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「通念や自信を打ち砕く予期せぬ現象」


2017年1月18日水曜日、年間で最も寒い日が続いていますが
お元気でしょうか?

■今週20日には米国はトランプ新大統領が
授来の政治とは違うやり方で世界を動かす予感がします。

自由貿易やグローバル化が正義とされた常識を就任前から
覆しています。

ツイッターで米国の自動車メーカーだけではなく
ドイツ社、そして日本を代表するトヨタ自動車にも
メキシコの自動車生産を批判しました。

既に政策変更したメーカーもあるから
廉価な政策コストと言えます。


マスコミはトランプの政策がわからないと言いますが
予期せぬ出来事は見えていても見ないだけです。


■トヨタ生産方式やそこれをベースに開発されたTOC(制約理論)も
20世紀の常識であった効率重視の生産性向上の生産システム
を続けている専門家にとって
見えていても見ない傾向が今でも続いています。


予期せぬ現象には誰でも通念や自信が打ち砕かれ
時には争いも起こります。


良いことにしろ悪いことにしろ
予期せぬ現象に対しては「何故?」と問うことから
イノベーションは始まります。


さて、
本日のテーマ
====================
「通念や自信を打ち砕く予期せぬ現象はイノベーションの宝庫」
「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)より
==================

■専門的知識を持つ者や
長い経験による感性に自信を持つ者が
イノベーションできるかと言えば答えはノーである。

専門知識も経験による感は重要であるが
落とし穴は「見えるものではなく、見たいも」
しか見ないことである。

自分の知識や経験の範囲でで物事を把握ようとする。


■1920年代、GMのアルフレッド・スローンが自動車市場を
大衆車、中の下、中の上、高級車という4つの区分で
大成功していた。

フォードもクライスラーもそのような市場区分で戦略を立て
業界やマスコミも長い間の常識だった。

専門家による綿密な市場分析と製品企画の中でフォードが
1957年にエドセルという新車を発表して注目されたが
失敗に終わった。

フォードは4つの市場区分で顧客を分けられないことに
気づき失敗の数年後、新しいライフスタイルに基づく
サンダーバードという新車で大成功した。

業界の常識とは違うコンセプトだった。

今までの知識では予期せぬことが起こっていると
認識したことが成功の要因であると
ドラッカーは言う。


■僕が回転体の振動を抑制する現象を見たとき、
いろんな専門家に相談したり、専門書を読んだけど
従来の知識では説明できなかった。

ドラッカーを読んでいたから
これはイノベーションの機会だと思った。


振動制御の方法が別にあるかもしれないと考えたことが
古希の年齢にして大学院博士課程に入学した理由だった。

取りあえず僕なりの仮説理論を作り
学会デビューした。

研究にしても事業化に向けてのパートナー探しにおいても
いろんな予期せぬことが日常的に続いており、
イノベーションは未だ完成していないが
残りの人生はイノベーターとして使命があると認識しています。


■成功にせよ、失敗にせよ、
予期せぬことが起こっていると知るだけで
イノベーションの機会とするには十分であると
ドラッカーは言う。


専門家同士や仲間内で議論するだけではなく
外に出かけ、観察し、質問し、聞いてくる。

うまく行く場合だけではなく
問題が起こる場合も含めていろんな条件で実験してみる。

そして何故こうなるかと問うことで
日々新しい知見が得らているのです。



●ご質問ご意見は気軽に
返信で意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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