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◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第288回   
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
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僕の講演を聞いて頂いたり名刺交換した方に
お送りしておりますが、
不要の方はそのまま返信頂くか
ご面倒かけますが解除手続きお願いします。

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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 「楽しい宵(よい)」

本メルマガは水曜日の週刊ですが
今週は一日前倒しの本日火曜日発刊とします。



●11月30日土曜日午後3時から、
新中野の青梅街道沿いにある
僕の自宅事務所で第6期4回目のカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」開催しました。

主催者含めて
12人のワークショップでした。


ドラッカーの分類体系の下で
日本企業の成功事例の要因分析すると
ドラッカーの言葉で説明できることが多い。

松下幸之助、井深大、稲盛和夫、坂根正弘、柳井正。

そして歴史的思想家
二宮尊徳、渋沢栄一、溯って中江藤樹、山鹿素行。

●午後7時からの交流会大変盛り上がり、
3〜4づつのグループで
皆さん天下国家を論じました。

ビール、焼酎、ウイスキー、紹興酒と
二つのプレートでセルフサービスで焼肉パーティ。

牛肉、豚肉、ホタテ、イカ、
キャベツ、ナス、エリンギ、人参、ネギなどで
もてなしました。


●午後7時にホストである僕に
娘が出産した知らせが入り
産婦人科のある中野の東京警察病院へ。

1時間後の午後8時に帰宅しました。


用意していたビール、焼酎、ウイスキー、紹興酒
そして持参して頂いた2本の焼酎も含めて
全部空になっていました。

途中3人早退されたので
9人でビール缶1ダース、焼酎等5本を空けました。

帰る時は皆さん
足下がふらついていました。

●僕はあまり飲めないが酒豪が何人かいる。

孫の誕生祝いということで
盛り上げて頂きました。

大変楽しい宵(よい)でした。

ありがとうございました。

カフェ塾は
今週の第5回、
来週の第6回と続きます。

■■■カフェ「ドラッカー塾」第5回のお知らせ■■■

平日コース12月5日18:30〜
週末コース12月7日15:00〜
新中野 ビジダイン事務所(添付チラシ参照)

テーマは「使命から戦略へ」

サブテーマ1「生態系(エコシステム)に生きる使命」
サブテーマ2「戦略の領域:成すべきことは何か」

■日本の神道はエコシステムの思想だと前回のカフェ塾で
話しました。

社会生態系(エコシステム)持続を危惧する賢者達も
欧米にたくさんいます。


P・F・ドラッカー、アーヴィン・ラズロ、
ピーター・センゲ、ジョゼフ・ジャウォスキー、
オットー・シャ―マーの思想を紹介します。

日本的なるものは自然崇拝であり、
エコロジーとして捉えることで
偏狭なナショナリズムを超えることができます。

ドラッカーが絶賛した明治維新の思想的元祖は
江戸時代初期に溯る。

兵学で有名だが中核に日本学があったという
山鹿素行。

まもなく12月14日赤穂浪士の打ち入り事件記念日ですが、
この物語に登場する
山鹿流陣太鼓も元祖は山鹿素行です。

日本人のメンタリテイに大きな影響を与えています。

これらの賢者のお話します!


11月30日土曜日のFBイベント

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0mlt2x0pl8ftr5ctqtuI

notif_t=like

ホームページ(写真付き)

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0mlu2x0pl8ftr5ctq7Ws

チラシ更新

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0mlv2x0pl8ftr5ctqOMT


スポット参加大歓迎!



スポット料金参加費4000円
(1期〜5期フルコース参加者は
スポット参加料金半額の2000円です)


申し込みお待ちしています。

このメール返信でお申込下さい。

・お名前
・所属
のみで結構です。



さて、
本日のテーマ
===================
1.世界は神曲なり
2.企業コミュニテイ
3.事例研究:伊那食品工業「年輪経営」
===================

 
1.世界は神曲なり


■西洋社会における天地創造の物語の起源は
ユダヤ教やキリスト教以前の紀元前5000年頃の
創世記だそうです。


創世記を元にして13〜14世紀イタリアの詩人ダンテが
世界が創られる物語を神曲という叙事詩で表現した。

夜と昼、太陽と月、水と空気、植物と動物の誕生・・・
そして人間社会の誕生。

日本でも日本書記や古事記など
イザナキ・イザナミ、時代は下って
諸行無常の平家物語など
叙事詩で世界の誕生や変転が詠われています。


■森信三は戦後日本に引き揚げたときの
日本を見て「世界は神曲なり」と感じたという。

創世記は7日で世界が創られたというが
7日という数字に意味はない。

現在も続いている永遠の時の流れの中で
世界は創り続けられている。

この世界もわれわれ人間もなぜ創られたのか、
又われわれ人間が生きる上で生産し消費するシステムは
どう創られて世界の創造に貢献するのか?


