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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


「三方良しの日本的経営はオープンシステムの最適化」



5月24日水曜日のメルマガ配信します。


5月なのに真夏の暑さが続いていますが
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?


■先週5月15日は70歳古希の誕生日を迎えました。

facebookでは誕生日が登録されているので
100人以上の方からお祝いメッセージを頂き
全員に「ありがとうございます!」の返信しました。
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/g0ootgs07saxmu97lgKlE


子供達や孫たちから、又姉兄からも
お祝い電話をもらいました。

特に孫から「おじいちゃん、おめでとう」
は嬉しいものです。


古希からの第3の道楽研究を楽しみたいと思います。


■雑誌「致知」の配信メルマガに
僕が取り組んでいるテーマが正にそこだ!
と思う投稿がありましたので以下に紹介します。

________


人類の持続的発展には、
社会と経済とそれから環境。
この三つの要素があると思うのです。


二十世紀までの科学技術は
経済発展のために環境を破壊したり、
弱い人間を搾取したり、
いろいろな犠牲に
目を瞑ってきました。
 
ところが、二十一世紀のいまは
大分違うフェーズ(局面)に入っていると
思うのです。

そういう中で
これから科学技術が
どのように人類に貢献するべきか、
悩んでいるわけですけど、
そのための方法論として考え出したのが、
「オープンシステムサイエンス」です。


オープンシステム(開放系)とは、
クローズドシステム(閉鎖系)の
対になっている言葉です。

いままでの科学技術は、
デカルトが1647年に唱えた
「方法序説」に準拠して、
問題の領域を定義し、
問題を小さな部分に分けて、
単純なものから順に解き、
見落としがないか
結果を見直すことによって
問題を解いてきました。

簡単に言えば、
「分けて深くやる」と。
これがクローズドシステムです。
 
大きな問題も分割して考えれば
分かりやすくなるし、
専門性が上がる。

そういう考え方のもと
400年近くにわたって……、
________________

出展:

所 眞理雄
(ソニーコンピューターサイエンス研究所
ファウンダー)
   
※『致知』2017年6月号【最新号】
※特集「寧静致遠」P44

──────────────────

■問題を分割して答えを見つけるのではなく、
全体を俯瞰して因果関係を導くという考えは
ドラッカーにもピーターセンゲのマネジメント思想にも
又日本的経営の原点にもあります。

そしてそれは日本人が適正な言葉を見つけていない
なかで欧米ではサンタフェ研究所の複雑系研究や
MITのピーターセンゲの「第5のプリンシプル」で
コンセプト化されています。


■振動制御でも回転体が外部に及ぼす力の反力を
クローズドシステムでは「外乱」として扱う。

オープンシステムでは外乱ではなく
振動の加振力としてモデル化する。

クローズドな経営にけるサプライチェーンマネジメントでは
需要変動を外乱と見なし、
コスト削減や品質や工場内リードタイムだけに
注目する。

「三方よし」の近江商法は
買い手・売り手・世間という売り手の利益だけの
クリーズドシステムではなく、買い手・世間という
公益を考えるオープンシステムと言えます。


オープンシステムでは需要を外乱ではなく、
需要に応じた最適化を求める
適用制御系として扱う。



さて、
本日のテーマ
====================
「プロセスで欠けているギャップに機会がある」
「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より
==================

■ドラッカーがイノベーションの原理の1つとして
プロセスのギャップの利用がある。


製品やサービスは優れていても
それが顧客に価値を提供するプロセスに
ギャップがある場合がある。

ドラッカーは著作の中で2つの古い事例を
上げている。

■1950年代末老人性白内障の手術は完璧に行えたが
目の筋肉組織を瞬時に溶かす酵素が
数時間しか機能しなかった。

ある製薬会社の営業マンが数ヶ月でも酵素の
効力を失わない保存薬を見つけて、
独立して事業を起こした。


又アメリカでは規模の大きい
芝生関連の器具、種、肥料、殺虫剤の事業がある。

消費者にとって芝生を育てるプロセスにおいて
一定量を散布することは悩みの種だった。

そのギャップを埋める定量均等に蒔く簡単な
スプレッダーを開発して
業界トップになった男がいる。


■生産システムでもシステム開発においても
一か所だけボトルネックがあると
そのボトルネック以上に仕事がはかどらない。

そこに目をつければ生産は画期的に増える。

TOC(制約理論)というゴールドラット博士の
イノベーションである。


■振動抑制技術は高度な数学を使った力学の
体系がある。

しかし、どんな振動もその大元は力である。

地震も岩盤のズレによって
建物の基礎に力がかかることによって起こる。

機械も運転することで機械に接している外部から
抵抗力がかかることで振動がおこる。

多くの技術プロセスが起こった振動を
減衰させるか揺れが大きくならないようにするが
振動問題は解決しない。

抵抗を緩和するか相殺すれば
かなりの問題が解決する。

プロセスギャップは現状のプロセスを
観察することで発見できる。



●ご質問ご意見は気軽に
返信で意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。