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【がんばれスポーツショップ】スポーツと算盤

  発行日:2019年10月02日

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セミナー等に参加してくださった方、コンサルティングを受けられた方、
お問い合わせをいただいた方、名刺交換をさせていただいた方など
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  がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!


     2019年10月2日発行         第658号

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●今日のテーマ:スポーツと算盤


こんにちは。

ワン・トゥー・ワンコンサルティングの梅本泰則です。
http://www.121con.jp/

当メールマガジン、

「がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ」は、

スポーツショップの皆様の業績が、より向上することを願って

書かれたものです。

きっとこのメルマガの中には、あなたのお店がかかえている

問題を解決するヒントが隠されていると思います。

どうか気楽にお読みください。

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 スポーツ店専門コンサルタントのページはこちら
   http://www.121con.jp/
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詐欺や窃盗など、金にまつわる事件が

後を絶ちません。

ビジネスでも不正がはびこっています。

楽をして富を得たいからでしょうか。

正しい道が行われないところに

真の富はありません。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■       スポーツと算盤          ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


1.論語と算盤



「論語と算盤」という書物があります。

新一万円札の肖像となる渋沢栄一が書いたものです。

ご存知のように

渋沢栄一は日本資本主義の父と言われています。

明治時代に、今の日本経済の基礎となる500社の

企業を立ち上げた業績は、驚くべきことです。


実はその時代、

道徳と商売は両立しないと言われていました。

簡単に言えば、

道徳心をもってお金を稼ぐのは無理だということです。


しかし渋沢は「論語と算盤」の中で、

その考え方をきっぱりと否定しました。

それどころか、

道徳心の伴わない商売は成功しないとさえ

言っているのです。


では、どうして道徳と商売は両立しないと

思われてきたのでしょうか。

徳川以来、

日本の道徳観は武士道をベースにしてきました。

例えば、

「正義」「廉直」「義侠」「敢為」「義教」「礼譲」

といったもので、これらは今の日本でも生きています。


そして、その道徳観の中には、

武士は「損得勘定」を考えてはいけない、

といったものがありました。

ですから武士は決して商売はしません。


この道徳観は「論語」から出てきたようですが

実は「論語」にはそんなことは書いてありません。

正しい考え方と正しい行いをもって富を得るのは

正しいことだと書いてあります。

さらにいえば、自分の利益だけを考えるのではなく

他人の利益を考えるのが正しい道だとも。


渋沢は、

だからこそ道徳と商売は両立させなければいけないと

訴えています。

江戸時代の人たちはどこで誤解をしたのでしょうか。



2.スポーツと算盤



さて、ここでスポーツのことを考えてみましょう。

日本のスポーツには

武士道の精神が引き継がれていきました。

日本のスポーツは武道がその源ですから、

仕方がない面があります。


武士道においては、

損得勘定を考えてはいけませんでしたから

スポーツで利益を出すのは卑しいことだという感覚が

定着していきました。


ですから、

スポーツとお金は相いれないものと

されてしまったのです。

ここには「論語と算盤」の考え方はありません。

そんな流れが明治以来、脈々と続いていきました。


そのため、

日本最大のスポーツ団体であるプロ野球にしても

利益を出している球団はわずかです。

実業団のようなアマチュアスポーツにいたっては

なおさら利益を考えることはありません。

スポーツで稼ぐのは不道徳だという意識があるからです。


ところが、最近ではその風向きが変わってきました。

国は、

スポーツを利益を生む産業として位置づけたのです。

つまり、

スポーツを通じて金を稼ぐことは正しいことだと

宣言しました。


そのためのスポーツ行政を進めていく方向に

舵を切っています。

まさに「論語と算盤」と同じ考え方です。

いわば「スポーツと算盤」言い換えてもいいでしょう。

素晴らしいことですね。


そして今まで、スポーツで必死に稼いできたのは、

スポーツ用品業界です。

いよいよスポーツ用品業界の出番と言ってもいいでしょう。

なぜなら、業界の人たちは稼ぎ方を知っているからです。

そして、経営経験の豊富な人材をたくさん抱えています。

さらには、

スポーツそのものに精通しているではありませんか。

そんな人材を、

スポーツ産業界は積極的に活用するべきです。



3.求められる人材



とはいえ、考えなければいけないことがあります。

渋沢栄一は、次のようなことも言いました。


正しい徳を身につけた人だけが良い経営者になれる。

そして、得られた利益を社会の発展に活かしてこそ、

会社の存在意義がある。


そうした経営者や企業でなければ、

この出番にふさわしくはありません。


では、「正しい徳」とは何でしょう。

論語にはいろいろな表現が出てきます。

しかし突き詰めれば、

それは「思いやりと誠実さ」ということです。

決してむつかしいことではありません。


また、

「論語と算盤」には利益に関してこう書いてあります。

「金はもともと無心である。

 善用されるのも悪用されるのもそれを使う者の心にある」

ですから、

正しい心をもって正しい行いを心がけよということです。


さて、経営者のあなた。

「徳」について考えていますか。

「正しい行い」とはどんことかと考えているでしょうか。

また、「社会のためになる企業」を目指していますか。

決して自社の利益だけを追求してはいけません。

どうしたら利益を社会に還元できるでしょうか。


こうした考えが、

スポーツ産業を成長させるために必要なことです。

今求められる人材は、

スポーツ業界、スポーツ産業はもとより

日本や世界のためになることを考えられる人ではないかと

思います。


これがまさに「スポーツと算盤」です。

そんなことを「論語と算盤」から教えられました。






■今日のツボ■


・「論語と算盤」は、道徳と商売の両立を唱えている。

・スポーツ産業も「算盤」が求められるようになった。

・スポーツ用品業界には「算盤」に役立つ人材が多くいる。







■編集後記■


いかがでしたか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



地球環境の悪化から、社会貢献に力を尽くす

企業も多くなってきました。

「論語と算盤」の方向に向かっています。






久しぶりに大学時代の仲間が集って

会食をしました。

会場は大学構内のレストラン。

震災で壊れた学舎も新しく復活しています。

学生時代のことが懐かしく思い出されて

その近くを2万歩も歩いてしまいました。







意見、ご感想がありましたら、121con@mbr.nifty.comまで
ご連絡ください。


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【発行元】 ワン・トゥー・ワンコンサルティング
【発行者】 梅本泰則
【URL】 http://www.121con.jp/
【ブログ】 「お客さんが集まる元気なスポーツショップの作り方」
      http://ameblo.jp/121con/
【Eメール】121con@mbr.nifty.com

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