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第15号 スマホ敬遠理由から新市場を考える

  発行日:2014年03月07日

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スマホ敬遠理由から新市場を考える /Weekly Focus第15号
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フォーカスマーケティングの蛭川速です。

先週とは一変して冬に逆戻りの1週間でした。
寒さにめげず3月第1週目のメルマガはじめたいと思います。

今回はスマートフォン市場にフォーカスしていきます。
すっかりと職場や街中で目にすることが多くなったスマートフォン
ですが普及率はどれくらいだか分かりますか?


-----------------------------------------------------------------------------
スマホを敬遠する理由から新市場を考える
-----------------------------------------------------------------------------

先週はフォーカスする意義について使用途を限定した掃除機
についてお話しましたが、本日は反対のアプローチです。

電話だけでなくアプリによって様々なことができるスマートフォンの
普及状況から新市場を考えてみたいと思います。


3月5日付、日経新聞朝刊にスマホ需要が一巡したとの記事が
ありました。


以下引用文 ********************************************************

調査会社のIDCジャパン(東京・千代田)は5日、2013年の国内
携帯電話出荷台数が前年比1.9%減の3963万台だったと
発表した。減少は4年ぶり。
スマートフォン(スマホ)の需要が一巡し、出荷台数の伸びが鈍化
したほか、従来型の携帯電話の市場が縮小した。
スマホの出荷台数は前年比6.4%増の3031万台だった。
12年の同42.1%増に比べ、伸び率は大幅に低下した。
従来型携帯電話は同21.8%減の931万9千台。
出荷全体に占めるスマホの割合は76.5%と前年より6ポイント上昇
した。従来型携帯電話からスマホへの買い替えよりも、スマホから
スマホへの買い替えが増えており、スマホの出荷台数の伸びに
今までの勢いがないという。

********************************************************************


新期購入においてスマホの選択率が従来よりも増加していないという事です。



では現在スマホを使っている人はどれくらいいるのでしょうか?

MM総研は1月22日に2013年12月末のスマートフォン契約数および
ユーザーの端末購入動向について発表しています。
それによると
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0lzpct07not9scnqhh5z



以下引用文 **********************************************************

2013年12月末のスマートフォン契約数は5,328万件に拡大。
フィーチャーフォン契約数は6,658万件となり、合わせた携帯電話端末
契約数は1億1,986万件でスマートフォン契約数比率は44.5%となった。

中略

今後の端末購入意向について質問した結果、スマートフォンユーザー
は「スマートフォンを購入」95.2%、「フィーチャーフォンを購入」4.1%となり
大多数がスマートフォンを再購入する意向があることが判明した。

一方フィーチャーフォンユーザーは「スマートフォンを購入」34.4%、
「フィーチャーフォンを購入」62.4%となり、今後もフィーチャーフォンを
継続利用する意向が高く、スマートフォンへ買い替える意向が低い
ことが判明した

***********************************************************************

フィーチャーフォン → スマホ の流れは減速傾向にあり、
フィーチャーフォン所有者のスマホ意向者が減少しているといえます。
その理由として


MM総研の調査によると(以下引用) *************************************

「スマートフォンは月額利用料金が高い」48.3%、
「スマートフォンに必要性を感じない」46.3%、
「フィーチャーフォンに満足している」37.9%、
「スマートフォンの端末価格が高い」30.8%、
「スマートフォンの使い勝手が悪い」20.4%

の順となった。
スマートフォン購入を敬遠する要因として料金面の高さと、
必要性を感じていない傾向が高いことが明らかとなった。

***********************************************************************

としています。


では何故、必要性を感じないのか考えてみました。



私は現在1年ぶりにスマホに復帰しましたが、現在使用している
スマホの用途としては

1.電話
2.Gメール
3.スケジュール管理
4.新聞
5.to doリスト
6.テザリング
7.アマゾン
8.音楽・ポッドキャスト
9.カメラ

ざっと挙げただけでも結構つかっています。


使用場所ですが、
オフィスではほとんど使いません。外出先や移動中(電車内)です。
そして電話以外をみるとPCが中心にあることに気づきました。

電話とテザリング以外のすべての用途をPCでもすることができます。
PCと連動する機能をモバイルで使用しています。
今の私にとっては事務所のパソコンに次いで
重要なビジネスツールとなっています。


ということは必要性を感じていない人の要因として以下2点が挙げ
られるのではないでしょうか。
---------------------------------------------------------
1.PCを使用していない(だから必要がない)
2.モバイルの必要性(機会)がない
---------------------------------------------------------

実は我が家では先月家族4名全員をスマホ乗り換えしたのですが
子供2人が以上の要件に当てはまっているかというと

上の子供は高校生になるので移動時間が長く音楽等のニーズが
あります。

ところが下の子供は中学生でモバイルの必要性がないのです。
家の中でカメラやビデオなどで遊んでいますが、
それ程、欲しがらなかったのはそのせいではないかと思っています。

一方妻は「時代に取り残されたくない」という思いはあるものの、
これといって用途がないのが現状です。
家にいる時間が多く、ニュースなどは自宅PCと新聞(紙)で
事足ります。

スマホを普及させようとすると、以上の条件を満たすベネフィット
を創りだす必要があると考えます。

主婦にも行動管理は必要です。家族の行事をパソコンで管理する、
献立や食材の記録を残して家事を効率化する。家計簿をつける。
実家の両親とチャットやメールでコミュニケーションをとる。などなど
いろいろ考えられます。

PCでできること、スマホで行う事によって便利になる(連動によって)
「しかけ」を作ってあげれば、「必要性がない」ということはなくなる
と考えます。


シニアも70代になると新たな操作を覚えるのが困難になってきます。
シニアにスマホ購入を期待しても難しいと思います。

ですが
子供が設定をしてあげてコミュニケーションツールとして提案して
いく余地は充分あると思います。

見守り系のTV電話を専用商品として開発すれば
離れて暮らす子供のニーズをきっちりと捉える事ができると思います。
使用方法は電話と全く同じで、発信先は子供のみ。
あまり機能を多くせず子供と話をするだけの単機能です。
親への説明も簡単で、細かな設定は子供がパソコンから操作すれば
遠隔地からでもカンタンに操作できます。
子供側にはパソコンからの操作と外出時のテレビ電話の効果を享受
できます。

同様のしくみはペットにも当てはめることができます。

万能な多機能なパソコンを中心として、周辺機器を専用商品で展開する
というビジネスモデルが有効と考えます。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

フォーカスマーケティングでは皆様のマーケティング仮説立案の
ご支援をしています。

ご意見、お問い合わせお待ちしています。
info@focusmarketing.co.jp
まで!


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仮説力を高めるために定量データを活用する
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ビジネスはほとんど全てが「仮説」で成り立っています。

新しい機能の商品を企画しても、発売前には売れるかどうか
誰にも分かりません。
広告プロモーションもターゲットに響く内容であるかどうか
は実施してみないことには分かりません。

マーケティングの意義は、この「やってみないことは分からない」
ことの確度(成功確率)を挙げることにあります。
そのためには事実(Fact)に着目して、市場の状況を仮説として
設定することが望まれます。

書籍「マーケティングに役立つ統計の読み方」で解説しています。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0lzqct07not9scnqhALf

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*このメールマガジンは、フォーカスマーケティングの蛭川速、
小出浩、桐畑慎司の3名が、これまでに名刺交換をさせて
いただいた方々、3名が講師を務めたセミナーにご参加
いただいた方々、ホームページで資料請求いただいた方々に、
お送りしています。

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☆ 発行責任者:蛭川速
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(バックナンバー更新 2014年03月07日15時27分)
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