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◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第242回   
     ★ドラッカーから学ぶ一流の仕事術★ 
     
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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

『武術と仕事術』 
  
●1月27日、町田市民ホールで
「日中武術国際友好演武大会」が開催され
僕も高円寺支部の一員として
「悟空の健身術」という気功を演武しました。

日本各地の支部集まって気功や太極拳の演武し、
又アメリカ、ロシア、シンガポール等海外の教室から
神道流居合術、抜刀術、長刀術が披露されました。

●東洋の武術は現在では
精神と身体に健康維持が目的になっています。

武術は知識ではなく習慣となって
健康を作る「修業」です。

最高齢87歳の演武者もおり
生き生きとした人生を送っている様子が
伝わりました。

仕事も習慣となっていつまでも
最短で成果を上げる「仕事術」が望まれます。

仕事術の道場である
■■■2012年秋期
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」
合計8回終了しました■■■

ご参加頂いた方ありがとうございます。

2013年春期4月から再開します。
追ってご案内します。

週末を入れて
1泊2日の集中コースの提案を頂きました。

皆様この案
如何でしょうか?

ご意見頂ければ幸いです。

さて、
本日のテーマ
===================
1.自分を益すること他人を益すること
2.絶対真理に対して自由はない
3.コミュニテイ意識と耐久力
===================
 
1.自分を益すること他人を益すること

■大乗仏教の法華経では
自分への恵みを願う心を否定しないで
それを昇華(しょうか)して
他への恵みを願うことを大切にします。

自分のみ念ずる祈祷(きとう)だけでは
人は救われないと考えるのです。

■自分の現世利益を願う心は誰にもあります。

しかし自分とは孤立した存在ではない。

自分は人と人との関係で、個を超えた存在ですから
自分だけが恵まれて幸せになることは
あり得ません。

自分の幸せは
自分を含む社会の幸せを願うことで実現する
というのが仏教の真理のようです。

■空海は多くの仕事を成功させました。

灌漑用の池を掘り、
人々の移動の便利な橋をかけ、道を作り
生活向上のためにプロジェクトを
成功させました。

一般の市民が学ぶ学校も作りました。

これらの仕事は空海にとって
自分を含む社会の現世利益を実現するために
修業だったのです。

■「利益」(りえき)は会計用語ですが
元来仏教の「利益」(りやく)から来ているそうです。

自分を益することを功徳(くどく)といい、
他を益することを利益(りやく)と言うのが本来の
意味だそうです。

他を益することで自分を益することになり
結局自他の利益は共通していると
考えられるのですね。


2. 絶対真理に対して自由はない

■もし完全無欠なトップがいたら
その組織の人々に自由はありません。

一人の人間が教祖として完全であれば
他の人々にとっての権利や義務は否定されると
ドラッカーは言います。

■「絶対正しい」という教義があれば
懐疑を持つことは許されません。

絶対真理に対して自由な意見を言うものは
反逆者と見なされます。

■営利企業であれ、非営利の福祉団体であれ
トップが言うことが常に正しいとすれば
みんな従うしかない。

自由な意見を言うものは
反逆者か邪心を持つ者か
あるいは
単に愚か者と見なされてしまう。

■絶対真理や絶対正義を
組織の構成員に認められたトップは
絶対支配の権利と義務がある。 

ナチズムのヒトラー
ソ連のレーニン
中国の毛沢東

すべては人類の悲劇に終わりました。

しかし他人事ではない。
多かれ少なかれ
成熟していない組織にありがちです。

人間誰しも完全無欠はありえないという
前提で社会を作らなければなりません。

4.コミュニテイ意識と耐久力

■日産のカルロス・ゴーン氏を通して
日本的経営の強さ弱さを見ようとしています。

東日本大震災で海外からの日本人評価は
ゴーン氏も言っているように
「コミュニテイ意識」と「耐久力」でした。

自分の利益だけで行動しない。
コミュニテイ(社会)の利益を大事にする文化だと。

又、一生懸命に
何回でもやろうとする忍耐力を持っている。

■確かに日本人から欧米人や中国人を見ると
個人的に優秀な人多いように見えます。

しかし、
自己主張が強かったり、割り切りが早かったりして
組織として見ればまとまりが無い。

日本人は
「お疲れ様」「頑張って」などと日常的に挨拶し
コミュニテイと忍耐力をお互いに奨励しあう
文化がありますね。

歴史的に長い共同体による農耕生活が
影響しているかもしれません。

■ゴーン氏はこれを古いとか異質だとしなかった。

逆にグローバル企業のダイバーシテイ(多様性)の
特徴として見ていたようです。

日本的か欧米的かという二者択一ではなく
二つのDNA(遺伝子)を組み合わせれば良い。

異質な遺伝子の交配で種は進化するのです。

■優秀だが自己中心の人間が多い組織より
並みの能力だが他を利するコミュニテイ意識が強い組織が
持続性があります。

日本が世界でダントツに長寿企業が多いことが
それを実証しています。

日本のとっての課題は
努力を成果に変える「戦略思考」と言われています。

しかしそれほど悲観的になる必要はない。

理性や戦略は精神の領域が強ければ
自然に引き出されるからです。

心が頭と身体を調整しているのです。

●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎
■■■■■PDF電子書籍販売のお知らせ■■■■■

1.教材書籍「ドラッカーマネジメント塾」2012年春期 
第1限〜第16限(各限20枚〜30枚)
2.メルマガ編集書籍
社会生態学マネジメント
「介護体験で学ぶドラッカー」

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「エッセー生き方に役立つドラッカー」

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多摩大学大学院客員教授
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0r5e9t0ils4f3rdip3wN
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。