■仏教における無限大の概念は
始めも無いし終わりもない。

創世記の天地創造も時間の概念は
単に象徴的手法(モデル)の違いに過ぎない。

現在と言う1時点も無限に進展しつつある世界創造
という神曲の中にあると。

■「世界は神曲なり」という第一の開眼があり、
「人の一生も又神曲なり」という第2の開眼があると
森信三は言いました。

これは
人も又大自然、宇宙の一部と考える日本人の思想である
と思います。

人も又世界秩序における極微の一分子に
組み込まれている。

生きているのではなく、生かされている。

仕事をしているのではなく、
世界創造のための一部の創造の
仕事をさせられているのです。



2.企業コミュニテイ

■ドラッカーのマネジメントの原点である
「産業人の未来」の結論は何か?

一文でいうと
「集権化された官僚国家に対して
産業現場の自律的組織化が健全な社会を創る」
ということだと思います。

■ナチス、すなわち官僚国家が
企業の経営陣から権力を取り上げることで
社会が不健全になった。

16〜17世紀ヨーロッパでは集権国家が
貴族の権力を取りあげた。

共産国家は典型的な中央集権国家であり、
民間から権力を取り上げていた。

日本でも明治新政府が廃藩置県で
幕藩体制の自治の権力を奪った。

日本の官僚制は21世紀の現代でも
多くの政治的悪弊を生んでいます。

■なぜドラッカーは強く中央集権体制を批判したか。

中央集権体制の組織はファシズム独裁体制であり、
その本質は国民を奴隷扱いにする。

人間の本質は自由人である。

国家でも企業でも同じである。

■人間は機械ではない。

心を持った自由人である。

頭を使って計画をつくり命令ばかりする人間と
身体を使って現場で実行するばかりの人間を区分する
ことは人間の本質にあっていない。

企業は自由人のコミュニテイである
というのがドラッカーの信念であり
マネジメントの前提だと思います。


3.事例研究:伊那食品工業「年輪経営」
(http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0mlw2x0pl8ftr5ctqHEj)


■年輪経営というエコロジ―(生態系)をモデルにした
経営も伊那食品の持ち味です。

以下のようなことを述べています。
 
木は寒さや暑さ、風雪などの環境によって幅は変わりますが、
年輪を必ず作り前年よりも少しだけ成長します。
そして成長を止めません。 

■確実に年輪を一輪ずつ増やしていくのが自然体であり、
あるべき姿ではないかと。
 
年輪の幅は、木が若い頃は広く、
ある程度の大きさになると狭くなるのが自然の摂理です。
 狭くなるのですから成長率は低くなります。 

しかし、木全体の円周、容積は年々大きくなっているのですから、
成長の絶対量は大きくなります。 

■また、
一時的な数字にとらわれて売り上げ増だけを狙うと、
他の要素は売り上げに追いつけず、
内部に空洞が生じてしまいます。
 
当社は成長の数値目標は掲げていません。 
売り上げや利益の数値は、自然体の年輪経営の結果であり、
あえて目標を掲げる必要はないと思うからです。

■売上高を伸ばす事を目指すのではなく、
社員一人ひとりが能力を充分に発揮し、
色々な面で成長できる事を目指していますと。

目標は社員の成長であって売上ではない。

社員が育つと
会社は成長するという自然体経営と言えます。

人に喩えると体重や身長を大きくするが目的ではなく
人間的成長をするのが目的にであると
言えるでしょう。


●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


■■■■■寄付金のお願い■■■■

いつもご寄付ありがとうございます。

何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。

これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。

金額やお名義は問いません。

請求や領収書など入金管理はしません。

一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。

年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。

寄付金(お布施)箱(口座)

三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン


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株式会社ビジダイン
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0mlz2x0pl8ftr5ctqzeY
多摩大学大学院客員教授
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ml02x0pl8ftr5cuq7YS
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。