのです。

念仏と言いう短い言葉でマインドセットできる
ことを法然は発見して
日本における一般大衆に仏教を広めたのです。。


2.政府はなぜ必要か

■「政府はなぜ必要か」の問いは
マネジメントはなぜ必要か、
リーダーはなぜ必要かの問いへの
答えと重なります。

西洋では政府が戦争や弾圧に関わり
国民が苦しめられた。

無政府主義という理想論が出てきた。

ドラッカーは無政府主義が成り立つ条件は
国民が完全なる善人か、完全なる悪人か、
完全なる賢人の場合のみであると
言いました。

■天子に政府は必要ない。
悪人は政府を必要としない。

東洋なら、
仙人は政府を必要としない。
仏に政府は要らない。
君子も政府を必要としない。

■社会が完全な善人と完全な悪人から成り立つならば、
どんなことになるか?

一人の独裁者と残りはすべて奴隷になるか、
一人だけ生き残ってすべては死ぬしかない。

西洋の民主主義政府の発明は
絶対的君主や宗教的信条で善と悪の戦いの
反省から生まれたのではないか。

人間の本質は善人でも悪人でもない。
賢人でも愚人でもない。

人間はいつまでの不完全である。

■だから民意を反映させた
社会の規則とルールが必要となり、
それを維持する権力の法治国家が必要となった。

江戸時代の日本では徳川幕藩体制が
善を押しつけて日本人が疲弊する経験なしで
明治政府は民主主義システムを導入しました。

政治もマネジメントも日本だけではなく
全世界が問題を抱え愚行を重ねている。

政府の役割とは何か、
マネジメントの役割とは何か。
リーダーの役割とは何か。

最近サーバントリーダーとかリーダーシップ3.0など
「義」をリーダーの役割とする東洋的思想が
ベースとなっているように思います。
  

3.一夜にして変わる日本

■日産のリバイバルを短期で達成したゴーン革命を見ると
ドラッカーが言ったという言葉を思い出します。

日本人は侮れない。
一夜にして変わる歴史を持つ。

外国貿易で栄えていた日本を突然鎖国した。

幕末にはペルー始め多くの外圧があるとは言え、
尊王攘夷という鎖国派が多数占めている中で、
一挙に開国して西洋文明を受け入れた。

「八紘一宇」という政治的理想を掲げた太平洋戦争に
敗れて一気に米国を受け入れて
経済に切り替えた。

そして今、デフレ経済からインフレ経済に
一気に変わる気配を感じます。


■日産がルノーの買収を受け入れての
ゴーン革命はなぜ一夜にした成功したのか。

ゴーンやルノーが日産を復活させたのではない。

日産の社員が日産をリバイバルしたのです。

ゴーンは最初から知っていたと言うのです。


■一夜にして変わる前夜はどんな状況にあったのか。

日産は国際的にも強いブランドを持ち
技術は最高級であり、
生産システムも侮れないものを持っていた。

そして何よりも技術者に誇りがあり、優秀で献身的な
多くの社員がいた。

しかし一方で、
社員もマネジメントもバラバラで混乱し、全体を理解せずに
小さな囲いを作って閉じこもっていた。

ビジョンもなく、戦略もなく、優先順位も無かった。

一言で言えば
現場(ミクロ)の人々は優れていたが、
マネジメント(マクロ)が無かった。

■ゴーン氏一人が日産のボトルネック(制約)である
マネジメント(マクロ)の問題を解消したのです。

氷が水に変わる融点、水が水蒸気になる沸点に
達すると「少しの加熱」や「触媒」
で一気に全体が変わる。

「少しの加熱」、「触媒」で
システム(マクロ)の相が変わるには
水の分子(ミクロ)の質が問われます。

リーダーシップとか
マネジメントとは「少しの加熱」や「触媒」
なのです。

●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎
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1.教材書籍「ドラッカーマネジメント塾」2012年春期 
第1限〜第16限(各限20枚〜30枚)
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----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。