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『諸行無常』 
  
●17日日曜日 二人の娘と病院へ
妻に会いに行きました。 

いつもはエレベーターホールにある懇話室に
車椅子で移動させて
家族全員で食事介助します。

この日は
インフルエンザの予防のため、
病室内での食事介助でした。

●ほとんど眼を閉じた状態ですが、
スプーンを近づけると口を開ける。

おいしそうに快食しました。

娘達のやかましい話声に少し眼を開けて反応する。

娘達は感喜の声を上げる。

●面会が終わるといつものように
3人で昼ごはんを一緒にする。

娘達が小学校中学校時代に
妻は教育ママとして厳しかったがとても
優しかったと昔話で盛り上がりました。

嫁ぎ先での喜怒哀楽の嫁姑との話も
母としての妻が聴いてやれない分、
頼りにならないかもしれないが父として
僕が聴いてやりました。

●男の独り住まいの寂しさの中で
妻を介在させて家族の絆を取り戻すことが
できました。

家族の歴史に思いを馳せる時
諸行無常(あらゆるものは変化する)
を感ぜざるをえません。

さて、
本日のテーマ
===================
1.法然の三心(さんじん)
2.自由とは責任ある選択である
3.数字から理念へ
===================
 
1.法然の三心(さんじん)

■他力本願で救われると説いた法然は
三心(さんじん)という3つの心の
大切さを教えました。

松原泰道師の解説です。

至誠心(しじょうしん)とは誠実な心であり、
深心(しんじん)とは深く信じる心であり、
廻向発願心(えこうほつがんしん)とは、
他のしあわせを念ずる心なのです。

空海の3密の中の意密(こころ)を掘り下げた
思想と解釈したいと思います。

口密(ことば)と身体密(からだ)の
根源は意(こころ)にある。

■言葉での人間の知性が行き詰った時、
始めて理解できる高次の知恵が心の世界にある。

心の世界は知性や理性ではない。

人間の能力開発が知性に偏り
エネルギー問題、環境問題、経済社会問題の解決
に行き詰っています。

■至誠心(しじょうしん)とは誠実な心であり、
自分自身の正直な素直なこころ。

深心(しんじん)とは深く信じる心であり、
自分自身を深く掘り下げると自分より大きい存在の
こころとつながる。

オットー・シャ―マーのU理論で
プレゼンシング(存在を感じ取る)と言って
真正の自己(オ―センティックセルフ)
を感じることで未来が開けると言います。

深心(しんじん)と通じると思います。

廻向発願心(えこうほつがんしん)とは、
他のしあわせを念ずる心で私から公へ「義」に
繋がる心と言えます。

■施政者やリーダーや投資家が
自分の利益や経済的な動機で
エネルギー問題、環境問題、経済社会問題の解決
することでは問題は解決しない。

自力と他力の一体化。

知的能力に頼る前に
三心(さんじん)の心の持ち方が
問題を解決すると
教えてくれます。

 
2.自由とは責任ある選択である

■自由とは法律や制度ではない。

社会的な価値の選択に関わる概念であると
ドラッカーは言います。

企業でも社会でも
規定や法律の前に意見を言う自由がなければ
組織は窒息してしまう。

価値観は制度やシステムで決められない。

生身の一人ひとりの人間の判断です。

■目的を達しても失敗するプトジェクトは
たくさんあります。

一部の人の利益にしかならないプトジェクトより
世のため人のために役立つプロジェクトが
成果を上げる。
どんな仕事も目的が問われます。

目的は価値に関わります。

PTT是か非か。

■一人ひとりが自由に考えて、
何を犠牲にして何が得られるか。

誰のためか。

正しい問題定義ができない議論は自由が無い。

経済学者や技術者と言えども
専門家として如何に目的を達成するかに
焦点を当てる前に、
その目的が正しいかどうかを
考えなければなりません。

目的が正しいかどうかは
自由な価値観の表明が必要です。

■アベノミクスにおける日銀の金融緩和、
財政政策、経済成長における、
規制緩和、グローバル化、TPP。

いろんなプロジェクトが動き出す。

グローバルなプレイヤーが
自分の利益機会として耽耽(たんたん)と
狙いを定めている。

日本人として市民として
自由意思の元で
「誰のためか」を議論する必要がある
と思います。
   

3.数字から理念へ

■日産を再生させたゴーンは
コミットメントという言葉を良く使いました。

V字回復のために利益に焦点を当てて
売り上げやコストや利益について
社員のコミットメントを要求しました。
生ぬるい、焦点のボケる会社のエネルギーを
数字に集中しました。

■そして
V字回復果してからは
「日産ウエイ」という企業理念を制定し
理念経営にシフトしました。

トヨタが経営理念トヨタウエイを世界に
浸透させたように日産も
価値を全面に打ち出す経営に舵を切りました。

数字のコミットメントは
主として株主に対する利益責任ですが、
消費者や社会に対しても企業は責任がある。

■「顧客は誰か」と問うドラッカーマネジメント
の原点に回帰した。

消費者、社会に対してコミットすべきは
品質であり、サービスであり、ブランドであり、
何よりも信頼である。

社会の信頼を得るべき
コアバリュー(中核的価値)を制定したのです。

■日本的経営ではあれもこれもと
同時にいろんなテーマが混在する。

ゴーン氏は、又欧米人の強みは
ある時期において
一つのテーマに絞るのが巧い。

利益へのコミットメントから
バリューアップの理念経営へのシフトに
現れています。
時には一つに焦点を当てて集中し、
時には全体を見て理念を思う。

この切替えが大切です。


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返信でご意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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