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セラミックス製造工程
工業用セラミックス製造メーカー 西村陶業株式会社
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いつも弊社のメールマガジンをご覧いただきありがとうございます。
今月の担当は品質管理部の木村です。
最後までお付き合いの程宜しくお願い致します。
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◆◇ セラミックス製造工程
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「セラミックス製造工程」のページを追加しました
西村陶業では、アルミナ、ジルコニア、イットリア、窒化アルミを始め、
西村陶業オリジナル配合の原料100種類以上を使用し、
原料の混練を始め成形、焼成、加工、組み立て、検査と
製品が完成するまでのトータルなセラミックスの製造を行っています。
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◆◇ セラミックス 温度別絶縁抵抗の比較表
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各種セラミックスの温度別絶縁抵抗値をグラフにまとめました。
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◆ 編集後記
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改めまして、こんにちは。品質管理部の木村です。
入社ほやほや、今回、はじめてメールマガジンを
担当させていただくことになりました。
まだまだ不慣れではございますが、何卒宜しくお願い致します。
さて、先日のことです。弊社のホームページの内容を更新するための
会議に急遽出席することになったのですが、
席についてものの数分後には、今月の担当を任されることになっていました。
しかし、何せはじめてのことですので、右も左もわかりません。
それに編集後記は名文揃いで、ありがたいことに返信を書いてくださる
方までいらっしゃると耳にしておりましたので、
一体何を書けば相応しいものが提出できるのかと狼狽しておりますと、
内容が何も入ってこないままに会議はどんどん先に進んでいきました。
なんとか正気を取り戻して話に耳を傾けていると、
どうやら、昨今話題の「ChatGPT」についてお話しされている様子です。
ChatGPT、サンフランシスコのOpenAI社が作ったAIチャットボットで、
オリジナルのテキストを生成する人工知能ツールです。
昨年あたりから何やら頻繁に名前を聞くようになった、あれです。
私もよく知りませんでしたがその名前だけはなんとなく覚えていました。
ショートメールやラインと似たようなチャット画面で、
メッセージを送信するようにテキストを書き込むと、
AIが適切な情報を収集し、それを元に生成されたテキストが
返ってくるという仕組みらしいです。
ホームページの制作を担当してくださっているTさんが
目の前で実演をされており、
その情報の幅広いチョイスと日本語としてほとんど違和感のない文章に、
私は舌を巻いてしまいました。
しかもなんと、小説を書くというような創作もできるらしいのです。
しかし、さらに驚くべきことに、このChatGPTは、
この瞬間私を悩ませていた問題、
つまり編集後記に何を書けばいいのか皆目見当がつかないという問題に
対しての助け舟でもあったのです。
何を書けばいいのか?書く?文章を書く…?テキストを書く…?
そうです、今まさに議題に上がっているこのChatGPT、
人工知能ツールがすること、それは「テキストを生成する」こと。
それはつまり文章を書くことでした。
書くことが思いつかないのなら、ChatGPTに
何か書いてもらえばいいんじゃないか。
そのひらめきと同時に、ふと脳裏に数ヶ月前に新聞で読んだ
記事が思い浮かびました。
それは確かサンキュータツオ(芸人)の連載だったと思いますが、
俳句を生成するAIについて、AI研究者と俳人が対談している
本の書評のようなものでした。
俳句、いいんじゃないか?そして、なんといっても
俳句には季語があります。
編集後記のバックナンバーをいくつか読んだのですが、
ほとんどが時節について触れるところからはじめられていました。
前回は弊社の中嶋が節分の日にキンパをほおばっていましたね。
それに俳句といえば「カメラアイ」なんだと何かで読んだことがあります。
短歌は人間の主観的、心情的な要素が強いんだけれども、
俳句はもっと非人間的に写真を撮るように瞬間を写しとっていく。
そう、何を隠そう、この会議がはじまる少し前まで、僕は製品の写真を
ぱしゃぱしゃと撮って寸法を測定する画像測定器を使っていました。
何かしらの運命めいたものを感じます。
ChatGPTに季節に合わせた俳句を詠んでもらって、
それをこねくり回してみる、そうしましょう。
さっそく、家に帰ってパソコンを開き、「ChatGPT」と検索します。
OpenAIのサイトが出てきて、メールアドレスと電話番号を登録すれば、
すぐに使えるようになりました。さて、何を尋ねてみようか…。
寄り道はせず、単刀直入に私は本題を切り出すことにしました。
「俳句を書いて」
”季節はずれ
梅の花咲き誇る
冬の陽”
字余り…字足らず…?ここで絶望的なことに気がつきましたが、
自分には俳句の知識がほとんどありませんでした。
俳人と聞いて思いつくのは松尾芭蕉くらいです。
しかし、やると決めたのですから、
できる限りのコメントをするほかありません。
ある陽気のいい冬の日、季節はずれの梅の花が咲いている
様子を切り取っている。寒梅というやつでしょうか。
確かに、そこには切り取るべきギャップがあります。
そこに反応するのは極めて人間らしい
視線だと考えてもいいかもしれません。
しかし、俳句と言えば五七五だと思っている
私としては戸惑いを隠せません。
5+7+5で17音が基本でしょう。
このChatGPTの句は6+10+4で20音もあります。
字余りや字足らずというテクニックは一応知ってはいましたが、
いきなり3音も余らせてくるとは思いませんでした。
なんなら、5も7もありません。
ChatGPTは世間をざわつかせているその革新性と同様に、
創作の面でもアバンギャルドな姿勢なのかもしれません。
さらに詠んでもらいます。
「俳句を詠んで」
”いいですね!では、こちらの俳句をお詠みします:
春の光
花々が輝く
風のにおい
Translation:
Springtime light
Flowers shining bright
Scent carried on the wind
この俳句は、春の訪れを感じさせる、
明るく爽やかなイメージを表現しています。
風に乗って花の香りが運ばれてくる様子が描かれ、
自然の美しさが感じられる俳句です。”
乗り気になってきたようです。
先ほどは何の無駄口もなく、ただ俳句を一つ返してくれただけでしたが、
今回はコメントや解説、英訳までつけてくれています。
質問は変えていないのに。なかなか気分屋な感じがします。
それに、特に注文はしていないのに、冬から春にかけての何かしら
ポジティブな雰囲気の充満した句を書いてくれます。
編集後記に載せるなら春に向かう明るい句にしようと考えていたので、
まるでこちらの気持ちを鑑みてくれているようです。
ある春の日、陽光に照らされて瑞々しい花々が輝いている、
視覚が喜んでいます。
そしてそこに爽やかな風が吹き抜けていく、触覚が喜んでいます。
その風は春の陽光の、それに照らされる花々の匂いを柔らかく
巻き上げていく、嗅覚が喜んでいます。
なんと二句目にして、五感のうち三つに働きかけてくれる
素敵な作品が飛び出しました。
しかし…すでにお察しの通り、やはりここでも字余りです…6+9+6で21音
戸惑っていた私を嘲笑うかのように、先ほどの3音を超えて
4音も余らせてきました。
もちろん5も7もありません。
アバンギャルドな姿勢は一貫しているようです。
何かそこにも人間味を感じてしまいます。
今回はこの辺りで失礼いたします。次にお目にかかかれるのは、夏の句を
詠んでもらえるような時期になるでしょうか。
それまでお体に気をつけてお過ごしください。
最後までお付き合いいただき有り難うございます。
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