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発行日：xxxx年xx月xx日 |
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■ゾゾタウン新サービスを考える／Weekly Focus 第4号
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フォーカスマーケティングの蛭川速です。
＊このメールマガジンは、蛭川速、小出浩、桐畑慎司の3名が、
これまでに名刺交換をさせていただいた方々、3名が講師を
務めたセミナーにご参加いただいた方々、ホームページで資料
請求いただいた方々に、１週間に１回程度お送りしています。
Weekly Focusでは、１週間の中での、マーケティングトピックスや
注目の統計データ、マーケティングコラムについて
フォーカスマーケティング独自の切り口で取り上げています。
ご迷惑な方は、お手数ですが以下URLより解除お願い致します。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c08clqw0ol7wdpkcn8ASz
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目次
１．マーケティングトピックス【ゾゾタウン新サービスを考える】
２．注目の統計【ペットの基本統計】
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１．マーケティングトピックス
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ゾゾタウン新サービス「ＷＥＡＲ」を考える
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衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイは
10月31日、スマホを使った新サービス「ＷＥＡＲ」を始める
とのことです。
「ＷＥＡＲ」はスマホ専用のアプリで、参加ブランドの店頭で
バーコードを読み取ると、価格や色など詳細な商品情報が
手に入ります。
他の商品との組み合わせ画像などを参考に買い物が楽しめ、店頭に
並ぶ商品をその場で買わなくても、ゾゾタウンを経由して、
どこからでも注文できるというものです。
商品購入を支援・促進する商品情報やコーディネートなどの
情報提供による付加価値を、スマホによって実現するというもので、
これまで店員が提供していたものを代替する機能を持つ
と考えられます。
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ネット時代の利便性を消費者へ提供するという意味で意義深いもの
と考えますが、専門店ビルのルミネは入居テナントに「施設内での
写真撮影は原則禁止」とＷＥＡＲへの参加には後ろ向きです。
最大の理由は売上高の減少で、店が見るだけの場所になれば、
収入が落ち込むと考えているようです。
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反面、パルコは10月17日参加を表明しました。
パルコの専門店ビルでＷＥＡＲを使った消費者がネット経由で商品を
買えば、手数料を受け取れ、商業施設としての売上高減少を補完する
と考えています。
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ゾゾタウンとしては、アマゾンや楽天との品揃え上の差別化を発揮
しづらい状況もあるようです。現にゾゾタウンで下見をして、アマ
ゾンで購入するという「ゾゾルーミング」という現象も起きています。
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ネットという購買利便性の高いサービスも競合との差がなくなりつつ
ある中で、商品そのものから一歩進んだ差別化、コーディネートや
商品説明の提供といった付加価値をネット上で展開する必要が起き
始めているといえるのではないでしょうか。
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セブン＆アイも2018年までに、百貨店のサイトで扱う高級ブランドや
デパ地下の食品を、自宅のほか、セブンイレブンなどで受け取れる
ようになります。
消費者が在庫情報をネットで見られるようになり、目当ての商品の在庫
がある最も近いヨーカ堂の店舗を簡単に探すことができるようになる
ということです。
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消費者視点で考えれば、衣服も食品も、雑貨も同じタイミングでの決済
であれば便利ですし、配達も同一時期、同一梱包であれば、受け取る
手間も少なくなります。
ネット通販の市場規模が拡大（野村総研によると13年度は12年度比
13%増の11兆5千億円）する中で、セブン＆アイなどの総合小売業は、
組織力・資金力を存分に生かした利便性の向上を追求していると
考えることができます。
それに対して、ゾゾタウンのような業種を絞り込んだ専門業態は、
専門店ならではの情報提供など、より専門性を活かした付加
価値サービスによる差別化で対抗するという構図に整理できます。
さらに購買履歴、閲覧履歴を解析してお勧め商品を提供する機能
なども有効なのではないでしょうか。
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米国ではネットと店舗の融合を目指す「オムニチャネル」戦略が
進んでいると言われています。
ネットと店舗の融合を前提として環境変化を受け止めて、企画に
取り組むことが必要と考えます。
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２．注目の統計【ペットの基本統計】
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今回はペットの統計に触れてみたいと思います。
一般社団法人ペットフード協会の「平成24年全国犬猫飼育実態調査」
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c08cmqw0ol7wdpkcn849sによると
2012年の飼育率で最も多いのは「犬」で17%、次いで「猫」10%
となっています。今後の意向についても「犬」人気は強く、「犬」
は30%、「猫」は18%ということです。
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【統計情報】
・平均寿命は「犬」が13.9年、「猫」が14.4年です。
・犬は「超小型」が14.8年、「中・大型」が13.4年、猫は「外に出ない」
が15.7年、「外に出る」が12.3年と、犬猫ともに室内で飼われている
ペットの方が、長寿命と考えられます。
・1か月あたり支出総額は「犬」7,460円、「猫」5,263円
（以上「平成24年全国犬猫飼育実態調査」）
・病気やケガの治療費・・・「犬」75千円、「猫」46千円
・シャンプー・トリミング料など・・・「犬」39千円、「猫」6千円
・ペット保険料・・・「犬」35千円、「猫」28千円
・ワクチン・検診等の予防費・・・「犬」27千円、「猫」13千円
（以上アニコム損害保険株式会社「毎年恒例！ペットにかける年間
支出調査」より 数値は年間費用）
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c08cnqw0ol7wdpkcn8Pt6
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毎月のフードやおやつ,保険や予防費など、かかる費用は結構高いと
感じます。その分癒しを与えてくれていると考えれば、お金には
代えられないものかも知れませんが。。。
さらにペットの高齢化について、
ペット&ファミリー少額短期保険株式会社によると、ペットの老後
について「不安を現在感じている」人は18%存在しているということ
です。
また定期的（年に1回以上）な健康診断の受診率は54%と半数以上
ということです。
人間同様、高齢化が進展するペット市場に着目したビジネスの発想
も面白いと感じました。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
フォーカスマーケティングではマーケティングリサーチの支援業務
を行っております。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c08coqw0ol7wdpkcn8q1j
変化が激しい経営環境の中でマーケティングに対する重要性
が高まっています。
ビッグデータの進展に伴いマーケティング情報は、かつてよりも
はるかに安価に収集することができるようになりました。
反面、情報収集スキルの欠如から本来の目的に合致しない、
正しい結果が得られていないマーケティングリサーチがあること
も事実です
コストのかかるマーケティングリサーチを実施する前に、
課題を明確にし、仮説をもってリサーチに臨むことが必要です。
その為に2次データからインサイトを抽出するかが特に重要です。
企業毎にリサーチスキル、2次データの量と質は異なります。
ご興味ある方は、以下からご相談ください。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c08cpqw0ol7wdpkcn85qG
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ご意見、お問い合わせお待ちしています。
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フェイスブックでも、ご意見お受けいたします。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c08cqqw0ol7wdpkcn8WUT
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☆ 発行責任者：蛭川速
☆ 問い合わせ：info@focusmarketing.co.jp
☆ フォーカスマーケティング：http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c08crqw0ol7wdpkcn8szZ
☆ BtoBマーケティングonlineセミナー
： http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c08csqw0ol7wdpkcn8sW1
(バックナンバー更新 2013年12月01日17時44分)
(バックナンバー更新 2013年12月01日17時44分) |
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