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 若者の恋愛事情!を真面目に分析してみました / Weekly Focus第63号

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フォーカスマーケティングの蛭川速です。


最近ウォーキングを再開しました。これまで寒さにかまけて
サボっていたのですが・・・

今朝もradikoでJ-WAVEを聴きながらウォーキングをしていました。

番組には元Jリーガーのゴン中山さんが出ていて、彼の行動の源泉に
なっている言葉を紹介していました。

よく人から聞かれる質問に「なぜ中山さんはそんなに頑張るのですか?」
があるそうです。

それに対して、「あきらめていないから」と応えたそうです。


いわく「あきらめる」=「あきらかに」+「きわめる」
という解釈だそうです。


あきらかに きわめるまで、続ける

あきらかに きわめたら 辞めてもいい


ということです。

この話を聴いて、とてもポジティブな気持ちになれました。

仕事、家庭、趣味、遊び・・・
何事も「あきらめる」べく取り組んでいきたいと思います。



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 統計データから若者の恋愛事情を分析する

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ここ何年か草食男子というキーワードを耳にします。
ガツガツと異性に対してアプローチしない若者が増えているという現象を
表しています。

先週ワイドショーを見ていたら草食というより絶食だ!とのコメントも
あるくらい、若者の恋愛離れが進んでいるようです。


本日はこの「若者の恋愛離れ」について統計データからアプローチして
みたいと思います。


厚労省が5年に一度、実施している「出生動向基本調査」に
未婚者の交際相手の有無という設問があります。
これによると年代毎の推移をみることができます。


Q.恋人として交際している異性がいる+婚約者がいる

 20〜24歳男性 : 25%(2010年)← 30%(2005年)
 25〜29歳男性 : 30%(2010年)← 32%(2005年)
 20〜24歳女性 : 39%(2010年)← 40%(2005年)
 25〜29歳女性 : 37%(2010年)← 42%(2005年)

男性は20〜24歳、女性は25〜29歳で比率が減少しています。
2010年調査ですから今から5年ほど前ということがあるかもしれませんが
大幅に恋人比率が減少しているとは言えない状況にあります。
婚約者比率が減少しているのは晩婚化を裏付ける数値になっています。
(詳細についてお知りになりたい方は別途レポートでご確認ください)


ただ楽天O-netが実施している「2015年新成人意識調査」をみると
確実に恋愛離れが進んでいることが分かります。


Q.交際相手が欲しい

 男性 : 65%(2015年) ← 74%(2010年)← 92%(2000年)
 女性 : 60%(2015年) ← 69%(2010年)← 89%(2000年)


Q.異性との交際に関して「異性にモテたい」

 男性 : 66%
 女性 : 52%


Q.異性との交際に関して「異性とのコミュニケーションが苦手」

 男性 : 66%
 女性 : 64%


交際相手が欲しいと考える人(新成人)は男女とも確実に減少しています。
ただ一方で「異性にモテたい」と考える人も過半数以上存在しています。
その理由としては「異性とのコミュニケーションが苦手」ということです。


さらに恋愛意識についての設問があります。


Q.今の自分は異性との交際に積極的ではない

 男性 : 65%(2015年) ← 48%(2008年)
 女性 : 66%(2015年) ← 47%(2008年)


Q.交際相手には追いかけるより追いかけられたい

 男性 : 44%(2015年) ← 27%(2008年)
 女性 : 51%(2015年) ← 32%(2008年)


これらを見ると異性に対する消極性が確認することができ、
若者の恋愛離れが進んでいることが分かります。


ところが同調査には上記と異質な結果もでています。


Q.今後は異性との交際を積極的にしたい

 男性 : 47%(2015年) ← 24%(2008年)
 女性 : 41%(2015年) ← 19%(2008年)


Q.好きな人ができたら自分から告白する

 男性 : 37%(2015年) ← 19%(2008年)
 女性 : 17%(2015年) ← 14%(2008年)


Q.合コンやパーティには積極的に参加したい

 男性 : 19%(2015年) ← 11%(2008年)
 女性 : 14%(2015年) ← 6%(2008年)


ちゃんと肉食系(積極的な)若者もいるのです。少し安心しました。


上記のデータから以下のように整理してみました。


草食系若者の比率は増加傾向にあるが、それだけではなく
ちゃんと肉食系の人もいます。そして恋人が欲しいけど
コミュニケーションを苦手とする人もいます。


詳細には設問間のクロス集計をしたり、アンケート調査を
実施しなければ言えない事ですが、


仮説として現在の若者には大きく3タイプ存在すると考えます。
(1)異性とのコミュニケーションが苦手な人
(2)異性に対して興味がない人
(3)積極的な肉食系

そしてこれらのタイプは互いに影響を与えない独立な関係にあると
考えます。


脳科学者の関根氏によると

若者脳の特徴として
同調(social conformity)・・・集団成員が,考えや行動を集団基準に一致
させてしまう現象がみられ、集団の多数に従う傾向がある。

とのことです。


そう考えると上記3タイプはそれぞれの世界を持ち、他のグループとは
影響を受けない関係にあるのではないかと考えます。


かつて私が若者だったバブル時代にはインターネットはなく、
ポパイなど数種の若者雑誌で恋愛講座のような特集がなされていました。
異性に対する接し方が、画一的に報じられていました。(やや言い過ぎですが)
総じて「若い君たちは女性をこう口説け!」といったアプローチだったと思います。


情報量が爆発的に増加したため恋愛に対する考え方が多様化してきた。
そして自身の行動や意識を肯定する記事やサイトを見る事によって
ますます意識が強固になってくる。と考えます。




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(バックナンバー更新 2015年02月25日17時27分)