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  第83号 怪味って、どんな味?

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フォーカスマーケティングの蛭川速です。

昨日昼食で 『怪味ソースがけサラダうどん』 を食べました。

今月に入りいくつかの食品メーカーから「怪味」という

新しいフレイバーの新商品発表の報道を目にしました。

「怪味」とは、辛みや甘味、酸味、苦みなどが混在した複雑な味で

中国では家庭料理として親しまれている味覚だそうです。

いったいどんな味なのか気になっていたところに

うどん屋のポスターを見かけ、思わず注文してしまいました。

今までに経験したことのない、とてもチャレンジングな味を

期待していましたが・・・


さっぱりと食べやすいという印象でした。

店によって、メーカーによって差はあるのでしょうが、

鶏肉に合う、日本人好みの味です。

(日本人向けにアレンジしているのかもしれません・・・)



ただネーミングは少し考えた方が良いと感じます。

味覚を表現する上で、怪しい味というのは定着しない

気がします。あくまでも個人的な感覚ですが・・・


日本人と中国人、同じ漢字文化ですが、ニュアンスが異なる

キーワードがあるようです。

例えば「贅沢」は日本ではリッチな、豊かなといった意味を

イメージしますが、

中国ではマイナス、散財している、無駄遣い といった

ニュアンスが強いようです。



今後の商品動向に注目していきたいと思います。


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【怪味ソースとは】中国四川省が発祥の調味料。
トウバンジャンやホワジャオ、ごま油やしょうゆ、砂糖や酢などを混ぜ、
酸味や甘み、辛みやしびれなど複雑な味を楽しめる。
鶏肉と相性がよく、中国料理店では蒸した鶏肉に怪味ソースをかけた料理が
「怪味鶏」として提供されていることが多い。(2015.7.3MJより引用)
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  高齢者の肉食化現象?

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最近高級牛肉に人気が集まっているようです。

7月1日の日経流通新聞で

「メガ盛り!牛肉消費 シニア・女性がブームけん引」

と報じられています。


以下引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おいしい肉が食べたい――。高級ステーキ店やスーパーに並ぶ牛肉に

消費者が強い関心を寄せている。

注目の的は、うまみの強い熟成肉や希少部位だ。

「赤身は健康によい」との認識も広がり女性やシニアをひき付ける。

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ロコモティブシンドロームというキーワードが定着する現在、

高齢者の食卓は従来のように和食や魚料理中心ではなく、

多様化しています。



博報堂生活定点の時系列データを集計してみると

10年前と比較して、60代の食嗜好には明らかに変化がみられます。

http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/e0dmx8u0xo223qads0MT9

60代男性の好きな食べ物は

2002年の1位は「刺身」83%でしたが、

2012年では「カレーライス」が75%で「寿司」と並んで

トップとなっています。

「焼肉」も2002年48%が、2012年54%と6ポイントアップ

しています。

60代女性も「焼肉」を好きと答えた人は2002年に31%

でしたが、2012年は40%に上昇しています。

こうした背景があって、高級牛肉ブームが起きている事が

確認できます。


時系列のデータから変化を掴み、ニーズを創造していく

プロセスが重要です。





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1.訪日観光客の実態を捉えて、狙うべき顧客像を明確にする

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・訪日観光客のトレンド 〜増加傾向が著しい訪日中国人〜
・越境ECに見る中国人のショッピング需要と購買特性
・スマホ時代の訪日中国人のショッピング需要と購買特性
・上海在住のジョウリンホウ(90后)女性
・80后、90后の生活実態と消費特性と日本感
■訪日中国人を狙う!ドン・キホーテのインバウンド戦略
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2.訪日中国人インフルエンサーの本音と建前を理解する

■90后女子とのパネルディスカッションから訪日中国人の潜在ニーズに迫る
・訪日ショッピングの目のつけどころ 〜90后女性による流通視察レポート
・「バターしょうゆ」は中国にない味で不気味に思ったが食べたらハマる
・「ちびまる子ちゃん」を見て育ち、「嵐」に熱狂する
・「贅沢○○」は中国人にはNG
・何故きちんと説明しない
・変な中国語は品質を疑われてしまう


3.インバウンド需要を捉えるPOP・チラシ制作のポイント

■販売促進プランナーによる店頭でのプロモーションのポイントを解説
・中国人は日本のどんなところが好き?
・中国人のニーズを捉えながら日本らしさを伝えるには?
・中国人のハートに響く表現って?
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・中国人は訪日前にインターネットで何を調べる? 
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優良企業の動向などについて、独自の視点で考察を加えた情報を提供する

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(バックナンバー更新 2015年08月21日09時14分)