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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

…目次………
・前書き
・本文
・編集後記
………………

・前書き

「ノーベル賞の本庶先生「馬鹿げた挑戦 革新を生む!」


平成30年12月5日水曜日のメルマガ配信します。

もう今年は終わり、平成最後の年は残り少なくなりました。

時間は無常に過ぎていき残された時間をどう生きるか。

■3日の日経朝刊にノーベル賞の本庶先生の
インタビュー記事が掲載されていました。


「馬鹿げた挑戦 革新を生む!」の見出し。

当初製薬会社に共同開発による製品化を提案したが
乗ってこなかった。

以前、本庶先生は
「教科書を信じるな!」とも言った。

教科書にないような馬鹿げた理論が産業界の専門家に
受け入れて貰えなかった憤りのようなものを感じました。


■僕の場合、まだ革新を生んでいないが
古稀過ぎて「馬鹿げた挑戦」で特許取得しました。

口の悪い友は老後を犠牲にした「馬鹿げた挑戦」だと批判的です。

僕の回転軸振動抑制理論も教科書になく
振動専門家から受け入れて貰えないし、
大手企業に人を介して提案していますが乗ってくれません。

僕の思いはメルマガ末尾の「編集後記」
で書きます。


■専門家の回転体の振動論は
回転機械の破壊や故障防止が目的となっており、
回転抵抗摩擦による回転体振動のエネルギー損失を減らすことは
「教科書にない馬鹿げた」理論ということのようです。


これを世に問うため「馬鹿げた挑戦」でデジタルマーケティング始めました。
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0xk9bu0ytpw25uiqc2N5


シミュレーションするために振動力学モデルをつくり
実証するスキルを磨き、これを使った
20年来のコンサルテイングテーマ「サプライチェーンマネジメント」
に応用しました。

コンサルテイングでExcelで行っていた在庫分析や収益性分析を
「在庫削減と欠品の両立」が可能な需要と生産のシンクロナイゼーションのレベルが
シミュレーションできるモデルを開発して学会で発表しました。

これも又経営科学の世界で「馬鹿げた理論」のようです。

数年かけて行った回転体振動技術開発が
20年来の本業に活かされたと思っています。


■ホームページも、ものづくりの永遠の課題である
「在庫と欠品のジレンマ」「動力源の回転軸ブレ」という
極めて重要なイノベーションに焦点を当てました。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0xkabu0ytpw25uiqcLJ1

エッジの効いた2つのテーマのセミナー体系化しました。
1.「セミナー:SCMスマートファクトリーものづくり利益体質改善」
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0xkbbu0ytpw25uiqcgCg


2.「セミナー回転軸運動の力学と動力費削減技術(特許)」
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0xkcbu0ytpw25uiqcb8b

そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。

3.「セミナー:もの創り製品開発イノベーション」
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0xkdbu0ytpw25uiqcGnN

4.「セミナー:主体性あるひとづくり(ドラッカー)
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0xkebu0ytpw25uiqcSMv


・本文

■さて、
本日のテーマ
===========================
「在庫(ストック)の本質」
「トヨタ生産方式のIE的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年)」より
===========================

■リーン生産の元祖トヨタ生産方式の最大の特徴は
「無在庫(ノンストック)を目指す経営である。

しかし
製品在庫を無くせば欠品となり売上機会の損失となり、
在庫を増やせば必要な資金が増え、
コストが増加する。

どちらも収益を悪化させる。|

在庫削減と機会損失防止は両立しないのか?



新郷氏はこの相互に矛盾する問題に対して
従来の考え方「在庫は必要悪」に疑問を呈して
「発生する在庫」と「必要な在庫」に区分して考察する。


「発生する在庫」とは需要予測の誤差やロット生産によって
必要以上に作る在庫である。

「必要な在庫」とは生産時間が長いので見込み生産する場合や
需要の変動を平準化する場合や機械の故障に備えるために
作る在庫である。

どちらにしても単に在庫を削減すればいいわけでないし、
在庫を増やすことで問題が解決するわけではない。

■発生する在庫が発生しないようにしたり
必要な在庫を必要でなくなるようにすることが
在庫削減と機会損失を両立させるか鍵となる。

それはすなわちシステムの改善であり
イノベーションである。

需要予測に頼らない生産、機械の故障を減らす生産、
ロットを減らし多頻度少量の平準化であり
それらの改善が容易になるシステムである。


■20世紀の大量販売大量生産時代の
マネジメントサイエンスのパラダイムは
需要予測に頼り確率統計論から欠品になる許容確率から
安全在庫を求める方式であり現在のERPのベースである
MRP(所要量計画)であった。


在庫は生産速度と出荷速度の差の時間積分であり
システムの状態を表す変数であり減らす増やすの
制御可能な変数ではない。

在庫が無ければ出荷できないで売上機会損失になり
在庫があればコストが増えるので
売上にもコストにも影響する。

生産と出荷と在庫が需要特性によって
収益にどう影響するかシミュレーションできる
モデルを開発しました。

■それがシステムダイナミックスであり
確率統計論に代わる現代制御理論で使われる
時間軸での微積分です。


ロケットや宇宙船の機械システムの制御モデルである
現代制御理論では
3つの切り口からシステム問題を定義して最適解を得る。

・システムの動特性
・システムの制約
・システムの目的関数

現代制御理論のフレームワークで
スマートファクトリーを設計するときキーとなる技術は
センサーでリアルタイムで動特性を把握することであろう。

異常の発見のみならず生産速度と出荷速度
その差分積分である在庫を測定しながら
生産速度と稼働時間を観る。

処置の自動化はサイバー空間で
最適化することになります。


編集後記
=======================
8合目まで登った。

頂上は見えるがどう世の中に認めてもらえるか
道は見えない。

下を向いて道を探しながら1歩づつ進みます。

人生残りの時間が続く限り!
=======================



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今岡善次郎




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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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