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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


「現実に困っていることを受け入れて自分の頭で考えぬく」



平成30年2月28日水曜日のメルマガ配信します。

今年もすでに2か月経ってしまいました。

明日から3月、年度末になるといろいろお忙しい方も
いらっしゃると思います。

妻のアルツハイマーの介護をプロフェショナルに預けて
仕事に復帰してほぼ10年、
自営業のコンサルタントとマネジメント教育の22年から
新たなテーマでイノベーションを企画しています。

■従来からのサプライチェーンマネジメントの提案に加えて
回転体の振動制御技術の開発及び事業化の提案と
いろんな方に面会します。

専門分野の違うフィールドの人と会うのは
楽しいものです。

今でも介護体験についても面談をうけることもあり、
話しあいながら在宅介護の修羅場体験が
仕事への取り込みにも大いに影響していると
考えています。


■介護でも経営でも技術的問題解決でも
いろんな専門分野別の理論があり専門家がいる。

専門的知識を重視することよりも現実に困っていることを受け入れて
自分の頭で考えぬくことが重要だと
つくづく思うこの頃です。



さて、
本日のテーマ
====================
「学問的裏付けがあるから合理的であるとは限らない」
「トヨタ生産方式のIE的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年)」より
==================

■QC(品質管理)では統計学という学問的裏付けがある
からと抜き取り検査で1%の不良が出ても
99%の良品は良品として出荷される。

以前にもこのメルマガが触れたが
統計学は検査手段の合理化であり
品質保証の合理化ではない。


■統計的に管理図を1か月分まとめて分析し
対策を練りアクションをとるという管理サイクルが
一般的だが、新郷氏によると
これだけでは不良が無くならない。

「不良を見つける検査」ではなく
「不良を作らぬ検査」が必要である。

不良は最小になっても0にはなり得ない。

「統計学という学問的権威」が観念になって
囚われると品質向上へ思考停止に陥る。


日本のものづくりの思想は
国際的標準化による思考停止を避けて
無駄を追求するのが本来の伝統であった。

■在庫管理における安全在庫の統計的設定も
在庫がなぜ減らないかという原因究明への思考を停止している。

振動制御の技術も振動論の権威でさえ
機械振動の原因を追究するよりも
解決できる問題の範囲での方法論で終わっている。

新郷氏の
「品質管理の本当の目的は『品質保証の合理化』であって
決して『検査手段』の合理化ではない」
はイノベーションの本質である。


■僕の回転軸振動制御技術を
多くの専門家、振動論の学問的権威、特許庁の審査官に説明したが
既存の技術のカテゴリーで見る。

振動を剛性、粘性、慣性で見て
機械の特性で決まる自然自律振動数と共振しないように
設計するのが合理的と見做されている。

「何故振動するのか?」
「振動の根本原因は何か?」
への思考停止である。

これは
「なぜ品質不良が発生するのか?」
「なぜ在庫が減らないのか?」
の根本原因への思考停止と同じである。

学問的権威は現状を説明するには役立つが
イノベーションには無効である。

ドラッカーのイノベーションの原理は
「答えより問い」である。





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imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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