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■プライベートブランドの提供価値/Weekly Focus 第3号
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フォーカスマーケティングの蛭川速です。

*このメールマガジンは、フォーカスマーケティングの蛭川速、
小出浩、桐畑慎司の3名が、これまでに名刺交換をさせて
いただいた方々、3名が講師を務めたセミナーにご参加
いただいた方々、ホームページで資料請求いただいた方々に、
1週間に1回程度お送りしています。

Weekly Focusでは、1週間の中での、マーケティングトピックスや
注目の統計データ、マーケティングコラムについて
フォーカスマーケティング独自の切り口で取り上げています。

ご迷惑な方は、お手数ですが以下URLより解除お願い致します。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixdgw0olt1yf37d0jxX
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixegw0olt1yf37d0P0h


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目次
1.マーケティングトピックス【流通PBのブランド価値を考える】
2.注目の統計【ネットライフ1万人調査】

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1.マーケティングトピックス
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ローソンPB高級パン発売を発表。流通PBのブランド価値を考える
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ローソンは、PB高級パン「ウチカフェブレッド」2枚入り140円を
11月8日発売すると発表しました。月間300万食を目標としています。
4月に発売したセブンゴールド「金の食パン」は2枚入りで125円
です。対して食パン、トップブランドのパスコ「超熟」は3枚切り
で147円程度ですので、少々高めの価格設定と言えます。消費者の
美味しいものを求める志向、どこへ行っても購入できるという利便性
を捉えた、ブランド価値向上施策が実を結んだ結果といえるでしょう。

流通系PBはセブンプレミアムをはじめイオンのTOPVALU(トップバリュ)
など年末のヒット商品ランキングにも名を連ねる程ヒットしています。

西友もPB開発体制を拡充するとの報道がありました。専門部署を新設、
担当者を2倍にするとのことです。
消費者テストを経て商品化する「みなさまのお墨付き・きほんのき」
ブランドは商品数を増加させるとともに、来春から一定期間経過後に
再テストを行い、品質維持向上を図るとのことです。

こういった取組に対して消費者はどのような価値を感じているの
でしょうか?

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リサーチプラスの調査結果
(http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixfgw0olt1yf37d0vgL)

によると、PB商品の購入経験について伺ったところ、約9割の方が
「購入経験がある」と回答しているとのことです。
商品別購入経験では「お菓子(スナック、チョコなど)」60.0%、
「飲料(緑茶、紅茶、麦茶など)」42.0%、「インスタント食品
(カップ麺、カップスープなど)」39.0%が上位を占める結果
となりました。

注目すべきは、購入頻度が増えた方(有効回答数:97名)の増えた
理由として「価格が安いから77%」に次いで、「品質・味が以前
よりも良くなったから33%」「店頭でよく見かけるから30%」
「商品ラインナップが増えたから30%」です。
小売流通としての「強み」を最大限活かして消費者へ価値提供
している状況が窺えます。

価格だけでなく商品パフォーマンスである品質を高めるとともに、
その品質を保証するブランドとして認知を高めたマーケティングの
勝利と言えるのではないでしょうか。商品露出量と複数のカテゴリー
をまたいで展開する幅広さ、両面おさえたことが大きいと考えます。

同様にインターワイヤードの調査
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixggw0olt1yf37d0Yqq
でも5年前(2008年)と比較したPB商品の購入理由に触れています。

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顧客は商品を購入する際に、価格と中身(パフォーマンス)を比較
しています。ナショナルブランドよりも低価格でパフォーマンスが
同等であればPBを評価するという自然な行動が結果に表れている
と思います。

ナショナルブランドとすればPBにはできない、想定できない専門性を
活かした価値を提供することが、益々求められるということです。
PBは幅広い商品カテゴリーにまたいで展開することに、その価値が
発揮されますので、どうしても深掘り展開はしづらいという側面が
あります。

ビールで言えばPBでプレミアムビールは展開できても、その中で
拡張していくという発想は得にくいということです。
専門ブランドとして深さの中で競争優位を確立するという考えです。

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2.注目の統計【ネットライフ1万人調査】
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日本経済新聞社は全国男女1万人「第2回ネットライフ1万人調査」
を実施しました。

【調査サマリー】
1.ネット消費が「増えた」人は28%に対して、「減った」人は8%。

2.60歳以上で生鮮や加工食品など「食料品」購入者の53%、
パソコンなど「IT関連商品」購入者の54%がネット通販を利用。
「医薬品・サプリメント」や「レンタルサービス」でシニアの購入
比率が高かった。

3.最近1年間のネット消費金額もシニアの平均は23万1800円と
全体平均を1万6200円上回った。
ネット消費でシニアが重視するのは「時間を気にせず買い物できる」
や「店員とのやりとりがなく煩わしくない」といった点としている。 

4.SNS利用率は、Facebook:35%(7.5ポイント増)
Twitter:26%(2.3ポイント増)
LINE:23%(9.6ポイント増)

5.クックパッドは女性の75%の利用経験がある。特に30代女性
では87%と高い。週1回以上利用している人は32%。
月294円のプレミアム会員は2013年6月に100万人を突破している。

詳細は
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixhgw0olt1yf37d003I
まで
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上記データからは、シニア層のネット活用が活発化している状況が
窺えますが、他の年代よりも活発なのでしょうか?

上記日経の調査はインターネットリサーチですので、パソコンを利用
している人の中でアンケートモニターに登録している人が母数
となっています。

そのため全体の(インターネットを利用していない人やアンケート
モニターに登録していない人も含めた)利用率や利用金額を示して
いるわけではありません。

そこで全国の20歳以上の男女に郵送調査で実施した
総務省「平成23年通信利用動向調査」をみると、電子商取引の利用率
(年代別)では60歳以上のシニアは、どの商品カテゴリーにおいても
他の年代よりも低いという結果が出ております。

詳細は
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixigw0olt1yf37d0Rnj

http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixjgw0olt1yf37d0aMY

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【まとめ】
2つの調査結果をまとめると以下のようなFactが浮かび上がります。

1.シニア層のネット利用率が高まっている。ネット通販の利用率、
利用金額も上昇している。(ネットを利用している人の中で)

2.但し利用者数としては20代30代の利用が多く、主たる利用層は
20代30代といえる。

3.商品選択の自由度や配送など、ネット通販のベネフィットは
シニア層の生活スタイルやニーズにマッチしており、ポテンシャル
が高い


最後までお読みいただきありがとうございます。

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ご意見、お問い合わせお待ちしています。
info@focusmarketing.co.jp
フェイスブックでも、ご意見お受けいたします。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixkgw0olt1yf37d0icb
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☆発行責任者:蛭川速
☆問い合わせ:info@focusmarketing.co.jp
☆フォーカスマーケティング:http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/c0ixlgw0olt1yf37d0rd3
☆BtoBマーケティングonlineセミナー
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