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◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第738号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
「組織も社会も生命現象として個と全体の関係でマネジメントする」
目次
…………………………………………………
〇前書き 「個の死が全体の命を救った」
〇本文 「免疫とは個別臓器ではなく全身の感染防衛システム」
〇編集後記「福岡伸一「動的平衡論」」
…………………………………………………
いつもお読みいただきありがとうございます。
令和4年9月21日水曜日メルマガ配信します。
〇前書き「個の死が全体の命を救った」
■9月16日金曜日劇団俳優座で
知覧の特攻隊の演劇「君のために死にゆく」
観て来ました。
日本は負けると分かっていながら
何故若い兵士が生きて帰れない
攻撃せざるを得なかったか？
■敗戦後の日本が
アメリカの原住民インデアン
オーストラリアの原住民アボロジニのような運命を
防止するための最後の抵抗だった。
若く善良な日本人が硫黄島やフィリピン、沖縄で
多くの犠牲者が出た。
日本は全体として生き残った。
戦後の復興と平和は彼ら英霊のおかげだと
思います。
個の死が全体の命を救ったと言えます。
■福岡伸一氏の「動的平衡論」によれば
人の命は個の細胞の死と、個の細胞の誕生が
絶え間なく同時平衡に起こることで
維持できている。
戦争やパンデミックなどで
平衡が乱されることはあるものの
社会全体をとっての命は
死んで行く人間と
生まれる人間が入れ替わって行く。
自然の理を利用しながら
人間が生きて行く上で最大限の力を
発揮していくには死ぬまで学ぶことの
意義あることです。
本日のテーマ
■
５０年のわたる仕事人生において
日本の代表的思想家川喜多二郎の発想法に影響を受けています。
その思想を基軸に弁証法を捉えなおし、
TIM・BROWNの「デザイン思考」
を解読してみます。
■第9回「今岡ドラッカー塾」ご案内:2022年9月24日土曜日午後14時
テーマは「デザイン思考と日本的発想法」
デザイン思考を
弁証法・ドラッカー・日本的発想で考察します。
デザイン思考は３つのスキル
（Inspiration洞察, Ideation発想, Implementation実現)
をルーチン化することで磨けます。
＜内容＞
デザイン思考とは
デザイン思考３つの成功事例
ドラッカーマネジメントとデザイン思考の3つのスキル
デザイン思考と弁証法・川喜多二郎
イノベーションの文化とマインドセット
イベルメクチン開発大村智（ノーベル賞受賞者）のイノベーションとデザイン思考
デザイン思考の応用試案
詳しくは
↓
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l0hmh3r1j0xh0ub1ccD7J
■場所アクセス：〒164-0011東京都中野区中央5-3-11ロイヤルプラザ中野606
丸の内線新中野駅徒歩2分荻窪方面出口でて杉山公園交差点から中野通りを北に1分左側柴田屋酒店の隣
今岡の携帯番号090-2538-7867
■対面受講料（講義後カフェ懇親会付）
各回スポット5000円 以下の口座にお振込みの上
申し込みフォームに名前、アドレス、申し込み区分を記載の上本メール返信して下さい。
＜振込口座＞
三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店（４６９）
(普通）口座番号 ５３２４７４０
口座名義 株式会社２１世紀ものづくり日本
オンラインZOOMのみでのご参加も可能です。
■お申込みフォーム
お名前：
メールアドレス：
参加動機、キャリア等自由記述：
詳しくは
↓
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l0hmi3r1j0xh0ub1ccNxL
〇本文
■さて、本日のテーマ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「免疫とは個別臓器ではなく全身の感染防衛システム」
(「腸の免疫を上げると健康になる」奥村康、アスコム刊、2011.3）より
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■西洋医学は
心臓や肺など臓器別の専門に分化しているのに対して
免疫学は全身に関わるので医学の中ではとっつきにくいと
見なされているようです。
あたかも生産、販売、経理など部門別の管理と
全社的マネジメントとの違いのようにも見えます。
■急患で心臓が止まれば人は死ぬが
免疫システムが止まっても人は死なないそうです。
人に一定量の放射線を浴びせると
心臓や肺はそのままに免疫系だけ機能しなくなる。
免疫系が止まっても
心臓や肺がつぶされたように人は死なない。
■しかし、そのまま1-2週間経つと
外からのウイルスや細菌で
感染症にかかり死んでいく。
企業もマネジメントは無能でも
部門がしっかり機能しておれば暫くは経営は
安定します。
しかし、顧客や競合などの環境変化に対して
マネジメントが機能しなければ
企業は倒産します。
■免疫とは
外敵を駆除して健康を保つシステムです。
外からの感染に身体を守るために
進化したシステムと言えます。
外敵から国を衛る防衛システムとも
似ています。
免疫システムは生命現象の「動的平衡論」
とともに個ではなく生命全体の現象と言えます。
〇編集後記（福岡伸一「動的平衡論」）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
複雑な生命現象を構成要素から解き明かそうとする
分子生物学の道に入った福岡伸一氏は、研究が進んだことで
深まった謎をきっかけに、「動的平衡」という生命観に
たどり着いた。生命の本質は要素そのものではなく、
要素と要素の「あいだ」で起きる相互作用にあるという。
個々の部品に分解してその機能を追うというよりも、
動的な仕組みとして統合的に生物を捉えたいと考えるようになり、
シュレーディンガーの著作やシェーンハイマーの研究に着想を得て
再発見したのが「動的平衡」という生命観と述べています。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■ホームページご案内
SCM（サプライチェーンマネジメント）とは
供給連鎖において在庫削減と欠品防止のジレンマを解消して
利益体質を改善する手法です。
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l0hmj3r1j0xh0ub1ccfeF
そしてこれらの研究開発を鼓舞した２つのマネジメント思想も
体系化しました。
ホームページご覧ください。
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本メールの返信でよろしくお願いします。
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今岡善次郎
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
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