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第24号 ラグジャリー市場に好景気の気配を感じる

  発行日:2014年05月09日

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ラグジャリー市場に好景気の気配を感じる / Weekly Focus第24号
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フォーカスマーケティングの蛭川速です。

ゴールデンウィークも終了し通常業務に戻った1週間
いかがお過ごしでしょうか?

ゴールデンウィーク中の消費はレジャーを中心にして堅調
であったようです。
中でもラグジャリー市場が好調なようです。
第24号はラグジャリー市場にフォーカスしていきたいと思います。


目次
***********************************************************************
1.2次データを読み込む 【ラグジャリー市場に好景気の気配を感じる】
2.今週のアンケートレポート 【ノンアルコール飲料】
***********************************************************************


1.2次データを読み込む
-----------------------------------------------------------------------------
活況を呈しているラグジャリー市場に好景気の気配を感じる
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今週なかば、ニュース番組でラグジュアリー市場が活況を呈している
という特集を見ました。

40代女性をターゲットにした小学館のファッション雑誌「プレシャス」
は今年に入り部数を伸ばし、広告収入も前年比で3割増とのことです。

松屋銀座の婦人向けラグジュアリーフロアは、店全体の4月の売上高が
前年比2.9%マイナスの中で、111%とのことです。

コメンテータによると女性40代を中心とした富裕層の消費欲が活発
になってきたとしていました。


にわかに消費が上向いている感じを受けます。

博報堂生活インデックスレポートによると、5月の消費動向では
消費意欲指数48点と、4月の水準からほとんど動いていない
としています。

性年代別では女性20代が54点とトップ。女性40代は52点と
上位ではありますが、突出しているとはいい難い状況です。

http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ktt2u08n6nw5jyd9Xu7


40代というと子供も成長期にあり一番のお金のかかる世代です。
全体的に女性40代が消費旺盛というよりも、
性年代ではない所得水準や資産額で見たときの消費意欲指数が
気になるところです。

また女性40代向け雑誌の売れ行きが好調というのも、
消費と雑誌閲読は別モノということも想定できます。
買わないけれど(買えない)雑誌を読むのが好きという方も
多いかと思います。

いずれにしても全体の傾向としては消費増税の影響を
さほど受けていないと見ることができます。

5月7日付け日経新聞でも2014年夏のボーナス支給額が
2000年代半ば以来の約10年ぶりの高い伸びになりそうだ
と報道しています。

円安進行による輸出企業の採算改善や、個人消費の堅調さ
による影響が大きいということですが、
中所得層が牽引する消費拡張が継続すると
景気全体に好影響を及ぼすと考えます。

そういう意味で影響力の高いラグジャリー市場に関して
次号以降で注目していきたいと思います。




2.今週のアンケートレポート
-----------------------------------------------------------------------------
 ノンアルコール飲料
-----------------------------------------------------------------------------

マイボイスコムは、『ノンアルコール飲料』に関する
インターネット調査を実施しました。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ktu2u08n6nw5jyd90Dn

調査によると、ノンアルコール飲料の飲用場面は「夕食時」
が最も多く、「車を運転するとき」「お風呂あがり」
が続くとしています。
ノンアルコール飲料の飲用頻度が高い層では
「お風呂あがり」「寝る前」「リラックスしたい時」などが
多いとのことです。

フォーカスマーケティングでも
2012年10月に「ノンアルコールビールを飲む理由」
としてコラムを書いていますが、飲酒習慣のある人
の新しい飲料カテゴリーとして存在感を示していると
考えられます。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ktv2u08n6nw5jyd98Ij


サントリーによるとノンアルコール市場は2013年見込み
で4390万ケースとしていています。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ktw2u08n6nw5jyd9rKv


キリンフリーが発売された2009年、
オールフリーが発売された2010年、
ドライゼロが発売された2012年と前年を大きく上回る
市場成長となっています。
2013年は増加率がさほど大きくなく、市場として
成熟期へ突入したとみることができます。

大型の商品投入か、もう一歩進んだ飲用シーンの提案
による価値形成が望まれます。
成熟期を延命するには、ターゲットを水平移動するか
新しい用途の提案によるというのがセオリーです。

そう考えると
課題は20代の飲用率をいかに高めるかという事となります。
サントリー調査では性年代別の記述がありませんが、

ノンアルコールビールテイストノンアルコールは50-60代、
ノンアルコールRTDテイストは20-30代が消費の中心としています。

恐らくノンアルコールRTDテイストは女性と類推できます。
20代男性は飲酒率も低く、
ノンアルコール飲料も低いことが考えられ、
この層の開拓が酒類メーカーの大きな課題と考えます。
* RTD:チューハイ、カクテル、ハイボールなど



-----------------------------------------------------------------------------
潜在ニーズを取り込む
-----------------------------------------------------------------------------

人の行動は97%が潜在意識によってなされていると言われています。

朝起きて意識して「顔を洗おう」とか、食事の後も「歯を磨こう」と
考えて行動している人は少なく、多くは無意識で行動している事が
多いという事です。

したがって新商品を企画する際に、「どんな商品が欲しいですか?」と
訊いても有効な回答を得る事は難しいと考えます。
年中商品のことを考えている専門家である企画者と違って
消費者、生活者から画期的なアイデアを得る事が少ないということです。

それよりもその商品を「いつ」、「どこで」、「どのように」
使っているのか?
という実態面に着目することが重要なのです。
歯磨きであるなら起床時、食事の後、デートの前・・・といくつか
あると思います。

こういった状況を想定すると、行動の裏に隠れている
「意識」を掴むことができるのです。
この意識こそが潜在ニーズに結び付く重要な知見(インサイト)なのです。

顧客の潜在ニーズを引き出す前提としての仮説を設定する
ことこそマーケターにとって重要なスキルであると考えています。

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書籍「マーケティングに役立つ統計の読み方」
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ktx2u08n6nw5jyd9Sri
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2014年5月15日 (木)10時〜17時
データ根拠のあるマーケティング仮説の立て方
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0kty2u08n6nw5jyd9kz2
* 残席が少なくっているようです。ご希望の方はお早目にお申し込みください
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(バックナンバー更新 2014年05月23日18時49分)